山陽電気鉄道本線

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本線(ほんせん)は、兵庫県神戸市長田区西代駅から兵庫県姫路市山陽姫路駅までを結ぶ山陽電気鉄道鉄道路線

神戸と明石・姫路間の都市間輸送を行っている。山陽本線JR神戸線)とは全線で、特に山陽須磨駅 - 山陽明石駅間では完全に並行しており競合状態にある。

路線データ

  • 路線距離:54.7km
  • 軌間1435mm
  • 駅数:43駅(起終点駅含む)
  • 複線区間:全線複線
  • 電化区間:全線電化(直流1500V)
  • 閉塞方式:自動閉塞式
  • 運行管理システム:SANTICS(サンティクス:Sanyo Traffic and Information Control System)
  • 最高速度:110km/h

運行形態

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普通列車と優等列車の組み合わせで構成されている。全長50km超に及ぶ路線ではあるものの、他の私鉄によく見られるような地域ごとの運転本数のばらつきがほとんどなく、日中ではほぼ全線に渡り特急・普通共毎時4本のパターンダイヤが組まれている(ただし山陽須磨駅以東では直通特急に停車駅の差異が生じるほか、普通列車が毎時2本、山陽線内各駅停車となる阪神特急への接続による代替となるなど、若干の崩れが生じる)。

優等列車は、阪神梅田駅 - 山陽姫路駅間に運転されている直通特急が主体で、大半が阪神本線に直通する。また、朝と深夜には特急S特急が運転されている。優等列車のうち直通特急と(山陽)特急は6両編成、S特急は4両編成、普通列車は4両編成もしくは3両編成で運転される。

普通列車は、山陽電鉄から神戸高速線西代駅 - 阪急神戸三宮駅阪神元町駅間)を経て阪急方面は阪急神戸三宮駅まで、阪神方面は阪神神戸三宮駅まで乗り入れる列車が運転されている。また、相互乗り入れを行っている阪神電鉄の車両も直通特急のほかに当線の須磨浦公園駅まで乗り入れる列車が運転されている。阪神からの乗り入れ列車は直通特急をのぞき神戸三宮駅以西の神戸高速線・山陽電鉄線内は各駅に停車する。

1998年2月までは、山陽電鉄の列車が阪急神戸本線六甲駅まで、阪急電鉄の列車が当線の須磨浦公園駅まで乗り入れていたが、阪神電鉄との直通特急運転開始にあわせて乗り入れを中止している。また、かつては普通・特急も阪神大石駅まで乗り入れていたが直通特急の運用開始に伴い営業運転は廃止された。ただし阪神神戸三宮行の列車は一部をのぞき、大石駅まで回送され折り返しが行われる。

2009年3月20日に開通した阪神なんば線によって、これまで神戸高速鉄道を介しての阪神・阪急に加え近畿日本鉄道(近鉄)ともつながった。これにより、当路線で遅延が発生すれば阪神・阪急・近鉄にまで波及し、逆に他社線で遅延が発生すれば当路線に波及するようになったため、湘南新宿ラインを介して広範囲で直通運転を行っている首都圏のJR線や、同じように大阪環状線を介して直通しているJR京都線阪和線大和路線などと同様の問題を抱えることになった。

運行本数

日中1時間あたりの運行本数は以下のようになっている。

日中の運行パターン
駅名

種別
神戸高速線直通 西代 山陽須磨 須磨浦公園 山陽姫路
運行本数 直通特急 阪神梅田 4本
特急 ←阪神梅田 2本  
普通 阪急神戸三宮 2本
  2本

列車種別

阪神電鉄からの乗り入れ列車は「阪神本線」を参照。現行の停車駅は「駅一覧」の節も参照。以下の過去の運行形態や列車の変遷の説明中に阪急三宮・阪神三宮とあるのは現在の神戸三宮である。

直通特急

運行形態の項で記したとおり、終日、阪神梅田駅 - 山陽姫路駅間で運転されている。山陽電鉄線内では昼間時15分ヘッドでの運転。詳細は「直通特急」の項を参照のこと。

特急(山陽特急)

山陽電鉄線内の停車駅パターンは直通特急とほぼ同一だが、阪神本線内は各駅停車となり、大石駅以東には乗り入れない。かつては終日運転されていたが、直通特急の増発により、この種別としての運転は激減している。現在は早朝・深夜に高速神戸駅・東二見駅 - 山陽姫路駅間で運転される。直通特急とは違って、高速長田駅以東は各駅に停車する。なお直通特急でも黄色の種別幕(阪神三宮駅 - 山陽須磨駅間は各駅停車)を掲げた列車は上りのみ神戸高速線内では特急として扱われる。直通特急が運転される前は大開駅西元町駅花隈駅(当時は阪急方面にも特急列車があった)・阪神西灘駅は通過であった。

現在の特急のルーツは戦後1949年4月15日に兵庫駅 - 姫路駅間で運転を再開した2代目特急で(1968年以前は兵庫駅が神戸側のターミナルであった)、設定当初の途中停車駅は戦前と同様長田駅(現・高速長田駅)・明石駅・飾磨駅のわずか3駅のみであった。それでも当時は兵庫駅 - 姫路駅間を約75分と、停車駅が9駅追加された現在より約20分も遅く走っていた(現在は新開地駅 -姫路駅間を12駅停車、約55分で走っている)。その後、車両の高性能化や種別整理に合わせて停車駅の追加と所要時間の短縮が幾度となく繰り返され、現在に至っている。

早朝の下りと深夜の上りに1本ずつ、東二見駅 - 山陽姫路駅間を阪神の車両で運行する山陽特急が存在する。2006年10月改正でいったん廃止されたものの、2012年3月改正で復活した。2006年10月改正までは阪神車には「特急 東二見」表示がなく、東二見駅 - 山陽姫路駅間のみの運行ではあるが「直通特急 東二見」表示を出して運行していたが、2012年3月改正にて阪神車にも「特急 東二見」「特急 姫路」表示が整備されている。

さらに、1991年4月改正までは夜間に阪急三宮発高砂行き(東二見駅以西各駅停車)の特急が運行されていた。のちにS特急となった。(現在は阪急神戸三宮発はすべて普通車)

2009年3月20日のダイヤ改正より月見山駅が直通特急および特急の停車駅となった。また現行の黄色の種別幕を掲げた直通特急は阪神三宮駅 - 山陽須磨駅間が各駅停車となった。一方、土休日夜間の山陽特急が種別幕黄色の直通特急に置き換えられたため、山陽特急としての運転は下りは高速神戸駅以西、上りは東二見駅以西に限定され、阪神三宮発着は消滅した。東二見駅以東で残存する山陽特急は、早朝の高速神戸発山陽姫路行き1本のみで、これは大開駅へ停車しながらも、西代駅・東須磨駅・須磨寺駅を通過する唯一の列車となる。また、土休日の東二見始発の山陽特急には、直通特急同様に荒井駅白浜の宮駅に停車する列車も存在する。

特急(阪神特急)

阪神梅田駅 - 阪神元町駅 - 西代駅 - 須磨浦公園駅(一部東須磨駅で折り返す列車あり)間で運転される。本線内は各駅に停車し、山陽須磨駅で山陽姫路発着の普通と接続する。早朝や夜間には送り込みなどの関係で阪神神戸三宮駅発着の列車も存在する。駅の案内では下りは全区間(神戸高速線内も含む)「普通」で案内される。上りは「特急」で案内されるが、阪神神戸三宮行きに限り「普通」で案内される。

S特急

直通特急・特急より停車駅の多い列車で、下りは深夜に阪神神戸三宮発(土休日の1本は高速神戸発)で山陽姫路行が、上りは朝に山陽姫路(平日のみ)・高砂・東二見発で阪神神戸三宮・山陽須磨行が運転される。1991年4月7日ダイヤ改正で朝ラッシュ時の通勤特急と夜間に運転されていた東二見駅 - 高砂間の各駅に停車する下り特急を統合する形で登場した。特急と比べて停車駅数での格差が大きく、実質的に他社の私鉄における「急行」(または「準特急」)に相当する種別ではあるが、「急行」を名乗らず「特急」の一種とされている理由は前身の「通勤特急」が設定された背景や、過去に運転されていた急行がS特急とは異なる性格の列車であり、なおかつその急行もあくまで運転休止中であることによるものと考えられる(過去に運転されていた急行については急行の節にて後述)。なおS特急の「S」は「Service」「Smart」「Speedy」「Short」等の英単語頭文字から採られたもので、一般公募により付けられた。

停車駅は通勤特急時代から同じであったが、1998年2月15日からは 月見山駅が加わった。2006年10月28日のダイヤ改正で高砂行きだった深夜の下り列車が山陽姫路駅まで延伸、土休日朝に上り列車の設定が行われ、停車駅に西代駅が加わる代わりに神戸高速線(阪神線方面)の西元町駅が通過となった。阪神線内は各駅に停車する。2009年3月20日のダイヤ改正で、阪急三宮発着の列車が廃止となった。以前には大塩始発もあった。

なお、西元町駅と舞子公園駅は、S特急が通過し、直通特急(西元町駅は一部のみ)・特急が停車するため千鳥停車となる。字幕は緑色に白抜きで表示されるが、フォントは他の種別・行き先のように丸ゴシックではなく、オリジナルの書体となっている。側面は編成によって異なり、種別のみ表示している編成がほとんどだが、一部は種別・行先を表示する編成もある。その場合、字幕式は種別がS特、LED式はS特急と表示する(例、阪神三宮行きS特急→(字幕式)S特 阪神三宮、(LED式)S特急 阪神三宮)。字幕式は3000系列の一部、LED式は5000Fのみ。

駅でのLED発車標の表示では、阪急三宮に乗り入れていた時は赤地に白抜き文字(阪急特急と同じ)での表示、神戸高速線では「S」のみ緑文字で「特急」は赤文字、山陽電鉄線内では3色LED表示では緑文字で、フルカラー表示では緑地に白抜き文字で表示される。

普通

各駅に停車する種別。終日、阪神神戸三宮駅・阪急神戸三宮駅 - 山陽姫路駅間で運転。過去には霞ヶ丘駅発着の区間列車や山陽姫路駅から網干線直通も運行されていた。昼間時は山陽須磨駅発着が毎時2本、阪急神戸三宮駅発着が毎時2本、交互に運転され、15分ヘッドとなっている。阪神神戸三宮駅発着の列車はごく一部をのぞき折り返しの都合などで大石駅まで回送されている。1998年までは阪急六甲駅まで、2001年までは大石駅まで定期運転を行っていた。また、主に夕方以降に神戸高速線内での折り返し列車(下りは高速神戸始発、上りは新開地行)も運転され、夜間はこれが主体となる。近年では利用客減の影響からか、3両編成での運用が増えてきている。直通特急が運転される前は阪神西灘駅は通過の時期があった。これは山陽の車両が阪神の車両(ジェットカー)と比べて加速度が低いことが理由として挙げられる。

昼間時間帯は阪急神戸三宮駅始発の場合、高速神戸駅で阪神線からの普通列車のほか、土休日の一部をのぞいて西元町駅・大開駅通過の直通特急からの接続を受ける。阪急神戸三宮行きは霞ヶ丘駅での待避の後、平日は阪急神戸三宮駅まで先着するが、土休日は新開地駅始発の阪急特急に接続する。山陽須磨駅始終着の場合は山陽須磨駅にて、須磨浦公園折り返しの阪神特急からの接続を受ける。

深夜の阪神梅田駅23時20分発須磨行き阪神特急は直通特急用の山陽車で運行される関係上、高速神戸での乗務員交代の際に、方向幕を「普通・須磨」にて運行する。なお山陽須磨駅到着後は東須磨駅まで回送され、翌日朝5時18分発新開地行き普通列車として運行するため、唯一6両編成で運行する普通列車でもある。その他、山陽車両による梅田駅始発の阪神特急と同様、阪神車両による阪神神戸三宮駅始発の山陽普通が平日は朝に4本、土休日は朝に1本(種別表示は特急)ある。

2006年10月28日のダイヤ改正で昼間時の阪急三宮駅発着が再開されたが、逆に2009年3月20日のダイヤ改正では西元町駅・大開駅停車の直通特急が阪神三宮駅 - 山陽須磨駅間が各駅停車に改められたため、平日昼間の4本中2本また土曜休日の昼間時の一部が山陽須磨駅での折り返し運転になり、日中に神戸高速線内まで運転される列車は阪急三宮駅発着のみに、また平日夕ラッシュ時の一部は阪神梅田発の特急(山陽電鉄本線内は各駅に停車)の須磨浦公園行または東須磨行に置き換え(これは阪神側の平日夕ラッシュ時の運転間隔を12分から10分に変更するため)となった。また山陽須磨駅・山陽明石駅での待避がなくなり、霞ヶ丘駅で通過待ちとなる。またこのダイヤ改正で平日の下りに1本だけ明石行の列車が新設された(明石駅到着後は東二見駅まで回送)。

なお、駅構内・車内での案内は長らく「普通車」とされている。ただし、阪急神戸三宮・阪神神戸三宮・元町の各駅では、自動放送においては乗り入れ先の普通列車と区別せず「各駅停車」と呼称する。また、阪急神戸三宮・阪神神戸三宮のLED発車標では単に「普通」と表記しているが、元町駅のLED発車標のみ「山陽普通」と表記して阪神普通と区別している。

休止中の種別

急行

主要集落最寄り駅に停車する種別であったが、沿線の都市化で各駅の利用者数に大きな格差がなくなり、主要駅停車の特急列車と各駅停車の組合せによる連携ダイヤに吸収される形で縮小され、1984年より運転休止となっている。

最末期の停車駅は姫路・飾磨・妻鹿・白浜の宮・大塩・荒井・高砂・別府・東二見・藤江・西新町・明石・西舞子・垂水・須磨以東各駅であった。

種別表示幕は白地に赤文字で「=急=」と表記されているのが特徴だった。なお、2009年3月以降のダイヤにおいては、ラッシュ時間帯のB直特の停車パターンがこれに近いものとなっている。

テンプレート:要出典範囲

過去に存在した種別

直通

1946年4月改正(戦後初のダイヤ改正)で設定された種別。

1948年に全線の架線電圧が1500Vに統一されるまでは、普通列車は電鉄明石駅 - 電鉄兵庫駅間の運行で、明石以西から神戸方面に文字通り「直通」する種別だった。明石以西は「直通」しかなかったため各駅に停車していたが、明石駅以東は西舞子駅・電鉄垂水駅・電鉄須磨駅・西代駅・長田駅のみ停車していた。

1948年4月改正(明石以東の1500V昇圧に伴うダイヤ改正)で、急行と入れ替わる形で消滅した。

朝ラッシュ時の特急・通勤特急

1961年10月改正では、朝ラッシュ時に上りのみ山陽須磨以東各駅停車の特急が設定された。現在のS特急のルーツ。

運行区間は当初東二見駅 - 電鉄兵庫駅間であった。設定当初の停車駅は電鉄明石駅・電鉄須磨駅(当時の特急は舞子公園駅・垂水駅・板宿駅には停車していなかった)と電鉄須磨駅以東の各駅で、電鉄須磨駅で種別を「普通」に変えて運行していた。1968年4月の神戸高速鉄道乗り入れに伴うダイヤ改正で阪神大石駅までの運行となり、同時に垂水駅が停車駅に加えられた。

1984年3月改正では阪神方面への乗り入れがなくなり、代わりに阪急三宮駅まで乗り入れることとなった。同時に東二見駅始発から高砂駅始発に変更され、停車駅も大幅に変更されて高砂駅 - 東二見駅間各駅停車、東二見駅以東は電鉄明石駅・電鉄垂水駅・電鉄須磨駅・高速長田駅以東の各駅に停車という形になった。

1987年12月改正で、停車駅に藤江・霞ヶ丘・滝の茶屋を追加して「通勤特急」に発展的解消を遂げた。この改正では板宿駅が停車駅に加えられ、阪神方面への乗り入れが3年ぶりに復活し、阪急六甲駅・阪神大石駅 - 高砂駅間の運行となった。

1991年4月改正で「高砂行き特急」と統合され「S特急」となった。

高砂行き特急

夜間に下り1本のみ運行されていた特急列車で、東二見駅 - 高砂駅間を各駅停車として運転された。列車種別は特急列車であったが、旅客案内では専ら「高砂行き特急」とされており、時刻表への記載、案内放送など「高砂行き特急」として区別されていた。車両の側面案内装置ではコマ数の関係から[特急|     ]や[特    急]という表示が用いられたのが特徴であった。

1991年4月改正でS特急へ統合される形で消滅した。

大晦日終夜運転

例年、大みそかの終夜運転は須磨浦公園駅 - 阪急神戸三宮駅のみで実施され、それ以外の区間では行わない。ただし例外として、2000年 - 2001年にかけては東二見駅まで実施した。

歴史

明石駅以東は兵庫電気軌道、以西は神戸姫路電気鉄道により開業し、電力会社宇治川電気の下で合併して直通運転を開始した。

この時、元兵庫電気軌道の路線は路面電車扱いで建設された軌道線であり架線電圧は600V、元神戸姫路電気鉄道の路線は当初から普通鉄道で建設され架線電圧は1500V(大阪鉄道に次いで日本で2番目の採用)となっており、車体規格も異なっていたため、直通の実現には「木に竹をつなぐ」様な苦労があった。これに対して宇治川電気では、元兵庫電気軌道の車体規格に合わせた日本初の複電圧車を新造するなどして、直通運転を実現させたのである(詳しくは、山陽電気鉄道700形電車の項目も参照のこと)。

その後、元兵庫電気軌道の規格を拡大させた上で1948年に昇圧を実施し、ようやくスムーズな直通ができるようになった。宇治川電気から山陽電気鉄道が分離したのは、1933年(昭和8年)のことである。

開業以来、電鉄兵庫駅が起点であったが、神戸高速鉄道との直通運転開始を機に、路面電車時代の名残で併用軌道が残っていた電鉄兵庫駅 - 西代駅間が廃止され、西代駅が起点となった。

年表

兵庫電気軌道

  • 1910年(明治43年)3月15日 兵庫電気軌道が兵庫駅 - 須磨駅(現在の山陽須磨駅)間を開業
  • 1912年(明治45年)7月11日 須磨駅 - 一ノ谷駅間が開業
  • 1913年(大正2年)
    • 5月11日 一ノ谷駅 - 塩屋駅(現在の山陽塩屋駅)間が開業
    • 7月9日 敦盛塚駅 - 東塩屋駅間に(臨)境浜海水浴駅開業
  • 1917年(大正6年)4月12日 塩屋駅 - 明石駅(明石港近くにあった)間が開業し、電鉄兵庫駅 - 明石駅間全通。大手駅を須磨東口駅に改称し、新たに板宿駅 - 須磨東口駅間に大手駅が開業。須磨駅を須磨駅前駅に改称
  • 1921年 - 1923年 大開通駅 - 長田駅間に(臨)長田神社前駅開業。毎月1日・15日のみ停車。廃止日不明[1]

神戸姫路電気鉄道・宇治川電気

  • 1923年(大正12年)8月19日 神戸姫路電気鉄道が明石駅前駅(現在の山陽明石駅) - 姫路駅前駅(現在の山陽姫路駅)間を開業[2]
  • 1924年(大正14年)1月16日 高砂町駅を電鉄高砂駅に、曽根町駅を電鉄曽根駅に、飾磨町駅を電鉄飾磨駅に改称[3]
  • 1927年(昭和2年)
    • 1月1日 宇治川電気が兵庫電気軌道を合併[4]
    • 4月1日 宇治川電気が神戸姫路電気鉄道を合併[5]
    • 12月6日 旧神戸姫路電気鉄道の明石駅前駅を旧兵庫電気軌道の駅に統合
  • 1928年(昭和3年)
    • 8月26日 兵庫駅 - 姫路駅前間直通運転を開始
    • 12月8日 山田駅(現在の西舞子駅) - 大蔵谷駅間線路移設
  • 1931年(昭和6年)12月23日[1] 大蔵谷駅 - 明石駅前駅 - 西新町駅間を新線に切り替え、明石駅前駅を旧神戸姫路電気鉄道の駅の位置に戻す。人丸前駅、遊園地前駅も移転
  • 1932年(昭和7年)12月9日 東塩屋駅 - 東垂水駅間線路移設。敦盛塚駅 - 塩屋駅間の東塩屋駅廃止

山陽電気鉄道

  • 1933年(昭和8年)6月6日 宇治川電気が鉄軌道事業を山陽電気鉄道に分離譲渡
  • 1934年(昭和9年)
    • 9月18日 特急を運転開始。当時の特急停車駅は兵庫・長田・明石・飾磨・姫路
    • 12月19日 明石高女前駅が開業
  • 1935年(昭和10年)8月1日 舞子駅を舞子公園駅に、山田駅を舞子駅に改称
  • 1937年(昭和12年) 舞子駅を西舞子駅に改称
  • 1939年(昭和14年)12月 明石駅前駅 - 明石駅間を廃止
  • 1941年(昭和16年)5月3日 電鉄林崎駅が開業
  • 1943年(昭和18年)11月20日[1] 国鉄との連絡駅である兵庫駅を電鉄兵庫駅、須磨駅前駅を電鉄須磨駅、塩屋駅を電鉄塩屋駅、垂水駅を電鉄垂水駅、明石駅前駅を電鉄明石駅、姫路駅前駅を電鉄姫路駅と、それぞれ「電鉄」を冠した名に改称。電鉄兵庫駅 - 長田駅間の大開通駅を貨物駅に変更。板宿駅 - 須磨東口駅間の大手駅、電鉄須磨駅 - 敦盛塚駅間の一ノ谷駅、電鉄垂水駅 - 歌敷山駅間の五色山駅、人丸前駅 - 電鉄明石駅間の遊園地前駅休止
  • 1944年(昭和19年)
    • 4月1日 須磨東口駅を東須磨駅、江井ヶ島西口駅を西江井ヶ島駅、別府北口駅を電鉄別府駅、亀山御坊駅を電鉄亀山駅に改称
    • 4月20日 特急運転中止
  • 1945年(昭和20年)7月20日 一ノ谷駅 - 電鉄塩屋駅間の敦盛塚駅、西江井ヶ島駅 - 東二見駅間の魚住駅休止
  • 1946年(昭和21年)8月3日 休止中の一ノ谷駅・遊園地前駅・大手駅廃止
  • 1947年(昭和22年)
  • 1948年(昭和23年)
    • (臨)境浜海水浴駅を廃止
    • 3月1日 電鉄須磨駅 - 電鉄明石駅間の架線電圧を600Vから1500Vに昇圧
    • 9月30日 須磨浦公園駅を通年営業化
    • 10月1日 休止中の敦盛塚駅を廃止
    • 10月21日 電鉄兵庫駅 - 電鉄須磨駅間の架線電圧を600Vから1500Vに昇圧し全線の電圧統一
    • 12月14日 大蔵谷駅 - 人丸前駅間の明石高女前駅廃止。大蔵谷駅移転
  • 1949年(昭和24年)4月15日 特急運転再開
  • 1951年(昭和26年)10月1日 休止中の五色山駅廃止
  • 1952年(昭和27年)8月21日 (貨)大開通駅廃止
  • 1957年(昭和32年)9月18日 須磨浦公園駅移転。須磨浦ロープウェイ開業
  • 1961年(昭和36年)10月1日 魚住駅を電鉄魚住駅に改称
  • 1964年(昭和39年)6月1日 歌敷山駅を廃止し、300m東方に霞ヶ丘駅開業
  • 1968年(昭和43年)
    • 4月7日 神戸高速鉄道を経て阪急電鉄・阪神電鉄と相互直通運転開始。電鉄兵庫駅 - 西代駅間が前日限りで廃止
    • 11月23日 中八木駅 - 江井ヶ島駅間で列車衝突事故。電鉄姫路行き普通電車が誤って通過した中八木駅に戻るため、退行中に後続の東二見行き普通電車と衝突。後続電車の運転士死亡、乗客72人負傷。
  • 1974年(昭和49年)12月1日 特急の最高速度を85km/hから90km/hに向上
  • 1978年(昭和53年)12月27日 西代駅 - 電鉄明石駅間を軌道法に基づく軌道から地方鉄道法に基づく鉄道に変更(電鉄明石駅以西は開業当初から鉄道)
  • 1984年(昭和59年)
    • 3月25日 特急の最高速度を100km/hに向上(電鉄明石駅 - 高砂駅間、飾磨駅 - 電鉄姫路駅間)。急行を運転休止
    • 5月5日 阪急六甲駅構内で阪急特急列車との衝突事故発生
  • 1985年(昭和60年)4月22日 須磨寺駅 - 月見山駅間で阪神梅田行きの阪神電車が脱線。脱線した車両は構造上の欠陥が見つかりそのまま廃車
  • 1987年(昭和62年)12月13日 電鉄高砂駅 - 電鉄飾磨駅間における特急の最高速度を100km/hに向上し、板宿駅を特急停車駅とする。通勤特急の運転開始
  • 1991年(平成3年)
    • 4月3日 明石市内連続立体化工事による高架化完成。電鉄明石駅・人丸前駅が高架化
    • 4月7日
      • 一部の特急で6両編成化、通勤特急をS特急として運転開始。網干線直通列車廃止
      • 電鉄須磨駅・電鉄塩屋駅・電鉄垂水駅・電鉄明石駅・電鉄魚住駅・電鉄曽根駅・電鉄姫路駅を「山陽 - 駅」に改称
      • 電鉄別府駅・電鉄高砂駅・電鉄飾磨駅・電鉄亀山駅をそれぞれ別府駅・高砂駅・飾磨駅・亀山駅に改称。電鉄が外れたのは、別府鉄道高砂線廃線による
      • 電鉄林崎駅を林崎松江海岸駅に、本荘駅を播磨町駅に改称
      • 特急の最高速度を東二見駅 - 高砂駅間で110km/hに、舞子公園駅 - 山陽明石駅間で105km/hに向上
      • 特急は西元町駅・花隈駅・大開駅を通過、西灘駅(阪神本線)は山陽車の全列車が通過
  • 1995年(平成7年)
    • 1月17日 阪神・淡路大震災で全線不通
    • 1月18日 山陽明石駅 - 山陽姫路駅間運転再開
    • 1月27日 霞ヶ丘駅 - 山陽明石駅間運転再開
    • 1月30日 滝の茶屋駅 - 霞ヶ丘駅間運転再開。翌日に姫路駅 - 滝の茶屋駅間での特急の運転再開
    • 2月21日 東須磨駅 - 須磨寺駅間運転再開
    • 3月24日 板宿駅 - 東須磨駅間運転再開。板宿駅は地下駅・下り線を使用
    • 4月9日 須磨寺駅 - 山陽須磨駅間運転再開
    • 4月19日 山陽須磨駅 - 須磨浦公園駅間運転再開
    • 6月16日 須磨浦公園駅 - 滝の茶屋駅間運転再開
    • 6月18日 西代駅 - 板宿駅間が地下線として復旧し全線開通(ただし神戸高速鉄道東西線の高速長田駅 - 新開地駅間が未復旧のために高速長田駅での折り返し運転)
    • 8月13日 神戸高速鉄道東西線の高速長田駅 - 新開地駅間が復旧、同時に阪神・阪急との相互直通が再開(ただし大開駅については甚大な被害を受けたために1996年1月17日まで通過扱い)
  • 1998年(平成10年)2月15日 阪急電鉄との相互直通運転を中止。阪神梅田駅 - 山陽姫路駅間を結ぶ直通特急を運転開始。同時に乗り入れていた山陽電鉄の普通・特急の阪急六甲駅乗り入れを中止
  • 2001年(平成13年)3月10日 阪神三宮駅以東の乗り入れ列車は直通特急のみになる。ただし阪神三宮駅発着の列車は阪神大石駅までは回送運転とする。また、月見山駅がS特急の停車駅となる
  • 2004年(平成16年)8月21日 西二見駅が開業
  • 2006年(平成18年)
    • 3月26日 山陽姫路駅改良工事および山陽姫路駅 - 手柄駅間線路切替工事のため、同区間が終日運休、山陽電鉄バスによる代替輸送が行われた。特急・直通特急は、飾磨止めになった午前中の下り1本を除くすべてが手柄駅で折り返しとなる
    • 10月28日 深夜の下り列車が姫路駅まで延長、S特急の停車駅を変更。西代駅に停車する代わりに、西元町駅は通過となる
  • 2011年(平成23年)3月1日 駅構内の喫煙コーナーを廃止し、駅構内を全面禁煙化

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  • 2013年(平成25年)2月12日 荒井駅付近で踏切障害による脱線事故が発生し、列車の運転士と乗客14人、トラックの運転手が重軽傷を負った[6]。東二見駅 - 飾磨駅間が運転見合わせとなる。翌日も高砂駅 - 大塩駅間が運休となった[7]が、同年2月14日の始発より通常運行に戻った。
  • 2014年(平成26年)4月1日:全駅に駅ナンバリングを導入予定[8]

駅一覧

  • 全駅兵庫県に所在。
  • 直通特急以外の列車は神戸高速線内各駅に停車。直通特急の神戸高速線・阪神本線内の停車駅は「直通特急 (阪神・山陽)」を参照。
  • 接続路線の () 内の英数字はその路線の駅の駅番号を表す。
  • 退避可能駅は、東須磨、須磨、霞ヶ丘、明石、藤江(上りのみ)、東二見、高砂、大塩
  • 山陽電鉄本線の駅番号は2014年4月1日より導入[8]。西代駅は阪神の駅番号も付与される。
凡例
●:停車、▲:一部の列車が停車、|:通過、∥:他線経由
特急:早朝・深夜のみ(土休日は一部夕方にも)運転、高速神戸 - 東二見間は下りのみの運転
普通列車は省略:各駅に停車
※なお、この表以外にもイベントなどで直通特急・特急が臨時停車することがある
(例:元日・観桜などで須磨浦公園駅、灘のけんか祭り開催時に白浜の宮駅に直通特急が臨時停車など)
駅番号 駅名 駅間営業キロ 累計営業キロ 阪神特急 S特急 直通特急 特急 接続路線 所在地
直通運転区間 阪神電気鉄道神戸高速線経由
○普通…阪急神戸三宮駅阪神神戸三宮駅まで
○阪神特急・直通特急…阪神本線梅田駅まで
○S特急…阪神神戸三宮駅まで
○特急…高速神戸駅まで
SY 01
HS 39
西代駅 - 0.0 阪神電気鉄道:神戸高速線(直通運転:上記参照) 神戸市
長田区
SY 02 板宿駅 1.0 1.0 神戸市営地下鉄13px 西神・山手線 (S10) 神戸市
須磨区
SY 03 東須磨駅 0.8 1.8  
SY 04 月見山駅 0.8 2.6  
SY 05 須磨寺駅 0.7 3.3  
SY 06 山陽須磨駅 0.4 3.7 西日本旅客鉄道山陽本線JR神戸線)(須磨駅
SY 07 須磨浦公園駅 1.4 5.1 須磨浦ロープウェイ
SY 08 山陽塩屋駅 1.7 6.8   西日本旅客鉄道:山陽本線(JR神戸線)(塩屋駅 神戸市
垂水区
SY 09 滝の茶屋駅 1.0 7.8    
SY 10 東垂水駅 0.8 8.6    
SY 11 山陽垂水駅 1.0 9.6   西日本旅客鉄道:山陽本線(JR神戸線)(垂水駅
SY 12 霞ヶ丘駅 1.1 10.7    
SY 13 舞子公園駅 0.8 11.5   西日本旅客鉄道:山陽本線(JR神戸線)(舞子駅
SY 14 西舞子駅 0.9 12.4    
SY 15 大蔵谷駅 1.9 14.3     明石市
SY 16 人丸前駅 0.6 14.9    
SY 17 山陽明石駅 0.8 15.7   西日本旅客鉄道:山陽本線(JR神戸線)(明石駅
SY 18 西新町駅 1.2 16.9    
SY 19 林崎松江海岸駅 1.5 18.4    
SY 20 藤江駅 2.0 20.4    
SY 21 中八木駅 1.4 21.8    
SY 22 江井ヶ島駅 1.7 23.5    
SY 23 西江井ヶ島駅 1.4 24.9    
SY 24 山陽魚住駅 0.7 25.6    
SY 25 東二見駅 1.7 27.3    
SY 26 西二見駅 1.3 28.6    
SY 27 播磨町駅 1.3 29.9     加古郡
播磨町
SY 28 別府駅 2.3 32.2     加古川市
SY 29 浜の宮駅 1.9 34.1    
SY 30 尾上の松駅 1.4 35.5    
SY 31 高砂駅 1.8 37.3     高砂市
SY 32 荒井駅 1.2 38.5    
SY 33 伊保駅 1.2 39.7    
SY 34 山陽曽根駅 1.6 41.3    
SY 35 大塩駅 1.5 42.8     姫路市
SY 36 的形駅 1.4 44.2    
SY 37 八家駅 2.0 46.2    
SY 38 白浜の宮駅 1.4 47.6    
SY 39 妻鹿駅 1.4 49.0    
SY 40 飾磨駅 1.9 50.9   山陽電気鉄道:網干線
SY 41 亀山駅 1.4 52.3    
SY 42 手柄駅 1.1 53.4    
SY 43 山陽姫路駅 1.3 54.7   西日本旅客鉄道:山陽新幹線・山陽本線(JR神戸線)・播但線姫新線姫路駅

廃駅

  • 電鉄兵庫駅 - 1968年4月7日廃止
  • 大開通駅(兵庫駅 - 長田駅間) - 1943年11月20日休止、1952年8月21日廃止
  • 長田神社前駅(大開通駅 - 長田駅間) - 1921年-1923年開業、廃止日不明
  • 長田駅(兵庫駅 - 西代駅間) - 1968年4月7日廃止
  • 一ノ谷駅(山陽須磨駅 - 敦盛塚駅間) - 1943年11月20日休止、1946年8月3日廃止
  • 敦盛塚駅(一ノ谷駅 - 境浜駅間、須磨浦公園駅付近) - 1945年7月20日休止、1948年10月1日廃止
  • 境浜駅(敦盛塚駅 - 東塩屋駅間) -
  • 東塩屋駅(境浜駅 - 山陽塩屋駅間) - 1932年12月9日廃止
  • 山陽塩屋駅(仮駅) - 震災時の仮駅として1995年6月16日から1996年3月11日まで営業。
  • 五色山駅(山陽垂水駅 - 歌敷山駅間、霞ヶ丘駅付近) - 1943年11月20日休止、1951年10月1日廃止
  • 歌敷山駅(霞ヶ丘駅 - 舞子公園駅間) - 1964年6月1日廃止
  • 明石高女前駅(大蔵谷駅 - 人丸前駅間) - 1948年12月14日廃止
  • 遊園地前駅(人丸前駅 - 山陽明石駅間) - 1943年11月20日休止、1946年8月3日廃止
  • 明石駅(国鉄・JRの明石駅とは別の駅で、山陽明石駅の南方、ジェノバライン明石港付近) - 1939年12月廃止

脚注および参考文献

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関連項目

  • 1.0 1.1 1.2 日本鉄道旅行地図帳』pp. 54-55
  • 「地方鉄道運輸開始」『官報』1923年8月23日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  • 「地方鉄道駅名改称」『官報』1924年2月6日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  • 『鉄道統計資料. 昭和元年』(国立国会図書館近代デジタルライブラリー)
  • 『鉄道統計資料. 昭和2年』(国立国会図書館近代デジタルライブラリー)
  • 特急とトラック衝突、2両が脱線…重軽傷16人 - 読売新聞、2013年2月12日
  • 現場踏切で遮断棒折損3年で6件 山陽電鉄「特に危険という認識ない」 産経ニュースwest 2012年2月13日11:46配信 配信日に閲覧
  • 8.0 8.1 テンプレート:PDFlink - 山陽電気鉄道、2014年2月7日