西元町駅

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西元町駅(にしもとまちえき)は、兵庫県神戸市中央区元町通六丁目にある、阪神電気鉄道(阪神)神戸高速線

概要

当駅を含む前後の区間は第三種鉄道事業者神戸高速鉄道が「東西線」として施設を保有し、阪神が第二種鉄道事業者として営業を行っている。2010年に実施された駅案内板等のリニューアル以後、駅出入口の案内板等には「阪神 神戸高速線 (HANSHIN KOBEKOSOKU LINE) 」と表記されており、神戸高速鉄道については触れられていない。

直通特急の一部(車両の種別表示幕が黄色地のもの)が停車する。

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する地下駅分岐器絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。地下2階のホームは線形が急カーブとなる場所に設置されているため、電車とホームの隙間が比較的広い場所がある。ホームの有効長はおよそ150メートルあり、阪神車より車長が長い近畿日本鉄道(近鉄)の6両編成も停車可能だが、2012年3月20日より休日のみ運転されている新開地始発の奈良行き快速急行は阪神車での運用に限られているため、近鉄車が当駅に停車する運用は存在しない。

改札口は地下1階の東西に各1箇所設置されている。

のりば

ホーム 路線 方向 行先
テンプレート:Nowrap テンプレート:Nowrap 上り 神戸三宮尼崎大阪(梅田)難波奈良方面
テンプレート:Nowrap テンプレート:Nowrap 下り 高速神戸新開地明石姫路
神戸電鉄線新開地のりかえ)方面

※のりば番号は設定されていない。

駅周辺

かつて存在した主な施設
  • 神戸文化ホールシーガルホール - 2005年に閉館した。
  • ホテルシェレナ - 1984年2月まで営業していた三越神戸店の跡地に開業したが、阪神・淡路大震災後は建物が損傷したため営業休止となり、西館はリニューアルされ賃貸マンションになり、本館・東館は解体された。かつては地下道が繋がっていた。

歴史

  • 1968年昭和43年)4月7日 - 神戸高速鉄道の開通と同時に開業する。
  • 1991年平成3年)4月7日 - 山陽特急の停車を取り止める。
  • 1995年(平成7年)
  • 1998年(平成10年)2月15日 - 山陽特急の停車が再開される。なお、この日より設定された直通特急は通過となる。
  • 2001年(平成13年)3月10日 - 当駅および大開駅にも停車する直通特急(高速線内特急扱い)が昼間時に設定される。
  • 2006年(平成18年)10月28日 - S特急の停車を取り止める(山陽特急は引き続き停車)。
  • 2009年(平成21年)3月20日 - 土曜・休日夜間の直通特急増発により、山陽特急の乗り入れがなくなる。
  • 2010年(平成22年)10月1日 - 山陽電気鉄道が当駅を含む区間の第二種鉄道事業を廃止する(列車の乗り入れは継続)。なお、この日までに駅名標は阪神が使用しているデザインに変更された(テンプレート:要出典範囲)。
  • 2014年平成26年)4月1日 - 駅番号導入。

特記事項

  • 自動体外式除細動器 (AED) が設置されている。
  • 三越神戸店が閉店する前は、駅名標に副駅名として括弧書きで「三越前」と表記されていた。
  • 2012年2月下旬頃、阪神各駅に設置されている接近表示器が当駅にも設置された。
  • 神戸高速の駅では初めて公衆無線LANが導入された。利用できるのは阪神の他の駅と同様auソフトバンクモバイルとなっている。

隣の駅

阪神電気鉄道
神戸高速線(神戸高速鉄道東西線)
テンプレート:Color直通特急(A直特)・テンプレート:ColorS特急
通過
テンプレート:Color直通特急(B直特)・テンプレート:Color特急・テンプレート:Color快速急行(土休日3本上りのみ運転)・テンプレート:Colorテンプレート:Color普通
元町駅 (HS 33) - 西元町駅 (HS 34) - 高速神戸駅 (HS 35)
  • A直特は種別幕が赤(直通特急)のものを指す。B直特は種別幕が黄色(直通特急)のものを指し、後者は阪神神戸三宮駅 - 山陽須磨駅間の各駅に停車する。

関連項目

外部リンク

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