河北町

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テンプレート:Infobox 河北町(かほくちょう)は、山形県のほぼ中央部にある人口約2万人の。かつては最上川舟運の紅花の集散地として栄えた。現在は雛とべに花の里で知られる。また、山形県の中で唯一「町」を「ちょう」と読む。

卓球の町として知られ世界チャンピオンを2名輩出している。冷たい肉そばが名物である。

地理

歴史

もともとは、荘園である「寒河江荘」の一部であり、大江氏の流れを汲む寒河江氏によって領されていた。町内には谷地八幡宮・溝延八幡宮が建てられ、寒河江八幡宮とともに「寒河江荘三八幡」と称された。

その後、同じく大江氏の流れを汲む[1]土豪、白鳥氏が領し、居城として「谷地城[2](現三社宮)」が作られた。そこを中心に今の街割が作られたが、最上義光によって白鳥氏は滅ぼされてしまい、その後、最上氏改易まで最上領となった。

最上氏が改易になると谷地城は廃城となり、河北町域は天領新庄藩領に分割統治された。うち新庄藩は谷地市街北部までを領し、北口番所を置いて、現河北町北部と村山市西部を治めた。

行政

経済

かつては、紅花青苧の集積地、最上川舟運の船着場として栄えた。新庄藩の時代は、谷地は「町方」とされ最上川西岸南部支配の代官所が置かれた。「紅花資料館」となっている旧家の大きさ、町でありながら設置されたアーケード街、中心部の大きさなどといった点に、その残影を見ることが出来る。

産業

郵便局

  • 河北郵便局(集配局)
  • 北谷地郵便局
  • 溝延郵便局
  • 西里郵便局
  • 下槙簡易郵便局

金融機関

姉妹都市・提携都市

国内
1991年平成3年)7月6日友好都市提携。(藍染めと紅染めの染め物つながり)
2001年平成13年)1月14日友好都市提携。(同じ町名が縁で)
海外
1993年平成5年)10月20日姉妹都市提携。

地域

人口

テンプレート:人口統計

教育

高等学校
中学校
小学校
社会教育
紅花に関する資料、紅花染め振り袖、各時代の雛人形など、最上川舟運に関する資料を収蔵展示している。
新着図書や本の検索・予約ができる。
職人の道具や昔の農業用具、民具などを展示している。
  • 河北町民体育館

交通

鉄道路線

鉄道については以前、河北町に鉄道を延伸させようとした計画があったが、地主の農家から「所有する田んぼの面積が減る」という理由から猛反対にあって計画が白紙になった為に現在でも町内に鉄道駅は存在しない(かつては奥羽本線神町駅から谷地を結ぶ谷地軌道が1915年から1935年まであった)。その為、鉄道を使うには最寄の寒河江駅さくらんぼ東根駅を使う方法しかない。

最寄りの駅

路線バス

空港

最寄りの空港

道路

観光ほか

山形県内唯一で、しかも入園料無料の動物園。約30種類の動物をいつでも見ることができる。

出身有名人

脚注

  1. 大江氏説、安倍氏 (奥州)説、中条氏説がありはっきりしない。
  2. 弘治年間中条長昌が創建したとされるが、後に断絶した。

関連項目

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外部リンク

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