桜川駅 (大阪府)

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桜川駅(さくらがわえき)は、大阪府大阪市浪速区にある大阪市営地下鉄阪神電気鉄道。大阪市営地下鉄における駅番号S15、阪神電気鉄道における駅番号はHS 42

所在地は大阪市営地下鉄が桜川二丁目、阪神電気鉄道が幸町二丁目である。

利用可能な鉄道路線

駅構造

大阪市交通局

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テンプレート:UKrail-header2テンプレート:BS-tableテンプレート:BS-colspan西長堀駅テンプレート:BS2textテンプレート:BS2テンプレート:BS2テンプレート:BS2テンプレート:BS2テンプレート:BS2テンプレート:BS-colspan難波駅

|} 地下鉄千日前線は汐見橋交差点直下で方角を変えるため、桜川駅は汐見橋交差点よりかなり東、桜川2交差点と幸町1交差点の中間辺りに建設された。したがって、汐見橋交差点の南西角にある南海電気鉄道高野線(汐見橋線)汐見橋駅からはかなり離れている。建設当時、すでに阪神西大阪延伸線の計画があったため、その用地の空間を確保するために道路(千日前通)の地中北側寄りに建設された。

島式ホーム1面2線を有する地下駅。改札口は東西1か所ずつ設けられており、阪神なんば線とは地下通路で連絡。当駅の前後は阪神なんば線との並走区間となっており、鶴橋駅までの各駅に行く場合は千日前線の方が運賃面で優位に立っている。

当駅は難波管区駅に所属しており、同管区駅長が、当駅と西長堀駅を管轄する。

PiTaPaスルッとKANSAI対応各種カードの利用が可能である(相互利用が可能なIC乗車券PiTaPaの項を参照)。

のりば

地下鉄桜川駅プラットホーム
ホーム 路線 行先
1 テンプレート:Color千日前線 なんば鶴橋南巽方面
2 テンプレート:Color千日前線 阿波座野田阪神方面

テンプレート:-

阪神電気鉄道

テンプレート:駅情報

テンプレート:UKrail-header2テンプレート:BS-tableテンプレート:BS-colspan大阪難波駅テンプレート:BS3textテンプレート:BS3テンプレート:BS3テンプレート:BS3テンプレート:BS3テンプレート:BS4テンプレート:BS4テンプレート:BS4テンプレート:BS4テンプレート:BS4テンプレート:BS3テンプレート:BS-colspanドーム前駅
出典 『鉄道ジャーナル』
2009年6月号より

|} 島式ホーム1面2線を有する地下駅。ホーム有効長は21m級の近畿日本鉄道車両10両編成に対応する。駅舎のデザインテーマは「新たなゲート」。地下鉄の駅とは4番通路から、南海汐見橋駅へは1番通路から連絡する。汐見橋交差点にある4か所の出入口には全てエレベーターが設置され、南海汐見橋駅に連絡する1番通路にはエスカレーターも設置されている。

ホームの壁は上下でデザインが異なる。1番線は灰色・銀色で、2番線は白色・ベージュ色が使用されている[1]

計画段階の仮称は「汐見橋駅」で、乗り換えも大阪市交通局桜川駅より南海汐見橋駅の方が便利だが、地下鉄との接続を重視して桜川の名を採用した[2]

阪神なんば線開通時、大阪難波駅の西側にあった引き上げ線3線のうち、両端の2線が阪神なんば線の本線となった。そのため、奈良方面からの折り返しに支障が出るため、残る2本は当駅付近に移転した。近鉄の車両は、同駅の西側に残る1線と合わせ、当駅でも折り返す形で運用される。そのため、当駅にも阪神直通非対応の近鉄一般車や特急車が入線する。大阪難波駅終着の近鉄列車(阪神車両で運用される場合を含む)は当駅にも停車するものの客扱いは行わず、西側の引き上げ線に入る。

また、近鉄と阪神の乗務員交代は当駅で行われ、列車番号も変わる。このため大阪難波駅と当駅間は営業上は阪神の扱いで、運行上は近鉄の扱いとなる。保安装置は近鉄仕様のものが設置されており、当駅西方の分岐器付近にある架線には、デッドセクションも設置されている。列車によって(早朝・深夜が中心)は当駅に長時間停車する列車もある。なお、当駅始発・終着の列車は開業時点では設定されていない。運転士用の停止位置目標は尼崎方面は近鉄仕様のものが、大阪難波方面は阪神仕様のものが設置されている。ホームは次々と到着する営業列車や近鉄の折り返し列車に合わせて、交代するための乗務員が待機する姿や、交代後の乗務員が控え室に向かう姿が常に見られる。

発車メロディが使用されており、元町駅と同じく予告用のみが流れる。大阪難波方面はこのメロディとアナウンスのあとに近鉄の信号扱所による出発承認合図の点灯と、ブザーが鳴る。ただし、近鉄の回送列車の場合は出発承認合図の点灯と、アナウンスとブザーだけが鳴る。

尼崎方面からの列車では「地下鉄千日前線」への乗り換え案内があるが、奈良方面からの列車では省略されている。

のりば

阪神桜川駅プラットホーム
ホーム 路線 方向 行先
1 テンプレート:Color阪神なんば線 上り 難波奈良方面
2 テンプレート:Color阪神なんば線 下り 尼崎神戸(三宮)明石姫路方面

テンプレート:Triple image


駅周辺

バス路線

最寄り停留所は地下鉄桜川幸町一丁目となる。以下の路線が乗り入れ、大阪市交通局により運行されている。

地下鉄桜川・幸町一丁目両方の停留所に停車する路線

地下鉄桜川停留所のみ停車する路線

  • 55号系統:土佐堀二丁目・福島西通経由 大阪駅前行/大浪橋・大正区役所前経由 鶴町四丁目行

幸町一丁目停留所のみ停車する路線

利用状況

  • 阪神電気鉄道 - 2012年度の1日平均乗降人員3,831人である。
  • 大阪市営地下鉄 - 2012年11月13日に実施された交通調査によると、乗降人員は13,313人(乗車人員:6,834人、降車人員:6,479人)である[3]
    阪神なんば線が開業した2009年以降も、地下鉄の利用者数はさほど減少していない。

各年度の1日乗車・乗降人員数は下表のとおり。

  • 阪神のデータは1日平均乗降・乗車人員である。
  • 大阪市営地下鉄のデータは交通調査に基づく特定の1日の乗降・乗車人員である。
年度 大阪市営地下鉄 阪神電気鉄道 出典
乗降人員 乗車人員 乗降人員 乗車人員
1995年(平成テンプレート:07年) 15,398 7,935



[4]
1996年(平成テンプレート:08年) - [5]
1997年(平成テンプレート:09年) - [6]
1998年(平成10年) 13,571 6,914 [7]
1999年(平成11年) - [8]
2000年(平成12年) - [9]
2001年(平成13年) - [10]
2002年(平成14年) - [11]
2003年(平成15年) - [12]
2004年(平成16年) - [13]
2005年(平成17年) - [14]
2006年(平成18年) - [15]
2007年(平成19年) 13,362 6,749 [16]
2008年(平成20年) 13,747 6,965 [17]
2009年(平成21年) 12,903 6,599 2,553 1,282 [18]
2010年(平成22年) 12,212 6,237 3,104 1,516 [19]
2011年(平成23年) 12,331 6,278 3,123 1,525 [20]
2012年(平成24年) 13,313 6,834 3,831 1,842 [21]

歴史

駅名の由来

大坂城下の幸町と西成郡難波村との間を流れていた「桜川」に由来する。幸町が堀江新地33町のうちに数えられることから、桜川も堀江川と同時期の1698年元禄11年)頃の開削とされている。桜川は湊町の西で道頓堀川から分岐して木津川へと流れる堀川であったが、1914年大正3年)頃に大阪市電九条高津線の敷設に伴い埋立てられ、現在は千日前通の一部となっている。

隣の駅

大阪市営地下鉄
テンプレート:Color千日前線
西長堀駅 (S14) - 桜川駅 (S15) - 難波駅 (S16)
  • ()内は駅番号を示す。
阪神電気鉄道
テンプレート:Color阪神なんば線
テンプレート:Color快速急行・テンプレート:Color準急・テンプレート:Color区間準急・テンプレート:Color普通
ドーム前駅 (HS 43) - 桜川駅 (HS 42) - 大阪難波駅 (HS 41)

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

関連項目

外部リンク

テンプレート:Sister

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  1. 阪神なんば線サイトより 駅のデザイン秘話 3 桜川駅より
  2. [http://www.hanshin.co.jp/company/press/pdf/20070809.pdf 平成19年8月9日 阪神電気鉄道株式会社 西大阪線及び西大阪延伸線の路線名を「阪神なんば線」に決定しました  あわせて新設する3駅の駅名も決定] - 阪神電気鉄道
  3. 路線別駅別乗降人員 2012年11月13日
  4. テンプレート:PDFlink
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  19. テンプレート:PDFlink
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  21. テンプレート:PDFlink