桑原征平粋も甘いも
テンプレート:基礎情報 ラジオ番組 桑原征平 粋も甘いも(くわばらしょうへい すいもあまいも)は、2004年(平成16年)6月からABCラジオ(朝日放送)で放送中の桑原征平の冠番組で、通称「粋甘(すいあま)」。関西テレビのアナウンサーとして全国に名を知られた桑原が、フリーアナウンサーに転身してから初めてレギュラーで出演した番組でもある。
番組開始当初は、毎週月曜日の18:30 - 19:30で生放送。同年10月からは、『ABCパワフルアフタヌーン』枠の番組として、毎週木曜日の13:30 - 15:25で生放送を続けてきた。
2010年(平成22年)4月からは、『ABCパワフルアフタヌーン』枠の再編を機に、放送時間を12:00 - 14:55に変更。従来の木曜日に加えて、毎週水曜日にも放送される。また、2011年(平成23年)4月から半年間は、同枠の他番組とともに放送枠を5分拡大していた(12:00 - 15:00)。ただし、ABCラジオで全国高等学校野球選手権大会の試合を中継する期間中は、基本として放送を休止する。
概要
桑原は、2004年(平成16年)6月に関西テレビ(KTV)を定年で退職したことを機に、大阪芸術大学の客員教授を務めながらフリーアナウンサーとしての活動を始めることになった。そこに注目したABCテレビのスタッフ・石城(いしき)和彦[1](著作権部などを経て2014年6月よりラジオ営業部の課長として『粋甘』に携わる)が、KTV時代に長らく午前中の生放送番組で全国区の知名度を得てきた桑原に、『おはよう朝日 土曜日です』の司会へ就任することを打診。桑原から「退職前から出演が決まっていたテレビ大阪の番組以外は、向こう5年間KTV以外の放送局に出ない」という上層部との約束を理由に拒否されると、ラジオ番組への出演を提案した。後日、石城は当時のラジオ編成局長・川崎宏[2](現在は当番組の制作にも関与するエー・ビー・シーメディアコムの社長)とラジオ制作局長・山上能(元・朝日放送パリ支局長、現在はエー・ビー・シーメディアコム取締役)を同席させたうえで、桑原を説得。その結果、プロ野球のシーズン中という異例の時期ながら、プロ野球中継のない月曜日の夜に当番組の放送を開始した[3]。ちなみに桑原は、KTV在職中の1976年4月から1年間にわたって、ラジオ大阪との交流企画で同局の生ワイド番組『バンザイ!歌謡曲』木曜日のパーソナリティを務めている。
番組タイトルの「粋も甘いも」は、ことわざの「酸いも甘いも噛み分ける」に由来。「酸い」を「粋」に変えたのは、初代プロデューサー・板井昭浩(放送上の通称は「板さん」。現在は朝日放送総合ビジネス局イベント事業部長)のアイデアによる。
開始3ヶ月後の2004年(平成16年)10月には、放送曜日を木曜日に変更したうえで、ラジオのゴールデンタイムに当たる現在の時間帯に放送枠を移した。2013年(平成25年)3月28日(木曜日)の放送までは、戸谷公一(放送上の通称は「戸谷ちゃん」)が長らくプロデューサーを担当。戸谷の担当番組が『上沼恵美子のこころ晴天』になったことを機に、奥川和昭(放送上の通称は「奥ちゃん」)が3代目のプロデューサーを務めている。
当番組では、放送開始当初から、桑原と永田まりが出演。古今東西のニュース・話題・流行現象を、桑原の経験や永田とのやり取りなどを交えながら、独自の視点で紹介している。特に、古き良き昭和の生活・風習などを桑原が語り継ぐコーナー『征平の、私は忘れない』(後述)への人気が高い。また、在阪ラジオ局を対象にした聴取率調査では、当番組の聴取率がベスト10に入っているという[4]。
放送日が年末年始に当たる場合や、高校野球の中継が中止になった場合には、特別版を放送することがある。この場合には、事前に収録した内容を放送するため、放送中にはリスナーからのメッセージを募集しない。
なおABCラジオでは、2010年(平成22年)4月の番組改編において、午前~夕方帯で番組・放送枠の大幅な入れ替えを実施した。その一環として当番組は放送時間・曜日を拡大。新たに始まる水曜日の放送では、改編を機に終了した平日夕方の帯番組『元気イチバン!!芦沢誠です』で長年アシスタントを務めた小川恵理子を、桑原のパートナーに迎えた。他方、木曜日の放送を、「元祖・粋甘」と称するようになっている。
また、2013年(平成25年)1月1日に生放送の新春特別番組『新春スーパーワイド』では、当番組のスタッフが初めて第1部(5:00 - 11:00)の制作を担当。桑原・小川・永田などの出演で、『元旦早々、粋も甘いも 桑原征平です』を放送した(後述)。
出演者
放送日・放送時間
- 2004年6月~9月 毎週月曜日 18:30 - 19:30
- 2004年10月~2010年3月 毎週木曜日 13:30 - 15:25(『ABCパワフルアフタヌーン』枠へ移動)
- 2010年4月~2011年3月 毎週水・木曜日 12:00 - 14:55
- 2011年4月~9月 毎週水・木曜日 12:00 - 15:00(ニッポン放送制作『南野陽子 今日はナンノ日っ!』のネット受けに充てていた後枠を廃止)
- 2011年10月~ 毎週水・木曜日 12:00 - 14:55(14:55 - 15:00でニッポン放送から『本仮屋ユイカ 笑顔のココロエ』のネット受けを実施するため再び短縮)
タイムテーブル
現在
2012年10月時点での内容を基準。時刻は目安。
◎:『ABCパワフルアフタヌーン』枠の共通コーナー
●:放送日が木曜日のみだった時期から継続
『 』内のコーナーは水・木曜日共通(ニュース・交通情報・天気予報・箱番組・◎に該当するコーナーを除く)
12時台
- 12:00 オープニング
- 桑原とパートナー(水曜日は小川、木曜日は永田)による近況報告が中心(#主なコーナー(2011年4月以降)→備考も参照)。トークの最後にメッセージや世相川柳コーナー『征平の、井戸端ニュース! 本日も反省の色なし Part2』(後述)への投稿を、放送終了までメールとFAXで受け付ける。[5]
- 12:20 ABCニュース◎
- 2013年4月に「ABC朝日ニュース」から改題。
- 12:30 『征平の、井戸端ニュース! 本日も反省の色なし』(後述)
- 12:45 ABC交通情報◎
- 12:50 『征平の、井戸端ニュース! 本日も反省の色なし Part2』・リスナーからのメッセージ紹介
13時台
- 13:00
- 水曜日:「粋甘流☆美女と野獣」(後述)
- 木曜日:「テレビ怒りの鉄拳」(後述)
- 13:10 ABCニュース◎
- 13:15 日替わりコーナー(いずれも後述)
- 水曜日:「征平の、じゃあ こうしましょ!」●
- 木曜日:「征平の、コレが来まっせ、来てまっせ」●
- 13:30 『遠き山に陽は落ちて』(後述)
- 13:40 リスナーからのメッセージ紹介・インフォマーシャルなど
- 13:50 ABC交通情報◎
- 13:55 リスナーからのメッセージ紹介
14時台
- 14:00 ABCニュース◎
- 14:05 『はぴねすくらぶラジオショッピング』●(同社の担当者が電話で出演)
- 14:10 日替わりコーナー(いずれも後述)
- 水曜日:「私の通信簿」
- 木曜日:「征平の、私は忘れない」●
- 14:35 思い出のヒットパレード◎
- 14:40 リスナーからのメッセージ紹介・インフォマーシャルなど
- 14:50 ABC天気予報◎
- 当コーナーのみ、気象予報士がスタジオに登場。水曜日は清水とおる(2010年4月7日~、前番組『柴田・桜井・やすとものスラスラ水曜日』からの続投扱い)、木曜日は弓納持仁美(ゆみなもち ひとみ、2009年10月8日~2012年5月31日)[7]→梅本佳奈(2012年6月7日~2014年3月27日)→ 吉田裕一(2014年4月3日~)が担当する。
- 14:55 エンディング
- 『ABCパワフルアフタヌーン』枠の共通企画として、放送内容にちなんだハガキ限定の合言葉プレゼントを実施する。
2010年度下半期(2010年10月~2011年3月)
12時台
- 12:00 オープニング
- 12:20 ABC朝日ニュース◎
- 12:30 『征平の、井戸端ニュース! 本日も反省の色なし』(後述)
- 12:45 ABC交通情報◎
- 12:50 『征平の、井戸端ニュース! 本日も反省の色なし Part2』
13時台
- 13:00
- 水曜日:「粋甘流☆美女と野獣」
- 木曜日:「粋甘流☆美女と野獣」(~2010年12月)→「テレビ怒りの鉄拳」
- 13:10 ABC朝日ニュース◎
- 13:15 日替わりコーナー(いずれも後述)
- 水曜日:「征平の、じゃあ こうしましょ!」●
- 木曜日:「征平の、コレが来まっせ 来てまっせ」●
- 13:30 『遠き山に陽は落ちて』(後述)
- 13:40 リスナーからのメッセージ紹介・インフォマーシャルなど
- 13:50 ABC交通情報◎
- 13:55 リスナーからのメッセージ紹介
14時台
- 14:00 ABC朝日ニュース◎
- 14:05 『はぴねすくらぶラジオショッピング』●
- 14:10 日替わりコーナー
- 水曜日:「私の通信簿」
- 木曜日:「征平の、私は忘れない」●
- 14:25 日本列島ほっと通信◎
- 14:35 きかなきゃ ソング・ソング(後述)◎
- 14:40 ABC天気予報◎
- 14:45 エンディング
2010年度上半期(4月~9月)
- 12:00 オープニング
- 12:20 ABC朝日ニュース◎
- 12:30 『征平の、井戸端ニュース! 本日も反省の色なし』
- 12:45 ABC交通情報◎
- 12:50 『花も嵐も』(後述)
13時台
- 13:00 フリースペース
- 2010年5月頃までは、水曜日に桑原のテレビ番組評「征平の、テレビ怒りの鉄拳」、木曜日に「関西人の常識2010」を放送。以降は、『花も嵐も』の続きに充てられることが多かった。
- 13:10 ABC朝日ニュース◎
- 13:15 日替わりコーナー
- 水曜日:「征平の、じゃあ こうしましょ!」●
- 木曜日:「征平の、コレが来まっせ、来てまっせ」●
- 13:30 『遠き山に陽は落ちて』
- 13:40 リスナーからのメッセージ紹介・インフォマーシャルなど
- 13:50 ABC交通情報◎
- 13:55 リスナーからのメッセージ紹介
14時台
- 14:00 ABC朝日ニュース◎
- 14:05 『はぴねすくらぶラジオショッピング』●
- 14:10 日替わりコーナー
- 水曜日:「恵理子の、私もしゃべりたい」(後述)
- 木曜日:「征平の、私は忘れない」●
- 14:25 日本列島ほっと通信◎
- 14:35 きかなきゃ ソング・ソング◎
- 14:40 ABC天気予報◎
- 14:45 エンディング
2010年4月1日まで(木曜日のみ放送)
13時台
- 13:30 オープニング
- 13:36 「征平の、じゃあ こうしましょ!」
- 13:55 リスナーからのメッセージ紹介
14時台
- 14:00 ABC朝日ニュース◎
- 14:03 インフォマーシャル
- 14:13 「征平の、コレが来まっせ、来てまっせ」
- 14:24 リスナーからのメッセージ紹介
- 14:32 「きかなきゃソング・ソング」◎
- 14:38 ABC天気予報◎
- 14:43 ABC交通情報◎
- 14:45 はぴねすくらぶラジオショッピング◎
- 14:52 「征平の、一筆啓上」
- 2008年10月から始まったコーナー。リスナーから喜怒哀楽にまつわる手紙を募集。毎週1~2通のペースで、桑原と永田が手紙を代読していた。ただし、放送週によっては休止することがあった(理由は不明)。
- 2008年3月までは、この時間帯に「温泉三者面談」を放送。温泉好きを自認する桑原が、全国各地の温泉情報を詳しく語ったことで人気を博した。ただし、「過去に訪れた温泉を語り尽くした」との理由で、同年4月から休止。桑原自身は、機が熟せば当企画を再開する意向を示している。
- 2008年4月から半年間は、大阪樟蔭女子大学の協賛で、「かい枝の挑戦 ただいまアメリカ横断中」を放送。文化庁文化交流使としてアメリカ各地で英語落語を披露していた桂かい枝と、毎週電話をつないで近況などを聞いた。[8]
- 14:57 リスナーからのメッセージ紹介
15時台
- 15:00 ABC朝日ニュース◎
- 15:06 「征平の、私は忘れない」
- 15:20 「キーワードプレゼント」◎
- 毎回の放送内容から、桑原が毎回1つのキーワードを発表。そのキーワードを記入したハガキの郵送を条件に、リスナーから応募を受け付ける。(翌週の当コーナー冒頭で当選者を発表)[9]
- 15:22 エンディング
2008年6月5日までは、森井食品(当時の隔週スポンサー)からのリスナープレゼントコーナー「もり井のふるさと便」を14時過ぎに放送。毎週10名分の当選枠に対して、1,000通を超える応募があった。[10]
主なコーナー(2011年4月以降)
水・木曜に共通のコーナー
- 征平の、井戸端ニュース! 本日も反省の色なし
- 水曜日への放送枠拡大を機に新設。放送日の「朝日新聞」(桑原が自宅で購読している大阪本社発行分の兵庫版)の朝刊に掲載された記事から、桑原が注目した1~2本のニュース・特集について自由奔放に語る。タイトルコールの「なし」の部分で、桑原が声を張り上げる(声が裏返る)ことが特徴。放送日によっては、リスナーから送られた身の回りの出来事に関するメッセージを、パートナーが「"粋甘特派員"からの井戸端ニュース」として後半に紹介する。
- 桑原は当コーナーでの発言を、「アホの遠吠え」と自認。オープニングでも、パートナーが必ず「征平さんがここで言ったことは、あまり反省致しません」との断りを入れる。もっとも桑原は、放送日の早朝に「朝日新聞」の朝刊から、当コーナー用の原稿を自ら手書きで作成しているという[11]。
- 2011年最初の放送(1月5日・水曜日)からは、前年末までリスナーからのメッセージ紹介・インフォマーシャルに宛てていた12:50頃の時間帯に「“反省の色なし”Part2」を新設。リスナーから届いた世相川柳をパートナーが読み上げたうえで、桑原がコメントをはさんでいる。
- 遠き山に陽は落ちて
- 水曜日への放送枠拡大を機に新設されたリスナーからの投稿企画で、開始当初は14時の時報直前に放送。桑原やパートナーと縁のある人物からの暴露めいた嘆きが、リスナーからのメッセージに紛れ込む格好で紹介されていた。以降は、お昼過ぎの生放送番組らしからぬ男女関係のメッセージを、必ず数本紹介している。ただし、桑原が大阪芸術大学の教授職も兼ねていることから、近年は学生の長期休暇期間中の放送に限ってこの種のメッセージを自重。その反動で、休暇明け直後の放送では、桑原がメッセージ紹介やトークで暴走しがちである。
- タイトルと同名の童謡をBGMに、リスナーから届いた日常生活でのつぶやきや嘆き(時には当番組や『征平・吉弥の土曜も全開!!』など関連番組、およびそれらの出演者に対してのツッコミも)を、桑原とパートナーが交互に紹介する。紹介のたびに、桑原とパートナーが声を揃えて「あ~ぁ…」と嘆くことが特徴。最近では、長年にわたってABCラジオの番組に出演している高野あさおを「ホワイトタンク」と称しながら、彼女に関する投稿を取り上げることも多い[12]。高野以外には井之上チャル、梅田淳、桂吉弥に関する投稿が取り上げられることもある。
- 放送作家の違いによるものと思われるが、木曜日のみリスナー名読み上げ時に性別も読まれている。
日替わりコーナー
水曜日
- 粋甘流☆美女と野獣(13時過ぎ)
- タイトルコール上の名称は「ウケるスベるは時の運! 送って笑おう 粋甘流☆美女と野獣」。リスナーからの投稿をランダムにつなぎ合わせながら、番組オリジナルの言葉・キャッチフレーズ・川柳・俳句・替え歌などを作り上げる"出会い頭企画"で、2010年10月5日から放送。同年12月末までは、木曜日にも放送されていた。
- リスナーは、月替りのテーマ(「『粋も甘いも』を超える当番組のタイトルは?」など。「(元ネタ)っぽい〇〇は?」というパターンが多い)に沿った1つの言葉を、小川率いる「美女チーム」か桑原率いる「野獣チーム」のどちらかへ投稿。レギュラー陣はその中から、「美女チーム」に寄せられた"上の句"と「野獣チーム」に集まった"下の句"を、それぞれ1語ずつ発表し合う[13]。リスナーから投稿された言葉は、桑原と小川に分からないように伏せられていて、毎回の発表直前に発表者がランダムに選ぶようになっている。
- チーム単位で競い合うのではなく、見ず知らずのリスナーからの言葉を単純につなげたうえで、出来上がった言葉のうまさ・インパクト・意外性を楽しむ趣向。番組スタッフは、数種類の効果音[14]を鳴らし分けながら、出来上がった言葉のうまさや面白さを評価する。桑原が出来上がった言葉に対して適当に解釈を入れつつ、最後に、レギュラー陣が「最も面白い」と感じた言葉を"トップ賞"に選出(桑原と小川で考えが一致しなかった場合はジャンケンで決める)。トップ賞の"上の句"と"下の句"に当たる言葉を投稿したリスナーには、"奇跡の2人"と称して、桑原と小川のサイン入り生写真を進呈する。
- 毎月最終週の放送では、各週のトップ賞から"月間MVP"を選出(桑原、小川、番組スタッフの挙手で決める)。月間MVPの"上の句"と"下の句"に当たる言葉を投稿したリスナーには、「もり井のふるさと便」と同様の食品の詰め合わせを「もり井のこれ、なんや?便」として進呈する。
- 征平の、じゃあ こうしましょ!(13時台後半)
- 新聞や雑誌などで話題になっている問題や流行現象について、桑原がプレゼン形式で自分なりのアイデアを披露するコーナー。桑原自ら数日がかりでプレゼン用の原稿を仕上げることもあるが、放送作家の柳田光司(放送上の通称は「柳田先生」) → 岡内義人(水曜日担当。放送上の通称は「岡ちゃん」)に調査を依頼した結果や、世間で話題になった書籍・雑誌の特集記事の内容を桑原流に紹介するだけの場合が多い。2010年3月までは、木曜日のオープニング直後に放送されていた。
- 当コーナーでは、パートナーによるタイトルコールの後[15]、桑原による以下の口上で始まる。
- 「批判だけじゃもう古い。僭越ながらこの桑原征平、一歩進んだ提案をさせていただきます。今風に申せば、桑原征平のプレゼンでございます」
- 桑原は、テーマに応じて、実在しない団体のトップ(「~委員長」など)を名乗る。また、関西テレビ時代の裏話を披露したり、歴史絵巻になぞらえながらABCラジオのパーソナリティの人間模様を語ったりすることもある。
- 歴史絵巻になぞらえる時には、『全力投球!!妹尾和夫です』シリーズで妹尾和夫が生放送中に扮するキャラクター・和夫侍に対抗する意味で、「関テレ城をお役御免となりABC幕府にやってきた外様大名・征平侍」と名乗る。
- 当コーナーの名物企画として、毎年12月に発表される「紅白歌合戦改革案」がある。
- 「近年視聴率が低迷する『NHK紅白歌合戦』について、桑原・戸谷・柳田が"粋甘最高会議"を開いた」との設定で、同番組の視聴率を回復するためのアイデアを、桑原自身の思い入れを込めて面白おかしく語る企画。桑原と交流がありながら、近年『紅白歌合戦』から遠ざかっている八代亜紀・都はるみの復活出場などを、繰り返し訴えている。
- 2011年には、(放送上)NHKから企画採用の打診どころか批判すら出ていないことに業を煮やした桑原の発案で、当企画を「征平のひとり紅白歌合戦」に衣替え。12月21日・29日の「征平のコレが来まっせ、来てまっせ」(後述)と同月28日の当コーナーで3回にわたって紹介してから、リスナー投票によって紅組と白組の勝敗を決めることになった。2012年には、12月26日の当コーナー・27日の「コレが来まっせ、来てまっせ」に加えて、2013年1月1日放送の『元旦早々、粋も甘いも 桑原征平です』でも「征平のひとり紅白歌合戦」を放送した。
- 私の通信簿(14時台前半)
- 2010年10月5日から開始。放送週によって、以下のパターンを使い分けている。
- (1)スタジオにゲストを招いたうえで、半生や近況を紹介するパターン。当初は、「通信簿」というタイトルに沿って、最後にゲストが自身の半生に点数を付ける趣向になっていた。
- (2)小川が自身の近況・人生経験を語るパターン。2012年には、「吉本百年物語」(吉本興業の舞台公演)にちなんで、小川が松竹芸能所属後のタレント活動を振り返るシリーズ企画として、「恵理子の松竹二十五年物語」(「二十五年」は放送時点での小川の活動年数)を放送している。
- (3)リスナーから届いた詩や意味深長な歌詞・メッセージを、小川が朗読するパターン。最近ではほとんど放送されない。
- (4)ニュースサイトに掲載されたハウツーを、小川の実体験を交えながら紹介するパターン。
- (1)(2)の場合には、ゲスト(または小川)が語った半生について、桑原の判断で付けた点数を最後に発表。(3)の場合にも、朗読の内容について、桑原が独自に点数を付けるようになっていた。ただし実際には、桑原が採点を忘れることが多いため、現在では点数を付けないままコーナーを終えている。
- (2)のケースは、(1)での放送が多いせいか内容を失念した(もしくは聴いてない)リスナーのために小川が話の本筋に入る前にあらすじを説明するが、それが長すぎたために本筋に入る前にコーナーが終わってしまった回もあった[16]。
- 2012年5月30日から2013年3月27日までは、毎月最終週限定の企画として、桑原との付き合いが長いギタリストのクロード・チアリをゲストに迎えて「お悩み解決SONG SHOW」を放送。人生経験が豊かな桑原・チアリが、放送中にリスナーから寄せられた悩みに答えた後で、チアリがギターで1曲を演奏していた。
- 2014年に入ってからは、(1)が月1回程度に減少。その一方で毎月最終週に「粋甘恋愛相談室」と題し、"男女関係研究所所長・征平先生"こと桑原が恋愛にまつわるリスナーからの相談に応じている。なお(1)では、3月19日に、桑原の出身小学校の後輩で叔母が桑原の中学校時代の同級生である桧山進次郎(元・阪神タイガース外野手、同年から朝日放送の野球解説者に就任)をゲストに迎えた。
- 2010年10月5日から開始。放送週によって、以下のパターンを使い分けている。
木曜日
- テレビ怒りの鉄拳(13時過ぎ)
- 放送日の直近に在阪テレビ局が関西地方で流した番組のうち1つを、「テレビ業界歴42年・テレビ視聴歴50年以上・自他とも認めるテレビのプロ」という桑原を中心に批評するコーナー。
- 2010年4月から1ヶ月ほど放送。当時は、桑原が独自の感想・見解を述べるだけだった。2011年1月6日の放送から、「テレビ怒りの鉄拳 あなたもテレビモニター」[17]のタイトルで復活。桑原が番組評を披露するだけではなく、毎回「課題番組」を1つ設定したうえで、その番組に関する感想・意見・ツッコミをリスナーから受け付ける。ただし実際には、桑原の番組評に終始しがちである。
- 桑原は、当コーナーの復活を機に、(古巣である)テレビ業界へ愛の鞭を振るう意味で「ピシッ!」という擬音をたびたび発声。最近では、13時台前半の放送にもかかわらず、桑原と永田がその擬音を通じてSMを連想させるやり取りを展開することも多い(番組オープニングのコーナー紹介や当コーナーのオープニングでよく行われる)。その一方で、課題番組のみならず、同じ時間帯に地上波で放送された(NHK Eテレ以外の)在阪テレビ全局の番組の視聴率と順位も必ず紹介している。
- 「課題番組」は、大河ドラマの新作(毎年1月1週目)・連続テレビ小説の新作(4月・10月の1週目、いずれもNHK総合テレビ制作)から、関西テレビで桑原の後輩が制作に携わる関西ローカルの番組にまで及ぶ。また、全国高等学校野球選手権大会中継期間直後の放送では、その中継を取り上げることもある。ただし、それ以外に朝日放送(ABCテレビ)が制作する番組、平日の午後帯に放送されている番組、クイズ番組が「課題番組」になることはほとんどない。
- 征平のコレが来まっせ、来てまっせ(13時台後半)
- 新聞・雑誌の記事や書籍などから、流行の兆しが見える現象・話題・グッズについて、桑原流に吟味・紹介するコーナー。お昼の生放送らしからぬ大胆なテーマ(童貞川柳など)を堂々と扱ったり、同じテーマ(関西以外の地方で活躍するローカルタレントなど)を数週にわたって取り上げたりすることがある。 また、定番の企画として、新聞・雑誌で報じられた事件を扱う「ハレンチ事件簿」を年に4回程度放送している。
- 内容的に「じゃあ こうしましょ!」と似ることがあり、両コーナーとも書評(それぞれ別の作品)の連続企画を放送していた2014年7月30・31日には、桑原のミス[18]で内容が入れ替わってしまったことがある。
- 桑原と知己のある西川潔(婦人科医・内科医。本名が同姓同名である西川きよしとは別人)が、不定期で当コーナーに出演する。その場合には、不妊治療などをテーマに、女性リスナーからの相談を受ける[19]。
- 毎年12月の放送では、桑原が1年間に当番組でたびたび発した固有名詞や特定の人物名・ニックネームの中から「粋甘流行語大賞」の候補を発表。リスナーからの投票を経たうえで、毎年の最終放送で大賞を発表する。ただし、出演者や当番組のヘビーリスナーにしか意味の分からない言葉が、候補や大賞に選ばれることが多い。
- 征平の、私は忘れない(14時台前半)
- 放送開始当初からの人気コーナー。木曜日のみの放送だった時期から、当番組のコーナーで唯一、ABCラジオの公式サイト内に設けられた"Webio"からストリーミング形式で毎回音源を配信している(当番組の放送終了後に更新)[20]。その関係で、関西以外の地方や海外のリスナーからのメッセージが紹介されることも多い。また、2009年11月5日から開設された公式携帯サイトでも、過去に反響の多かったエピソードの音源を有料で配信している。
- 冒頭では、桑原によるタイトルコールとともに、「私は忘れない」を1番のサビまで放送。その途中、永田が以下の口上を述べる。
- 「アナウンサー生活35年。今だから言えるあんなことこんなこと、征平さんの忘れられない体験や今の日本が忘れかけている風景や習慣についてお話します」 [21]
- 永田が上記の口上を述べ終えた後、桑原がおよそ20分にわたって、自身の人生・取材経験に基づく思い出話を臨場感たっぷりに披露する。
- 桑原が披露するテーマは、家族、生まれ育った京都の懐かしい情景、競泳や水球の選手として活躍した学生時代の思い出、取材者・視聴者として感動したスポーツのシーン(特に野球・ボクシング)、懐かしのテレビ番組・CM、関西テレビアナウンサー時代の番組・取材裏話・上司(主に元ディレクターの古吟勲一や元アナウンサーの松本暢章)など実に多彩。桑原の出身校・京都西高校水泳部OBによる同窓会旅行の話(年1回のペースで披露)には、リスナーから特に多くの反応が寄せられる。[22]
- 放送時間の関係で、同じテーマの話を数週にわたって紹介することがある。また、毎年12月の放送では、当該年に当番組で取り上げられた出演者・スタッフのエピソードを集めた「粋甘事件簿」を当コーナーで発表する。
- 放送日が木曜日のみだった時期には、桑原が熱弁を振るうあまり、エンディングやエンディングテーマ曲(夏川りみ「ゆいま~る」)が短縮されることが少なからずあった。
- 2014年4月17日には、荒木とよひさをゲストに迎えた関係で、コーナー名を変えずに「私の通信簿」と同様の内容で放送された。「コレ[23]が来まっせ、来てまっせ」のゲストに荒木を予定していたところ、荒木のスケジュールの都合で、コーナーの放送順を事実上入れ替えたことによる。しかし、放送後に"Webio"から配信された同日分の音源(「桜を愛でましょう」というテーマトーク)のコーナー名義が「コレが来まっせ、来てまっせ」だったことから、当コーナーを中心に聴取しているリスナーから数件の問い合わせがあった。桑原は、翌週(同月24日)の当コーナー冒頭でその事実を明かすとともに、リスナーに向けて「都合によっては放送時間がいつもと変わることがあるかもしれないので、『私は忘れない』だけ聴く習慣となっている方は、ぜひ(番組の)最初から聴いていただきたい」と呼び掛けた。
- ちなみに、ABCラジオは、2014年4月1日から『radiko.jp』プレミアム(日本全国を対象に同日から運用を開始したインターネット経由の有料・同時配信サービス)に参加中。当番組でも、同月2日(水曜日)放送分から、同サービスを通じて(当コーナーを含む)全編を放送と同時に聴取できるようになった。
過去
- 関西人の常識2010(木曜日)
- 2010年4月から12月末まで放送。「関西人の常識を民俗的見地から調査する」との名目で、関西地方在住・出身のリスナーに向けて、毎週"研究テーマ"(「お好み焼の具材と言えば?」など)を提示。そのテーマに関するリスナーからのメッセージを基に、いずれも関西出身の桑原と永田でトークを展開していた。
- コーナーの最後には、メッセージが多かった回答をベスト3形式で紹介。最も多かった回答については、メッセージの件数も紹介したうえで、(放送上)「関西人の常識」と認定した。
- 2010年5月頃までは、13時の時報明けに放送していた。以降は、オープニングでテーマを発表したうえで、生放送中に随時メッセージを紹介。エンディング近くでベスト3を発表していた。
以下のコーナーは、水曜日への放送枠拡大を機に新設。2010年9月末まで放送された。同年10月以降は、事実上「私の通信簿」に引き継がれている。
- 花も嵐も(水・木曜日共通)
- 「征平の、一筆啓上」(前述)を受け継ぐ形で、リスナーから喜怒哀楽にまつわる封書を募集。桑原とパートナーが、封書に添えられた手紙を代読していた。
- 放送日によっては、ゲストを招いてのスタジオトークに差し替え。桑原に縁のある"人生の達人"から、"人生の地獄"を脱出する方法などを聞いた。
- 恵理子の、私もしゃべりたい(水曜日14時台)
- 木曜日の人気コーナー「征平の、私は忘れない」(後述)にあやかる形で、水曜日への放送枠拡大を機に新設。小川が自身の近況、これまでの出演番組であまり披露しなかった人生経験、所属する松竹芸能の芸人とのエピソードなどを語った。
- 冒頭では、小川によるタイトルコールとともに、「私は忘れない」(「征平の、私は忘れない」のオープニングテーマに使っている岡崎友紀の楽曲)を1番のサビ前まで放送。その後、「ピンク・タイフーン (In The Navy)」(ピンク・レディーの楽曲)に切り替わってから、桑原が以下の口上を述べていた。
- 「越前は福井県鯖江で生まれて、はや40ウン年。松竹芸能の最終兵器で、アシスタント・クイーンとして君臨してきた小川恵理子が、満を持して念願の独り立ち。1週間たっぷり時間をかけて構築してきた興味深いお話を、じっくり披露していただきます。題して『恵理子の、私もしゃべりたい』」
- 放送中に複数のゲストを迎える週には、当コーナーの放送を休止。「花も嵐もPart2」として、『花も嵐も』とは別のゲストとのトークに差し替えていた。
- きかなきゃ ソング・ソング(『ABCパワフルアフタヌーン』枠の共通企画で、2011年3月30日まで14:40頃に放送)
- いずれも、翌週の放送で、正解・当選者名・正解率を発表。正解したリスナーから抽選で、番組からプレゼントを進呈する。(プレゼントは時期によって異なる)
- 水曜日:「ねぇ?もっとちゃんと聴かせてよ」とのタイトルで、ある曲を4倍速で再生。その曲名をリスナーに当てさせていた。また、4倍速では分からないリスナーへのヒントとして、2倍速とスローでの再生音源も流していた。
- 木曜日:週1回の放送だった時期から、「この曲を意外な歌手が歌っている」とのテーマで、「新曲クイズ」を出題。毎週1曲を原曲通りの速さ・フルコーラスで流したうえで、その曲を歌う人物の名前をリスナーに当てさせた。放送週のニュース・話題がヒントになりがちで、他曜日に比べて多数の応募があった。
- いずれも、翌週の放送で、正解・当選者名・正解率を発表。正解したリスナーから抽選で、番組からプレゼントを進呈する。(プレゼントは時期によって異なる)
- 日本列島ほっと通信(TBSラジオ制作・JRN全国ネットの平日帯番組、『ABCパワフルアフタヌーン』枠の共通コーナーとして14:30頃に放送)
- 2010年4月の番組改編から、『ABCパワフルアフタヌーン』枠へ内包。2012年3月30日(金曜日)で番組自体が終了したため、当番組では同月29日の放送が最後になった。
特別企画・特別番組
コラボレーション商品の開発・販売
当番組では2008年から、期間・地域限定での発売を条件に、サークルKサンクスとのコラボレーションで桑原の思い出にまつわるオリジナル食品を企画。発売期間中には、ABCラジオ限定で桑原出演のCMを放送するほか、『征平・吉弥の土曜も全開!!』内で同チェーン加盟店からの中継を実施する。
桑原征平人生劇場 思い出の○○弁当
2008~2010年度には、「桑原征平人生劇場 思い出の○○弁当」を企画したうえで、関西地区・徳島県内のサークルKサンクス限定商品として1箱595円(定価・税込)で販売。[24]ラジオ番組のコラボレーション企画で誕生した地域・期間限定発売の弁当としては、出色の売り上げを記録した。
- 2008年度:桑原征平人生劇場 思い出のだし巻き弁当
- 2008年4月29日から5月12日にかけて発売。湯葉入りのだし巻き卵を中心に、紅しょうが入りのかまぼこ、コロッケ、さばの塩焼き、しば漬けなどでおかずを構成した。また、桑原が同行する日帰り温泉バスツアーへの応募券を、弁当の蓋に添付。応募券を貼ったハガキを郵送すれば、抽選でツアーに参加できるようになっていた。
- 「友人のおばちゃんが作ってくれた“湯葉入りだし巻き”に感激した」という高校時代の思い出話を基に、同年2月に番組内で企画を発表。だし巻き以外の弁当の内容や名称などについて、リスナーからアイデアを募った。
- 発売期間が2週間であったにもかかわらず、売り上げ個数は約14万個であった。[25]
- 2009年度:続・桑原征平人生劇場 思い出のおにぎり弁当
- 2009年5月12日から23日にかけて発売。海苔で巻いた三角おにぎりを中心に、だし巻き卵、焼きうどん、お好み焼き、魚の練り物、菜っ葉のおひたし、黒豆、ごぼうの煮物でおかずを構成した。また、桑原が絶賛するブラザーソース(神戸で有名な地ソース)の小袋を入れたほか、前年度と同様に温泉バスツアーへの応募券も添付した。
- 「年に1回家族で海水浴に行った時に食べた“海苔でぐるぐるに巻いたおにぎり”の味が忘れられない」という少年時代の思い出話を基に、前年度と同じくリスナーからアイデアを募集。前年度の売り上げ実績を基に、初めて予約販売を実施した。[26]
- 発売期間中には、発売地域の一部で新型インフルエンザの集団感染が発覚した影響で、売り上げの低迷が懸念された。しかし、予約販売件数が予想を大きく上回ったこともあって、約13万個の売り上げを達成した。[27]
- 2010年度:桑原征平人生劇場完結編 思い出のすきやき弁当
- 2010年6月17日から30日にかけて発売。すき焼き、桑原にとって「おふくろの味」に当たる塩昆布、過去2回とも好評だっただし巻き卵などを入れていた。また、前年度に続いて、予約販売を実施。発売期間が梅雨時と重なったにもかかわらず、11万1,885個を売り上げた[28]。
- 桑原は、「あえて退路を断つ」として、今年度の弁当を「完結編」にすると宣言した。2010年4月の放送からは、「番組発で平成のスキヤキソングを作る」と銘打って、キャンペーンソングの詞やメロディーをリスナーから募集。プロのミュージシャンによる編曲と、番組で結成するスペシャルバンド「桑原征平と粋甘オールスターズ」による歌唱・演奏を経て、同曲のCDを枚数限定で制作した。[29]ちなみに、桑原が楽曲のレコーディングに臨んだのは、関西テレビ時代を含めてもこの時が初めてである。
桑原征平の粋甘食堂
2011年度には、サークルKサンクス側から桑原への提案を基に、丼物メニューの開発を計画。同年5月中旬の発売を目標に、生鯖や(丼物の定番である)豚肉・鶏肉を食べられない桑原の嗜好を踏まえながら、リスナーから丼のレシピや具材のアイデアを募集した。
2011年4月7日(木曜日)の放送では、そのアイデアを踏まえて試作した2種類の丼(海老天とじ丼・牛しぐれ丼)について、大阪ビジネスパーク内にある同社の1店舗限定で有料のサンプリングを実施。[30]前述のサンプリングで購入者からの反応が良かった海老天とじ丼に、架空の食堂である「粋甘食堂」というブランド名を冠したうえで、「桑原征平の粋甘食堂 店主のこだわり 海老天とじ丼」として発売することを決めた。桑原曰く「大衆食堂のイメージで作った」という丼で、1個498円(定価・税込)。関西地区(和歌山県では和歌山・橋本・岩出・紀の川の各市内のみ)と徳島・香川・岡山県内[31]の店舗で、2011年5月10日(火曜日)から23日(月曜日)までの2週間発売。牛しぐれ丼についても、同月17日(火曜日)から23日までの1週間限定で、「桑原征平の粋甘食堂 わがまま牛しぐれ丼」として上記エリアの店舗にて1個498円(定価・税込)で併売した。なお、発売期間中の総売上個数は17万6,981個で、「思い出の弁当」シリーズを大きく上回った。[32]
サークルKサンクスでは2012年にも、5月8日(火曜日)から21日(月曜日)まで、「粋甘食堂」ブランドによる商品の第2弾「イケイケどん丼 炭火牛焼肉丼」(1個500円)を2011年と同じエリアで発売。同時に、初めての麺メニューとして、「嗚呼、幸せ ぶっかけうどん」を販売した。[33]。この第2弾では、桑原・永田・小川が参加する日帰り温泉旅行への招待に加えて、桑原のイラスト入りカトラリーセットのプレゼントを実施。発売期間中の総売上個数は、18万1,179個に達した。[34]
2013年にも、「粋甘食堂」ブランド商品の第3弾として、桑原の69歳の誕生日に当たる5月14日(火曜日)から同月27日(月曜日)まで「わが青春のお好みビフテキ重」(1個498円)と「人生しみじみ練り天うどん」(1個398円)を発売。売上総数の目標を過去最多の20万食に設定したうえで、販売地域を和歌山県・三重県全域のサークルKサンクス店舗にも拡大したが、累計売上個数は16万5,727個にとどまった[35]。ちなみに桑原は、この結果を受けて、唐揚げであれば鶏肉を食べられることを告白。2014年に「粋甘食堂」の販売を継続する場合には、鶏肉の唐揚げを入れたメニューで、捲土重来を期すことを宣言した。
2014年には、前年の宣言を基に、桑原のアイデアだけでメニューを開発。5月13日(火曜日)から同月26日(月曜日)まで、「人生あげあげ 鶏から揚弁当」(1個520円)と「マジ美味(うま)! 感動冷麺」(1個435円)の2種類を、近畿地方全域と三重・岡山・徳島・香川各県の一部地域にあるサークルKサンクス店舗で発売していた。その結果、累計売上個数はシリーズ史上最高の22万504個に達した[36]。
特別番組
- 全国高等学校野球選手権大会の期間に入る前には、中継予定の試合が中止になった場合に備えて、桑原・永田(2010年からは小川も参加)のフリートークが中心の「特別版」を当番組の生放送終了後に収録。ただし、2009・2010年には、当番組の放送日で中継が実施されたため「お蔵入り」になった。関西テレビ時代の桑原の後輩・梅田淳をゲストに迎えながら、同様の理由で放送されなかった際に、その音源を収めたCDを希望者に抽選で進呈したこともある。
- 全国高校野球選手権大会期間中の2011年8月17日(水曜日)・8月18日(木曜日)には、準々決勝(各2試合)が15:00までに終了したため、例年と異なり当番組の特別短縮版を生放送。[37]レギュラー放送でよく話題になっている柴田博(ABCアナウンサー、水曜版の前番組『柴田・桜井・やすとものスラスラ水曜日』パーソナリティ)や高野あさおが、夏期休暇中の桑原の代役でパーソナリティを務めた。ただし、番組タイトルやCM前後のジングルは、レギュラー放送と変わらなかった。
- 8月17日には、柴田・小川の出演で、12:30 - 15:00に「粋甘流☆美女と野獣」以降の企画を放送。「征平の、じゃあ こうしましょ!」のみ、「柴田博の、じゃあ こうしてよ!」と改題したうえで、柴田に対する共演者・スタッフからの指摘・要望を小川が紹介した。
- 8月18日には、高野・永田の出演で13:35 - 15:00に放送。事前に収録した桑原のツッコミを随所にはさむ一方で、「遠き山に日は落ちて」「思い出のヒットパレード」以外の企画を、「お題トーク」(スタッフやリスナーからの「お題」にちなんだ即興トーク)に差し替えた。また、メッセージを採用されたリスナーには、高野・永田によるツーショットの生写真を特別に進呈した。ちなみに、ABCラジオでは2012年4月から、平日の夕方に『征平・あさおのどす恋ラジオ』(桑原・高野によるショートコントを組み込んだラジオショッピング番組)を放送している。
- 全国高校野球選手権大会期間中の2011年8月17日(水曜日)・8月18日(木曜日)には、準々決勝(各2試合)が15:00までに終了したため、例年と異なり当番組の特別短縮版を生放送。[37]レギュラー放送でよく話題になっている柴田博(ABCアナウンサー、水曜版の前番組『柴田・桜井・やすとものスラスラ水曜日』パーソナリティ)や高野あさおが、夏期休暇中の桑原の代役でパーソナリティを務めた。ただし、番組タイトルやCM前後のジングルは、レギュラー放送と変わらなかった。
- 朝日放送(ABCラジオ)の開局60周年記念日に当たる2010年11月11日(木曜日)には、特別番組「みんなで60周年 ABCラジオ」(5:00 - 22:00)の一環として、同局本社(大阪市福島区)敷地内のオープンスペース(ABCリバーデッキ)から公開生放送。同局のかつての人気番組にちなんだ特別企画を実施した。[38]
- 13時台の前半には、「粋甘流☆美女と野獣」の代わりに、かつて当番組と同じ時間帯に編成された公開生放送形式の帯番組『ポップ対歌謡曲』を当時のオープニングテーマ・進行スタイルで復活。三代澤康司(ABCアナウンサー、前枠番組『ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です』のメインパーソナリティ)の司会で、桑原・永田チームと妹尾・桜井一枝チームが、リスナーからのリクエスト曲の放送を賭けたクイズで対決した。[39]
- こどもの日の振替休日と重なった2013年5月6日(月曜日)には、「ABCパワフルアフタヌーン」月曜日のレギュラー番組『上沼恵美子のこころ晴天』の放送枠で、『とことん全力投球!妹尾和夫です』との合同特別番組『桑原征平・妹尾和夫のこころ晴天』をABCリバーデッキから公開生放送。[40]当番組と『とことん全力投球!妹尾和夫です』のレギュラー出演者が勢揃いしたほか、「晴天はなまるトーク」(『上沼恵美子のこころ晴天』との共通コーナー)に大泉洋がシークレットゲストとして登場。[41]また、当番組からの持ち込み企画として、「粋甘流☆美女と野獣」「遠き山に日は落ちて」を放送した。
- 2014年5月5日(月曜日・こどもの日)には、朝日放送本社敷地内での公開イベント「ABC感謝祭2014 マイドほたるまち!」のステージ企画として、桑原・小川・永田の出演でオフエアイベント「桑原征平粋も甘いも マイドほたるまち!スペシャル」を実施。同日夕方にABCテレビで放送の関西ローカルワイドニュース番組『キャスト』では、コーナーキャスター・斎藤真美(同局アナウンサー)のリポートによるステージからの生中継に、桑原・小川・永田が3人揃って登場した。
『元旦早々、粋も甘いも 桑原征平です』
2013年1月1日(火曜日)に、『新春スーパーワイド』の第1部として、5:00 - 11:00に生放送。「前期高齢者の星 桑原征平が 元旦から制御不能な6時間」とのサブタイトルが付けられたほか、桑原・永田が全編、7時前から小川、9時前から高野がそれぞれスタジオに出演した。
通常は『慶元まさ美のおはようパートナー』(5:00 - 6:30)に内包されているネット番組のうち、『ダイワハウス・モーニングエッセイ 川井郁子ハートストリングス』(ニッポン放送制作)は6時台の前半に放送。NRN系列の企画ネット番組である『JFマリンバンク海の天気予報』については、永田がスタジオから伝えた。その他の主な企画・コーナーは以下の通り。当番組のレギュラー放送については、1月2日(水曜日)・3日(木曜日)に東京箱根間往復大学駅伝競走のラジオ中継(文化放送制作・NRNネット)を組み込む関係で、同月9日から再開した。
- 「ABC朝日ニュース」(6時台から1時間おきに1回ずつ放送)
- 2013年の初放送になる6時台のみ、桑原が「(関西テレビ時代を含めて)生涯で21回目」というニュースの原稿読みを担当。7時台以降は、山下剛(ABCアナウンサー)が担当を引き継いだ。
- 「ABC天気予報」(6時台に2回、7時台に1回、8時台に1回放送)
- 6時台前半は永田、8時台は小川がそれぞれ担当。残り2回には、当番組木曜日の天気予報担当の梅本が登場した。
- 「ABC交通情報」(6時台、7時台、8時台に1回ずつ放送)
- 「遠き山に日は落ちて」(前述、7時台と9時台に放送)
- 「征平の、私は忘れない」(前述、10時台前半に放送)
- 「征平のひとり紅白歌合戦」(前述、4回に分けて放送)
- 桑原が前夜放送の『紅白歌合戦』を批評しながら、「『紅白歌合戦』にふさわしい」との考えで自らんだ歌謡曲・演歌を、紅組・白組の別に紹介した。
- 桂ちょうばによる生中継リポート(7時台から1時間おきに1回ずつ放送)
- 『武田和歌子のぴたっと。』(当番組の後枠で放送中の生ワイド番組)で当時「中継☆ちょばーん!」を担当していたちょうばが、7時台に天保山ハーバービレッジから初日の出の模様を伝えたことを皮切りに、正月にふさわしい場所・人・物を随時リポート。9時台にはスタジオに向かう直前の高野、10時台には師匠の桂ざこばが中継に出演した。
- 「運気が上がるでSHOW!」
- 『征平・吉弥の土曜も全開!!』で毎週実施しているリスナー参加の投票企画「どっちがそそるでSHOW!」の特別編。「正月に食べるならどっちの餅?」というテーマの下に、桑原が推す「煮餅」と永田が勧める「焼き餅」の間で、放送中に投票を募った(結果は永田の圧勝)。
- 「声の年賀状」(6時台から1時間おきに1回ずつ放送)
- スタジオの出演者と、他の生ワイド番組のレギュラー出演者を電話でつなぐ企画。井之上チャル(6時台、『武田和歌子のぴたっと。』)→道上洋三(7時台、『おはようパーソナリティ道上洋三です』)→兵動大樹(8時台、『兵動大樹のほわ〜っとエエ感じ。』)→桂吉弥(9時台、『征平・吉弥の土曜も全開!!』)→三代澤康司(『ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です』)の順に登場した。
番組のテーマ曲
※印は、放送日が木曜日のみだった時期から採用されている。
- オープニング:「いとしのマックス<マックス・ア・ゴーゴー>」※(荒木一郎、1967年)- 初代プロデューサーの板井が選曲
- エンディング:「ゆいま~る」※(夏川りみ、「ハグしちゃお」のカップリング曲、2005年)
- 『征平の、私は忘れない』のテーマ:「私は忘れない」※(岡崎友紀、1972年)
- 『恵理子の、私もしゃべりたい』のテーマ:前掲の「私は忘れない」と「ピンク・タイフーン (In The Navy)」(ピンク・レディー、1979年)
- 『粋甘流☆美女と野獣』のテーマ:「ヴァイオリンソナタ第5番 第1楽章」(作曲ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン、1801年)
- 『私の通信簿』のテーマ:「ボレロ」(作曲モーリス・ラヴェル、1928年)
関連項目
- 征平・吉弥の土曜も全開!!
- 2014年5月28日まで当番組の水曜版でディレクターを務めていた伊藤瞳(エー・ビー・シーメディアコム所属)が、同月31日放送分までプロデューサーを担当。朝日放送の人事異動(同年6月1日付)で経理部へ異動した後も、リスナーからの投稿による大喜利コーナー「1008 大喜利大作戦」には、苗字にちなんだ「ITO(アイ・ティー・オー)」という名義で判定役として引き続き出演する。伊藤以外には、水曜版構成作家の岡内義人が構成、木曜版ディレクターの岡本やすひろ(漢字表記不詳)がディレクター(伊藤異動後はプロデューサー兼任)を担当している。
- 2013年11月16日放送の「どっちがそそるでSHOW!」では、「一緒にお出掛けするなら」という対決テーマで小川(吉弥推薦)と永田(桑原推薦)が取り上げられた。結果は小川130票 - 永田132票の僅差で永田の勝利。
脚注
外部リンク
- ↑ 慶大野球部出身。氏名表記は『早慶戦110年史 SINCE1903』(ベースボール・マガジン社)p.109より。
- ↑ 2014年3月12日の『粋甘』にて、CDボックス「ABCヤングリクエスト フォーエバー」の宣伝のためスタジオを訪問(声出し出演はなし)。
- ↑ 当番組のレギュラー放送が始まるまでは、『月曜スペシャル』として、週替わりで特別番組を放送していた。
- ↑ 2009年(平成21年)10月29日放送の『征平の、じゃあこうしましょ!』で、インターネットのランキングを取り上げた際の桑原の発言より。
- ↑ 放送日が木曜日のみだった時期には、ABCラジオが番組宛ての電話受付を全廃する2009年3月まで、放送中に電話でもメッセージを受け付けていた。
- ↑ 当番組の前枠番組『ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です』が13:20まで放送されていた2010年3月までは、同番組で12時台の後半に流れていた。
- ↑ 産休のため降板。2013年10月より『征平・吉弥の土曜も全開!!』にて復帰。
- ↑ 桂かい枝が派遣期間満了で帰国したことを機に終了。放送中には、桑原がかい枝に対して、桂吉弥の近況を引き合いに出していた。ちなみにかい枝は、帰国後からプロ野球のオフシーズンに、ABCラジオで週に1回『歌謡大全集』のパーソナリティを担当。2010年度シーズンには、同番組の火曜日で、「征平の、私は忘れない」に似た「かい枝の、私も忘れないで」というコーナーを放送している。
- ↑ 2009年3月までは、「1万円キーワードプレゼント」として放送(スポンサーが付いていた時期あり)。毎回1名のリスナーに、番組から1万円を進呈していた。
- ↑ 当コーナーの放送中には、同社の社長(現・会長)夫人が定期的に登場。桑原も同社のラジオCMに出演していた。しかし同社は、製品の消費期限改ざん問題が発覚したことなどの影響で、2008年6月12日から当コーナーとCMの放送を休止している。ちなみに、コーナーを休止した後にも、同社の直営店名義でリスナープレゼントを実施。2009年4月のスペシャルウィーク「ABCラジオ春の14DAYS(ジューシーデイズ)」で、事実上ふるさと便プレゼントが復活した。
- ↑ 桑原の著書「3019桑原征平」(2012年、プラネットバルン)より。
- ↑ 高野が担当番組を収録(『どす恋ラジオ』など)および生出演(『もうすぐ夜明けABC』など)するのが水曜日であることから、高野ネタは木曜日に読まれることが多い。なお高野は、かつて当番組の時間帯で放送されていた『歌はおまかせ小山乃里子です』で、永田とともにアシスタント(高野は月曜日、永田は金曜日)を担当。ちなみに「ホワイトタンク」は、2010年の「粋甘流行語大賞」に選ばれた。
- ↑ 小川はテーマ説明の際、"上の句"を「ホニャララにはまるフレーズ」、"下の句"を「チョメチョメにはまるフレーズ」と言っている。
- ↑ 2014年4月時点では、「チャンチャン」というオチの効果音か"トップ賞""月間MVP"決定時にも使われる歓声の効果音の2種類。効果音の違いは審査の参考になる程度である。同年6月からは奥川プロデューサーが水曜日のみディレクターを兼任するという人手不足もあり、読み上げ後の効果音はなくなっている。
- ↑ 当番組独自コーナーでは珍しく、タイトルコール部分にBGMが流れない。
- ↑ 「征平の、私は忘れない」でも、連続企画の時に同様のケースが起きた回がある(2014年7月10日放送分など)。
- ↑ タイトルコール上は、桑原「征平の、テレビ怒りの鉄拳!」、永田「あなたもテレビモニター!」と、「征平の」が頭につく。
- ↑ おそらく30日に翌日分の資料を持ってきてしまったため。
- ↑ この縁により、2013年4月から1クールおきに放送されている西川の冠番組『ドクター西川潔の幸せクリニック』(ラジオ大阪)にて、当番組水曜パートナーの小川がアシスタントに起用されている。また2014年6月11日は小川がいる水曜の「私の通信簿」に西川が出演し、「コレが来まっせ、来てまっせ」出演時と概ね同内容で放送された。
- ↑ abc1008khz Webioを参照。 配信の際には、「私は忘れない」のメロディーや、永田が読む提供クレジットを消している。
- ↑ 口上の区切り毎に、桑原が「ハ!」「ホ!」などと相槌を打つことが多い。
- ↑ 2009年10月に当番組で実施されたリスナーからのリクエスト投票企画『征平の私は忘れない大賞』では、2008年に放送した同窓会の旅先でのエピソード(通称"熊女の話")が、他の話題を大きく引き離す形で大賞に選定。そのため桑原は、2009年10月22日の当コーナーで、再び"熊女の話"を披露した。
- ↑ ここでは、本業が作詞家である荒木が歌手として発表した楽曲『ちょっとイイ女』を指す。NHK『ラジオ深夜便』にて同年4 - 6月の「深夜便のうた」に起用され、話題となっていた。
- ↑ この場合の「関西地区」とは、和歌山県串本以東の地域にある一部の店舗を除く。2008年度のみ、兵庫県南西部(赤穂市近辺)の店舗でも販売しなかった。
- ↑ 発売期間終了後の当番組での発表より。また、温泉ツアーへの応募ハガキの総計は、1万3,000通に達した。
- ↑ 当番組では、2009年2月26日の放送で、弁当企画を「重大発表」として予告。3月5日の放送で、詳細を発表する予定だった。しかし桑原は、同年2月28日の『征平・吉弥の土曜も全開!!』の放送中に、水面下で同企画を進めていることを披露。思わぬ形で、リスナーの知るところとなった。
- ↑ 発売期間終了後に、当番組や『征平・吉弥の土曜も全開!!』で発表。ちなみに、桑原は放送上、当時の前枠番組『全力投球!!妹尾和夫です』のメロンパンサンド(同番組とヤマザキパンのコラボレーション企画商品、関西地区限定で2009年3月中旬~6月末に発売)の売り上げ(最終販売個数144万5000個)を超えることを目標に掲げていた。
- ↑ 2010年7月1日放送の当番組で発表。
- ↑ マキタスポーツや山下純一などが制作に参加。弁当の購入者から希望者に抽選でCDを進呈したほか、2010年6月27日から7月9日までの期間限定で、サークルKサンクスの公式サイトでも着うた形式で音源を配信していた。さらに、弁当の発売を告知するABCラジオ限定のスポットCMでも、音源の一部をBGMとして流した。
- ↑ 当日は、ABC本社内のラジオスタジオではなく、大阪ビジネスパーク内のビルの会議室から全編放送した。
- ↑ この3県はABCを含む在阪AM3局が良好に受信でき、かつリスナーもいることから。
- ↑ 2011年5月25日(水曜日)の放送内で発表。「海老天とじ丼」は14万個近く、「牛しぐれ丼」は4万個余りを売り上げた。
- ↑ 「冷し麺全品30円引きセール」実施中の12日までは1個400円、以降は1個430円で販売。
- ↑ 2012年5月24日(木曜日)の放送内で発表。「炭火牛焼肉丼」は11万2,330個、「ぶっかけうどん」は6万8,849個を売り上げた。
- ↑ 2013年5月29日(水曜日)のオープニングで発表。
- ↑ 2014年5月28日(水曜日)のオープニングで発表。「人生あげあげ 鶏から揚弁当」で15万1,156個、「マジ美味! 感動冷麺」で6万9,348個を売り上げた。当番組での発表直後(12:45)には、Yahoo!ニュース内の「THE PAGE」を通じて、発表の一報を伝える記事(ABC朝日放送ラジオ「桑原征平 粋も甘いも」のコラボ弁当。目標超えの22万食売り上げ達成)が配信された。
- ↑ なお、レギュラー放送で内包している『日本列島ほっと通信』は、全国高校野球選手権大会期間限定の特別編成によって、放送枠を『ABCフレッシュアップベースボール』の阪神ナイトゲーム中継終了後(基本放送枠は21:06 - 21:15)に移した。
- ↑ 13時直前には、『ABCヤングリクエスト』の名物コーナー「命を賭けてる60秒」(レコード会社のプロモーターが推薦曲を60秒以内で紹介する)にちなんで、同局のスポンサー2社の代表者が60秒のPRに挑戦。「征平の、私は忘れない」では、桑原が自身の半生に重ねながらABCラジオ60年の歴史を語った。
- ↑ クイズは3問で、最後は桂吉弥(『征平・吉弥の土曜も全開!!』で桑原のパートナーとして共演)によるリポータークイズであった。なおクイズは、「勝ったら(リバーデッキの先に見える)堂島川へ妹尾を投げ込んでやる」(放送中の発言より)という桑原の意気込みとは裏腹に、2勝1敗で妹尾・桜井チームが制した。
- ↑ 「ABC感謝祭2013 MaiDOほたるまち!」(ABCリバーデッキで2013年5月5日・6日に開催のABCテレビ・ラジオ合同イベント)のステージ企画として放送。
- ↑ 大泉洋 新たなファン層ゲット!?「年金を私の映画に…」 (『スポーツニッポン』大阪版2013年5月7日付記事)を参照