当別町

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テンプレート:Infobox 当別町(とうべつちょう)は、北海道石狩振興局管内北部にある町。トウベツはアイヌ語で沼から来る川を意味し、当別川を指した。札幌市都心から15〜25kmと至近である。自然豊かな町で、生花、米の生産が盛ん。北海道医療大学と提携して、「当別町二万人歯の健康プロジェクト」を推進するなどの活動も行っている。

地理

石狩支庁管区の北部に位置し、町域は南北に細長い。青山ダムから石狩川の支流である当別川が南下する。1990年9月より、『道民の森』が実現。

南部は石狩川に通ずる平野地帯で、人口の多くはここにある。市街地はJR札沼線(学園都市線)と当別川の交わる石狩当別駅周辺に集中しており、その他の地域は田園風景が広がる。しかし札幌寄りの石狩太美駅周辺も、緑豊かな街並の住宅街・スウェーデンヒルズが作られるなど開発が始まっている。

隣接している自治体・行政区

石狩振興局

空知総合振興局

人口

テンプレート:人口統計

沿革

姉妹都市・提携都市

経済

基幹産業は農業(稲作、花卉栽培)、林業。石狩支庁で米の生産量が最も多い。札幌市に近い南部の西当別近郊はベッドタウンとしても発達している。

立地企業

  • 株式会社ロイズコンフェクト ふと美工場
  • 株式会社玄米酵素工場
  • 有限会社 浅野農場
  • 株式会社ハートランド
  • 有限会社むつみ屋
  • 有限会社 よくばりコッコ

商工会

農協

  • 北石狩農業協同組合(JA北いしかり)本所 西当別支所

郵便局

  • 当別郵便局(集配局):当別町市街地・金沢・青山地区
  • 太美郵便局(集配局):太美・高岡地区

※ビトエ中島地区は篠路郵便局(札幌市北区)が集配エリアとなっている。

宅配便

銀行

信用金庫

公共機関

警察

  • 北警察署
    • 当別交番
    • 中小屋駐在所
    • 太美駐在所

消防

航空自衛隊

土木

  • 札幌土木現業所
    • 当別出張所
    • 当別ダム建設事務所
  • 札幌開発建設部
    • 札幌道路事務所当別分庁舎
    • 篠路地域農業施設管理所
  • 当別土地改良区
  • 石狩北部地区農業改良普及センター
  • 北海道石狩森づくりセンター
  • 石狩森林管理署当別森林事務所

教育

私立大学

高等学校

中学校

小学校

幼稚園

  • 当別町立当別幼稚園

閉校した学校

交通

鉄道

町の代表駅である石狩当別駅を境に、南側(石狩太美・札幌駅方面)と北側(中小屋・新十津川駅方面)で性格が大きく分かれる路線である。南側は1934年に札沼南線として桑園駅-石狩当別駅間が開通し、国鉄時代末期の1980年代以降はJR北海道による輸送力強化が進められている。札幌市への通勤・通学のために利用する当別町民も多く、2012年6月には電化工事が完成した。さらに、2012年10月には、新千歳空港駅直通の快速『エアポート』が設定された。一方、北側は1935年に石狩当別駅-浦臼駅の開通により開業したが、1944年から1946年までは第二次世界大戦に伴う不要不急線の対象となって運行が休止され、現在でも南側よりも大幅に少ない列車本数での運行がなされている。ただし、北海道医療大学駅は学生の通学の便宜を図るために札幌駅-石狩当別駅間の列車の一部が延長運転され、前出の電化工事区間にも含まれている。
1949年6月より1955年まで、当別町中心部から青山まで当別町営軌道を運行していた。

バス

かつては北海道中央バスが乗り入れており、町内路線、当別町〜江別市・新篠津村・石狩市札幌市都心部、石狩太美駅栄町駅などのバスを運行していた。撤退後一部路線は町から札幌第一観光バスへの委託路線として引き継がれたが、これらはすべて後に委託先が下段モータースへ移管されている。

タクシー

  • 当別圏エリア
  • タクシー会社
    • ホクセイハイヤー
    • 平ハイヤー

道路

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

エピソード

1978年千葉真一主演ドラマ十字路』で舞台となった[1]。町民と当別町立中小屋小学校の在校生がエキストラで出演し、撮影協力をしている[1]

出身有名人

脚注

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関連項目

外部リンク

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  1. 1.0 1.1 テンプレート:Cite web