国道13号

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テンプレート:Pathnav テンプレート:Infobox road 国道13号(こくどう13ごう)は福島県福島市から秋田県秋田市へ至る一般国道である。

概要

国道13号は、米沢盆地山形盆地新庄盆地横手盆地を縦断する幹線道路であり、山形県と秋田県内陸部の大動脈の役割を持つ。ほぼ全線でJR奥羽本線が並行する。また、福島・山形の両県内では、整備中の東北中央自動車道それに並行する一般国道自動車専用道路が並行する。秋田県内では、東北中央自動車道に並行する一般国道自動車専用道路と秋田自動車道が並行する。

路線データ

  • 陸上距離:306.1 km
  • 起点:福島県福島市杉妻町(舟場町交差点 = 国道4号交点)
福島西道路側:福島県福島市大森(福島県道392号交点)

起点にあたる舟場町交差点の手前には-0.5キロポストが設置されており、これは後にバイパス道路が開通したことにより旧来国道4号に指定されていた現在の奥州街道から東に0.5 km先に国道4号が移動したことにより、同時に国道13号の起点も東に0.5 km先へ移動したその名残であり、現在でも0キロメートルにあたる場所は旧起点の福島市本町(市道・奥州街道交点)である。0キロメートル地点を含む各キロポスト設置場所の変更もなし。

歴史

国道13号は、江戸時代の羽州街道(福島 - 山形 - 秋田 - 青森)の一部に相当する。

  • 1885年明治18年)の内務省告示第6号「國道表」では、羽州街道のうち山形市までが国道39号「東京より山形県に達する路線」(福島まで国道6号(現国道4号)と重複)、秋田市までが国道40号「東京より秋田県に達する路線」、残りの青森市までが国道41号「東京より青森県に達する別路線」となった。
  • 1920年大正9年)施行の旧道路法に基づく路線認定では、旧国道39号、国道40号、国道41号がそのまま国道5号「東京市より青森県庁所在地に達する路線」となった。
  • 1952年昭和27年)12月4日、新道路法に基づく路線指定では、秋田 - 青森間は新潟からの国道7号の一部となり、残りの福島県福島市 - 秋田県秋田市間が一級国道13号となった。1965年4月1日、道路法改正によって一級・二級の別がなくなり一般国道13号となった。
  • 1973年(昭和48年)4月17日、国道4号福島南バイパス全線開通によりそれまで国道4号に指定されていた平和通りが国道13号に指定されるに伴い、起点が本町交差点から東に500m離れた舟場町交差点に変更される。
  • 2004年平成16年)4月1日、終点が秋田市茨島交差点から臨海十字路に変更になった。

重複区間

通過する自治体

接続路線

バイパス

福島県

山形県

秋田県

道路情報ラジオ放送区間

  • 福島市飯坂町平野(米沢方面)
  • 米沢市万世町梓山(福島方面)
  • いずれも栗子峠の登り口に当たる区間であり、主に峠区間の気象・路面・工事情報を伝えている。案内看板はカッコで示した方面のみ設置されているが、逆方向でも当該区域なら聴取できる。

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ギャラリー

有料道路

別名

主な峠

  • 栗子峠(標高620m):福島県福島市 - 山形県米沢市
  • 主寝坂峠(標高313m):山形県最上郡金山町 - 山形県最上郡真室川町
  • 雄勝峠(標高304m):山形県最上郡真室川町 - 秋田県湯沢市

トンネル

※過去には秋田県秋田市に和田トンネルが存在したが、老朽化とバイパス工事のため埋められて廃止された。

道の駅

事前通行規制区間

  • 福島市飯坂町中野字爼石 - 米沢市万世町刈安字赤浜間 連続雨量180mm以上の場合通行止
  • 最上郡金山町外沢 - 最上郡真室川町及位間 連続雨量150mm以上の場合通行止

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関連項目

脚注

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外部リンク

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  1. テンプレート:Cite web