国道347号

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テンプレート:Pathnav テンプレート:Infobox road 国道347号(こくどう347ごう)は、山形県寒河江市から宮城県大崎市に至る一般国道

概要

歴史

加美町から尾花沢市までの区間は、大野東人の東征の際に開削された古道に由来し、中羽前街道銀山街道(銀山越え)と呼ばれた。

江戸時代に現国道47号仙台出羽街道が整備されるまでは、陸奥国府から出羽国へと向かうメインルートであった。宮城県側の県境付近には仙台藩の軽井沢番所が置かれていた(夏季のみ。冬季は麓の門沢に番所を置いた)。大石田河港から仙台藩領に北前船で運ばれた物資を輸送するルートとして使われ、上方物と呼ばれた着物類、松前物と呼ばれた昆布などの海産物が、このルートを通じて仙台へと運ばれた。

冬期閉鎖区間

  • 鍋越峠
    • 尾花沢市母袋 - 宮城県境(11月中旬 - 4月下旬)
    • 山形県境 - 加美町字宇津野(11月下旬 - 4月下旬)
なお道路整備が進み2016年度より通年通行が行われる予定である。

通過する自治体

主な接続路線

バイパス

  • 長島道路(山形県村山市)
  • 大久保バイパス(山形県村山市)
  • 尾花沢バイパス(山形県尾花沢市)

別名

  • 西部街道・山形蕎麦街道(山形県西村山郡河北町 - 尾花沢市)
  • 母袋街道(尾花沢市 - 宮城県境)
  • 中羽前街道(宮城県)

関連項目

外部リンク

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