江別駅

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ファイル:江別駅.JPG
駅前広場より(2004年6月)
ファイル:Ebetsu eki.jpg
1976年の江別駅と周囲約1.5km範囲。右上の石狩川沿い、左上に王子製紙江別工場、左上方向写真外には北海道電力江別発電所が立ち並んでおり、当駅の札幌側手前(左下)からそれぞれに専用線が分岐している。また、その分岐間には両専用線用の数本の留置線を有する貨物ヤードが設置されている。
駅裏側に4本の貨物用側線とその外側に保線車用側線、駅舎横岩見沢側に貨物ホームと折り返し線を持つ引込線4本を有している。駅舎横の札幌側は王子製紙専用線の折り返し線が伸びて、駅舎側ホームの札幌側が細い島式ホーム状になっている。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成

江別駅(えべつえき)は北海道江別市萩ケ岡にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線。江別市の中心駅。駅番号A09電報略号エツ

駅構造

地上駅で、1面2線の島式ホームと1面1線の単式ホーム、単式ホームの一部を切り欠いた切欠きホーム1線、合計2面4線のホームを有する。ホーム間は跨線橋で連絡する。

のりば番号は駅舎側から4、3、2、1番の順。4番のりばは改札から右手に進んだ頭端式ホームである。当駅折り返しの列車は主に2番のりばか4番のりばから発車する。1番線が上り本線、3番線が下り本線で、上下本線に挟まれた2番線では通過する特急列車を待避することが可能。かつては毎年7月頃の江別やきもの市開催日に一部の特急列車が臨時停車していたが、現在は全て通過している。

かつては、間に中線を1本挟んだ単式と島式の複合ホーム2面3線で、駅舎から近い順に1、2、3番となっていた。王子製紙専用線の廃止に伴って0番ホームが新設され、後に現在のようにホーム番号が振り直された。

当駅から札幌方面に向かう場合、先に発車した列車がそのまま札幌駅まで先着する。区間快速もこの先札幌まで普通列車を追い抜くことはない。

社員配置駅で、みどりの窓口(営業時間5時30分 - 24時00分)、自動券売機自動改札機キヨスクが設置されている。

のりば
1 函館本線 (上り) 札幌手稲小樽方面
2 函館本線 (上り) 札幌・手稲・小樽方面 (待避列車・当駅始発)
(下り) 岩見沢滝川方面 (待避列車)
3 函館本線 (下り) 岩見沢・滝川方面
4 函館本線 (上り) 札幌・手稲・小樽方面 (当駅始発)

利用状況

  • 2011年度の1日平均乗車人員は約3,801人である[1]

駅周辺

かつて江別市役所の最寄り駅であったが、1986年に開業した高砂駅に譲った。

バス路線

ジェイ・アール北海道バス「江別駅前」は駅前バスターミナル、北海道中央バス「江別駅前」の野幌・大麻方面は駅前ロータリー前に停車する。また一部の系統は、駅舎と線路を挟んで反対側の「江別駅南口」停留所に停車する。路線詳細はバス会社記事を参照。

ジェイ・アール北海道バス テンプレート:Main

夕張鉄道(夕鉄バス)

  • 新さっぽろ駅方面
  • あけぼの団地昭光福祉会方面
  • 南幌東町方面
  • 栗山駅夕張(南部)方面
  • 中の月方面
  • 野幌駅南口方面

北海道中央バス テンプレート:Main

  • 札幌ターミナル方面
  • 新さっぽろ駅方面
  • あけぼの団地方面
  • 野幌7丁目方面
  • 大麻西町方面
  • 高砂駅前方面

下段モータース

新篠津村営バス(ニューしのつバス)

かつては駅から200m程度の場所に北海道中央バスの江別ターミナルが設けられていた。廃止され、近接する「江別駅前」停留所と統合された。

歴史

かつては「利尻」・「オホーツク」などの夜行列車「かむい」・「そらち」「なよろ」など札幌を基点とした急行列車が停車していた。

隣の駅

北海道旅客鉄道
函館本線
区間快速「いしかりライナー」
野幌駅 (A07) - 江別駅 (A09) - 豊幌駅 (A10)
普通(札幌駅以西で区間快速となる列車含む)
高砂駅 (A08) - 江別駅 (A09) - 豊幌駅 (A10)

脚注

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関連項目

外部リンク

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  1. 2013年度版 江別市統計書(運輸・通信) JR各駅乗車人員
  2. なお、当時既にデルタ線(Y線)と機関車庫を有していた事が、北海道立図書館 北方資料デジタルライブラリーの幌内鉄道敷地並用地図 第3巻 自札幌至江別 で確認できる。
  3. 北海道炭礦鉄道会社 第二回営業報告。北有社による江別川橋梁新替に伴う線路変更により、地形上不便になっていたためと理由が述べられている。
  4. 北海道炭礦鉄道会社 第十七回営業報告。
  5. 「鐵道省監督局調 地方鐵道軌道一覧 鐵道同士會 昭和7年発行」の復刻版 アテネ書房 1993年発行より。
  6. 「江別火力」半世紀の軌跡 江別発電所記念誌編 平成3年3月発行、P23。建築資材や機械類の搬入は王子製紙の専用線と馬車を使用した。
  7. 札幌工事局70年史 昭和52年3月発行 P689。