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筑紫駅(ちくしえき)は、福岡県筑紫野市筑紫二丁目にある西日本鉄道天神大牟田線の駅。
駅舎内に乗務所があり、普通列車と急行列車の一部はここで乗務員が交代する。
歴史
- 1924年(大正13年)4月12日 - 駅開業。
- 1945年(昭和20年)8月8日 - 米軍のグラマン機の機銃掃射により当時の筑紫駅舎や運行中の3列車が破壊される(筑紫駅列車空襲事件)。死者は64人、負傷者は100人以上。
- 1948年(昭和23年) - 駅舎改築。
- 1981年(昭和56年)9月25日 - 南側に移転、新駅舎供用開始。
- 1997年(平成9年)9月27日 - 急行停車駅となる。
- 2001年(平成13年)4月1日 - 西口開設、同時にバリアフリー化。
- 2008年(平成20年)5月18日 - ICカードnimoca供用開始。
駅構造
島式ホーム2面4線を有する地上駅で、橋上駅舎を持つ。 改札口とホームの間には車椅子昇降機が階段に併設されている。また、新設された改札口とホームの間はエレベーターで結ばれている。
のりば
1・2 | ■天神大牟田線 | 久留米・柳川・大牟田方面 |
3・4 | ■天神大牟田線 | 二日市・薬院・福岡(天神)方面 |
当駅に隣接して筑紫車両基地があるため、当駅始発・終着の電車が数多く設定されている。 福岡方、大牟田方ともに折り返し用の渡り線がある(福岡方の渡り線を使用した場合、折り返し列車は4番線に入る形になる)。小郡行きと、小郡始発及び一部の花畑始発の急行は普通を補完するため、当駅から小郡駅・花畑駅までの間は各駅に停車する。また、急行の特急待避は行われない。
利用状況
2012年度の1日平均乗降人員は6,048人である。各年度の1日平均乗車および乗降人員は下表のとおり[1]。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
1日平均 乗降人員 |
---|---|---|
2000年 | 3,195 | 6,151 |
2001年 | 3,060 | 5,890 |
2002年 | 3,000 | 5,762 |
2003年 | 2,902 | 5,585 |
2004年 | 2,918 | 5,600 |
2005年 | 2,838 | 5,633 |
2006年 | 2,863 | 5,704 |
2007年 | 2,943 | 5,840 |
2008年 | 2,978 | 5,894 |
2009年 | 2,981 | 5,906 |
2010年 | 3,068 | 6,092 |
2011年 | 3,112 | 6,181 |
2012年 | 6,048 |
駅周辺
筑紫野市の南部に位置する。駅周辺には美咲、筑紫駅前団地、筑紫ヶ丘団地、ちくし台団地と呼ばれる住宅街が広がっている。 急行の停車駅であるが、駅前は閑散としている。
- 筑紫野市立筑紫小学校
- 筑紫野市立筑山中学校
- 筑紫野市役所 筑紫出張所
- 筑紫野幼稚園
- 筑紫野筑紫ヶ丘郵便局
- 国道3号
- 私立福岡常葉高等学校
- 筑紫野市立下見保育所
- マックスバリュくらし館筑紫駅前店
- JR原田駅 - 約2km離れている。
- 福岡銀行筑紫支店は2009年6月22日にJR原田駅近くに移転した。
- JA筑紫ゆめ畑(農産物直売所)
- サンクス筑紫駅前店
接続バス路線
隣の駅
- 西日本鉄道
- ■天神大牟田線
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:西鉄天神大牟田線- ↑ 福岡市統計書 (都市圏の概況) 福岡都市圏の私鉄各駅乗降人員