メフィラス星人

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テンプレート:Pathnav メフィラス星人(メフィラスせいじん)は『ウルトラマン』を始めとするウルトラシリーズに登場する架空の宇宙人。別名「悪質宇宙人」。

名前はゲーテの『ファウスト』に登場する悪魔メフィストフェレスに由来し、デザインはウルトラマンに対抗して銀と黒で纏めたという[1]

ウルトラ戦士と敵対する宇宙人として、映像作品だけでなく漫画・ゲーム作品などにもしばしば登場する。

目次

『ウルトラマン』に登場するメフィラス星人

ウルトラマン』第33話「禁じられた言葉」に登場。

  • 身長:2 - 60メートル
  • 体重:40 - 2万トン

メフィラス星から地球にやってきた宇宙人。「暴力は嫌い」と自ら称しており、武力によらない地球征服にこだわる。知能も高く、そのIQは10000以上とされている。基本的に落ち着いた物腰と、紳士的な口調で話すが、物事が自分の思い通りに運ばないと激昂する一面もある。

また、多数の凶悪宇宙人のボス的存在として、「ケムール人バルタン星人ザラブ星人は自分の配下に過ぎない」と称しており、「その気になれば地球征服など簡単である」と力を誇示する。怪獣大に巨大化した科学特捜隊のフジ・アキコ隊員を東京に出現させ、ムラマツ隊長らを困惑させる。地球人の代表として、フジ隊員の弟・サトル少年を選び、穏やかな口調でサトルが「地球をあげます」と自発的に言うよう仕向け、本人いわく「地球人の心への挑戦」をする。だが、申し出を拒絶され続けたことに激昂し、サトルを無重力室に監禁するが、その直後、ハヤタ=ウルトラマンに「子どもでも地球を売り渡すような人間はいない」と指摘される。その後ハヤタに対して「お前は宇宙人なのか、人間なのか」と問いかけるが、「両方さ」と返される。

武器は、拳を合わせて発射する波状の破壊光線「ペアハンド光線」、腕を突き出して発射する「グリップビーム」。攻撃や戦闘時は、「フワッ」という掛け声を発する。科学特捜隊と防衛軍によって円盤が破壊されると、巨大化してウルトラマンと対決する。ウルトラマンとほぼ互角の戦闘能力を持った強敵だったが、「宇宙人同士で争うのは無益だ、自分は地球人の心に負けた」として自ら退き、必ずまたやってくると言い残し、テレポーテーションで地球を去る。

  • 声:加藤精三(ノンクレジット)テンプレート:Sfn
  • スーツアクター:扇幸二[2]テンプレート:Sfn[3]
  • 円盤は『ウルトラQ』で使ったセミ人間の宇宙船を、バルタン星人の円盤(第2話)に流用したあと、再度流用したもの[2]。円盤の上下を逆にして使用された。
  • 小説 ウルトラマン』でも、地球侵略とウルトラマン抹殺を企む宇宙人達の首領格となっており、バルタン星人などのほかの宇宙人たちを集め、ウルトラマンを倒すための作戦会議を開き、作戦を決めた上で地球侵略とウルトラマン抹殺に向かう様子が描かれている。それによると自身が第一計画、バルタン星人(二代目)が第2計画、ジェロニモンが第3計画だったがすべて失敗、意気消沈しているところを業を煮やした謎の宇宙人(おそらくゼットン星人)が急遽、最終計画として地球へ向かう。
  • 脚本では、ダダも配下の宇宙人の1人として登場する予定だった[2]楳図かずおの漫画版や、漫画『ウルトラマン超闘士激伝』では、本編に登場した宇宙人たちにダダを加えた4人が、メフィラスの配下として登場している。
  • 初代メフィラス自身は、今のところ映像作品には再登場していないが、ゲーム『Fighting Evolution Rebirth』では再びウルトラマン達に挑戦する(後述)。
  • 2010年9月15日放送に放送された番組『歴史秘話ヒストリア』では、上記のハヤタに対する問いかけのやりとりについて、脚本を務めた金城哲夫が「当時住んでいた東京と出身地である沖縄の二つの地を生きる事」を表していたと紹介されているテンプレート:出典無効
  • 掛け声はのちに、『ウルトラマンレオ』に登場したウリンガに流用された他、『ウルトラゼロファイト』では、同じメフィラス星人である魔導のスライが名乗りを上げる際の効果音としても流用された。
  • 黒い外色はゼットンに移植されたと『21世紀ウルトラマン宣言』で記載されている。

『ウルトラマンタロウ』に登場するメフィラス星人

ウルトラマンタロウ』第27話「出た! メフィラス星人だ!」に登場。

  • 身長:60メートル
  • 体重:2万トン

以前ウルトラマンと引き分けたメフィラス星人の同族だが、初代とは異なり卑怯な性格で口調も乱暴。体形も初代と異なり、肥満気味で目のふちが赤く、体色は灰色。腰の部分が白く、腹が金色に塗られている。怪草マンダリン草の神経毒で子どもを麻痺させ、世界中の子どもを虚弱体質にして地球を乗っ取ろうと画策する。その端緒として、自走可能で目を模した飾りの付いた、ユニークなデザインの自動販売機に忍び込んでマンダリン草を仕込み、近づいた子どもを次々と麻痺させていくなど、初代とはまったく違う卑劣な姿勢で地球征服を進める。ZATにこれを見破られて巨大化、東光太郎にその作戦を卑怯だと言われると「卑怯もラッキョウもあるものか」と開き直って街を破壊する。

目から放つ「アイリスレイ」が武器。ZATの「アミアミ作戦」で捕らえられかけたが、すぐに脱出し、スカイホエールを撃墜。また、多少の怪我はマンダリン草を用いてたちまち治癒する。ZATを窮地に陥れるが、ウルトラマンタロウのアトミックパンチで腹を貫かれ、その直後にストリウム光線を受けて泡のように溶けて消える。

初代と比べて、性格は全くといっていいほど異なるが、子どもを地球侵略のキーと見ている点では共通している。

  • 声:西川幾雄(ノンクレジット)テンプレート:Sfn
  • シナリオ準備稿ではストーリーはほぼ同じだが、「きのこ怪獣マシュラ」が登場する予定だった。当時(1973年10月)、本作では過去のウルトラシリーズに登場した怪獣・宇宙人の再登場企画があったため、メフィラス星人に変更となったものである[4]
  • 『ウルトラマン』に登場したメフィラス星人の弟という設定が、当時の児童雑誌に掲載された。現在ではDVDの解説や『ウルトラマンメビウス』の関連書籍などにもこの設定が活かされている。また、同様に児童雑誌の設定によれば、この頃に登場した再生怪獣たちは一つの軍団として位置づけられており、このときのメフィラス星人は軍団の幹部(地位は将軍)とされている。初代はバードン亡き後の軍団の総大将で多忙なため、弟である二代目が代わりに地球へ向かったことが語られている。初代と容貌が異なるのも、デスクワーク中心の軍務が祟って太ったから、という理由がつけられている。雑誌の記事では、意気揚々とタロウ抹殺のため出撃するも、敗北する様子が描かれており、敗北を見た怪獣軍団からは「まるでダメな奴だ」と言われる。
  • 映画『ウルトラマン物語』では初代と同一人物との設定であり、最初はウルトラマンと戦って引き分け、その後、ウルトラセブンに倒されたエレキングを改造して地球に連れてきたが、やはりウルトラマンタロウに倒された(いずれも映像は過去のテレビシリーズの流用)。
  • 着ぐるみはアトラクション用の改造[5]

『ウルトラマンメビウス』に登場するメフィラス星人

ウルトラマンメビウス』第43話「脅威のメビウスキラー」から第47話「メフィラスの遊戯」に登場。

  • 身長:2 - 60メートル
  • 体重:2万トン

皇帝であるエンペラ星人に仕える暗黒四天王の一人で、地位は「知将」。かつて、ウルトラマンやウルトラマンタロウと対決したメフィラス星人の同族で、GUYSのドキュメントSSSP、ドキュメントZATにデータが記録されている。外見は初代と酷似しているが、口がオレンジに近い黄色になっていて、目が若干釣り上がっており、顔と手も少し大きいなど、細部が異なる。性格や口調は初代と同じ紳士的なものだが、慇懃無礼な敬語を使ったり、初代は右手から放っていた「グリップビーム」を左手からも放ったりするなどの違いもある。地位にもある通り、その知性から実質的な四天王のまとめ役を担っている模様。見せしめのためにあらかじめ連れて来て出現させたグロマイトの攻撃を簡単に弾き返し、グリップビーム一撃で葬り去ったり、ウルトラマンの八つ裂き光輪を素手で砕き、スペシウム光線を回避するが、ウルトラマンにはグリップビームが全く通用しない。

暗黒四天王最後の一人として、ヒビノミライ=ウルトラマンメビウスを最も屈辱的な方法で倒すべく、作戦を開始する。円盤に搭載された「キリアン・リプレイサー」という装置から放射される、特殊な波動を使って人間たちのメビウスに関する記憶を自身に置き換えて、メビウスを侵略者とし、自分の手を汚さずにGUYSにメビウスを倒させようと試みる。ウルトラマン=ハヤタにも、「自分が直接手出ししない代わり、メビウスに加勢しない」ように要求する。しかし、ミライの必死の呼びかけと、以前ミライが自作して渡したお守りによってテッペイが正気に戻り、それによって計画が狂い始めたことで激昂。その後も同様にリュウたちが目覚め、ガンフェニックストライカーのバリアントスマッシャーで円盤を破壊されると、円盤より脱出して巨大化する。事実上、「自分が仕組んだゲームには手を出さない」というルールを破ったため、すべての状況を見ていたハヤタがウルトラマンに変身。ウルトラマンやメビウス、ガンフェニックストライカーと激しい空中戦を繰り広げる。だが、ウルトラマンから先のルールを破ったことを指摘され、自身の過ちを理解し潔く負けを認め、ふたたび挑戦すると言い残し、テレポートで地球を去る。しかしその直後、宇宙空間に出たところで大部隊のインペライザー軍団を引き連れて地球に向かう途中の皇帝が粛清のために放ったレゾリューム光線を喰らい、自分も既にゲームの不要になった駒であることを悟りつつ、処刑される。

  • 声:加藤精三
  • 初代や二代目との関連については、劇中では明言されないが、設定では別個体の「メビウス・メフィラス(三代目)」とされており、初代や二代目とは兄弟関係であることを思わせる解説もされている。また、円谷プロ公式サイトのエイプリルフール企画であるM-78(エムナナハチ)でも、初代が「あれは自分の弟だ」と発言する。

『ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦』に登場するメフィラス星人

漫画作品や雑誌展開による『ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦』に登場

コロコロイチバン!』版『巨大要塞を撃破せよ!!』(内山まもるによる漫画版)
メビウスと交戦したメフィラス星人の弟(初代から数えれば四代目ということになる)。皇帝の手先となった兄のことをよく思っておらず、自らが宇宙の支配者になろうと企んだ。容姿こそ初代や三代目と同じような外見をしているが、口調や性格は下品かつ凶悪で二代目に似ている。皇帝が残した負の遺産『巨大要塞』を支配しウルトラの国への攻撃を開始する。要塞に潜入してきたウルトラ兄弟インペライザー軍団で迎え撃ち、ゾフィーとメビウス以外の兄弟達を一時戦闘不能にする。ゾフィーもまたエンペラ星人に変身したインペライザーによる攻撃で倒し、後はメビウス1人という状況まで追い詰めたが、復活したウルトラ兄弟の手によりインペライザーが倒され、自身もウルトラ兄弟の合体光線の前に要塞共々砕ける。
テレビマガジン』版
アークボガールが宇宙でウルトラ兄弟に倒された後、地球侵略を企む。EXゴモラを引き連れて地球に襲来し街を攻撃する。駆けつけたウルトラマンやメビウスと対決するが、EXゴモラはメビウスに倒され、自身もウルトラマンのスペシウム光線で倒される。

『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』に登場するメフィラス星人(RB)

第9話「暗黒の鎧」、第13話「惑星崩壊」に登場。

メフィラス星のレイオニクス。テンペラー星人(RB)とのレイオニクスバトルに敗れた挙句バトルナイザーを踏み潰され、失意の状態で砂漠を彷徨っていた。その最中アーマードダークネスの暗黒剣(ダークネスブロード)を発見し、その力によってアーマードメフィラスと変化する。

その後はレイブラッド星人の操り人形にされるが、レイによって倒されたことで鎧の呪縛からもレイブラッド星人からも解放される。自分達レイオニクスがレイブラッド星人の掌の上で踊らされていたことを悟り、レイに借りを返すためにペンドラゴンを妨害していたエネルギーフィールドを光線(過去のグリップビームやペアハンド光線とは、また違う構えから発射する)で破壊し、レイへの借りを返したことを口にした後、テレポートして去る。

アーマードメフィラスおよび巨大アーマードメフィラスについては#『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』に登場するアーマードメフィラスを参照。

  • 声:加藤精三
  • 着ぐるみは『ウルトラマンメビウス』からの流用。

アーマードメフィラス

ゲーム『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS NEO』のオリジナルキャラクターとして初登場。

  • 身長:2 - 60メートル
  • 体重:50トン - 2万5千トン

メフィラス星人が鎧を装着してパワーアップした姿。この鎧は元は暗黒四天王の知将メフィラス星人のために作られた物であり、当初その正体は謎とされていたが、現在では装着しているメフィラスの正体は作品によって異なる。ゲーム版『大怪獣バトル』では初代メフィラスや知将メフィラスと同じ声で、口調も知将メフィラスと同じ敬語口調となっている。また、鎧そのものが「アーマードメフィラス」とも呼ばれている[6]

武器は右腕に装着された剣「メフィラスブレード」で、それによって相手を切り裂く「メフィラスブレードアタック」を必殺技とする。また、グリップビームと同様の構えで放つ光線技「グリッププラズマ」も使用する。

  • 声:加藤精三(『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS NEO』、『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』、『ウルトラマンメビウス外伝 ゴーストリバース』)
  • ソフビ人形化されたが、キングジョーブラック同様、最初は『ブラッククリアver.』としてウルフェス限定で販売され、後に右腕をメフィラスブレードに新造かつ通常塗装がされた『メフィラスブレードver.』がカード付きで一般販売された。

『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』に登場するアーマードメフィラス

第9話「暗黒の鎧」に登場。

メフィラス星人(RB)がダークネスブロードの力によって鎧を身に着けた姿。ダークネスブロードから斬撃をエネルギー波として放ち、巨大化すらせずに怪獣を倒す力を持つ。鎧の力に身も心も支配されており、ダークネスブロードの導きに従うまま「闇に呼ばれし者」としてアーマードダークネスを復活させようとする。ダダを瞬殺し、アイスラッガーを持ったレイモンを退け、アーマードダークネスが封印されている地に辿り着いてテンペラー星人も倒した後、ついにアーマードダークネスの封印を解く。復活したアーマードダークネスを自身の「主」に捧げようとするが、逆にアーマードダークネスのダークネストライデントで刺し貫かれ、手にしていたダークネスブロードもアーマードダークネスの手に戻る。その後、死亡していたように見えたが、実はまだ生きており、後にレイブラッドの手で後述の巨大アーマードメフィラスとして登場する。

  • 着ぐるみは変化前のメフィラス星人に鎧を着せたものを使用している。
  • なお、彼の言う「主」と言うのはエンペラ星人のことと思われる。その根拠として、「アーマードダークネスはエンペラ星人の為に作られた鎧である」ことと「かつてエンペラ星人に仕えていたメフィラス星人がいた」ことが挙げられ、『ウルトラマンオフィシャルデータファイル』でも推測されている。同じくアーマードメフィラスの持つダークネスブロードを見てテンペラー星人が驚く理由は、彼の一族もまたエンペラ星人に仕えていた個体が過去にいたからであると思われる。

巨大アーマードメフィラス

第12話「グランデの挑戦」、第13話「惑星崩壊」に登場。

惑星ハマーの極点の中に入ったレイの前に現れた、今までのメフィラス星人達と同様に巨大化したアーマードメフィラス。レイブラッド星人に操られているらしく、自意識を完全に失っており、声を発さない。レイブラッド星人がレイにぶつけた「最後の試練」として、ゴモラと戦う。

ゲーム版大怪獣バトル同様、右腕にメフィラスブレードを装備しており、左腕からは光弾「ダークネスレイ」を放つ上にバリヤーを発生させて超振動波も防ぐ。これらの武器でゴモラを追い詰め、レイが呼び出したミクラスが加わり、2対1の戦いとなってもなお圧倒するが、ゴモラがレイオニックバーストになると一気に形勢が逆転。散々叩きのめされ、メフィラスブレードも折られた末に超振動波ゼロシュートを受けて倒され、元のメフィラス星人に戻る。

『ウルトラマンメビウス外伝 ゴーストリバース』に登場するアーマードメフィラス(G)

『ウルトラマンメビウス外伝 ゴーストリバース』に登場。

暗黒四天王の知将メフィラス星人の怨念が、怪獣墓場に流れ着いた自らの鎧の力によって実体化を遂げて復活した姿で、アーマードメフィラス(G)とも呼ばれる。鎧の魔力で他の四天王(巨大ヤプール(メビウスキラーに憑依)、デスレム、グローザム)を蘇らせ、ギガバトルナイザーを手に入れてエンペラ星人の復活も目論む。

てれびくん』の漫画版ではギガバトルナイザーを奪うべく炎の谷へと現れる。自身の鎧でウルトラ兄弟の光線も防ぎ、彼らを退けてギガバトルナイザーが封印されている谷の最深部まで進んだが、鎧では谷の「灼熱の炎」に耐えられず、鎧ごと焼き尽くされる。本人も鎧が耐えられない覚悟はできていたらしく、断末魔には「残念」と叫ぶ。また谷に辿り着いた際には「これで宇宙は私の物だ」と喜んでいたことから、この時はエンペラ星人の復活までは考えていなかった模様。

テレビマガジン』版では、最初は鎧を装着していない通常の姿で他の四天王と共に出現。その後、メビウスとメカザムが炎の谷に辿り着き、ギガバトルナイザーの門番であるEXゼットンと戦うところに鎧を装着した姿で乱入してギガバトルナイザーを手に入れ、それを使って攻撃するが、タロウ、レオ、80の救援で逆転され倒される。

OV版でも四天王の中心的存在として行動。漫画版と異なり、幻の鎧の妖力に支配されており、その導きのままにエンペラ星人復活を企んでいるという設定になっている。その影響のためエンペラ星人の復活により固執しており、またテレビシリーズの時に比べてテンションが高く、きざな仕草をするようになっている。この他、人質などの卑怯な手段を堂々と使い、メビウス達が優勢になったのを見て、慌てて逃げ出すといった、かつての冷静なイメージとは異なる行動も見られる。今作ではメフィラスブレードの他に、手からダークネスレイやグリッププラズマとはまた別の光弾「ショックバスター」を放つ技も使用する。デスレムと共に炎の谷に入るのに手こずっていた所にやって来たエースとタロウと戦闘になるが、あらかじめ捕らえておいたヒカリを人質にして二人を捕らえる。その後現れたメビウスに、エースとタロウを人質にし、さらに自らに協力したヒカリを使って炎の谷に行くように指示する。炎の谷より帰ってきたメビウスから、ギガバトルナイザーを奪い取るも、実は協力するふりをしていたヒカリに奪い返され、特殊なフィールドを消されてエースとタロウを解放されたことで形勢が逆転。だが、グローザムを犠牲にしてギガバトルナイザーを奪い返し、メカザムのゴーストリバースとしての機能を覚醒させる。最後は、メビウスとメカザムの間に割って入り、ギガバトルナイザーをメカザムの体に押し込んだところを、ヒカリのナイトシュートを背後から受けて消滅する。

  • 着ぐるみは『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』の流用。
  • 名前に付くGは「ゴースト」を意味する。

『レッドマン』に登場するメフィラス星人

特撮テレビ番組『レッドマン』第22、23、25話に登場する。第22話ではウーと共に、第25話ではゴモラと共にレッドマンと戦うがレッドナイフで倒され、第23話ではレッドアローで倒される。

着ぐるみはアトラクション用の流用。腰の辺りが白く塗られている。

『ウルトラゾーン』に登場するメフィラス星人

ウルトラゾーン』では、第17、18話のドラマ「メフィラスの食卓」で主役として登場。また第2話の『怪獣English』でも紹介され、第4話のアイキャッチでは鏡の前で耳のセットを気にする。

「メフィラスの食卓」に登場するメフィラス星人

地球侵略に来た宇宙人。顔面に口がないのに食事をする(主にラッキョウをよく食べる)が、その際に凄まじい音を上げる。彼が物を食べる際は常に後ろ姿が映るため、どのような食べ方をしているのかは不明である。

地球を渡すようあるホームレスの男との対話を試みたところ、「自分は定住していないので地球全体が自分の家だ」「お前も帰る場所がないなら好きな所に住めばいい、地球はあんたのものだ」と語られたことで、その言葉通り瞬く間に日本を侵略する。

その後、男の語った「食事は1人より誰かと一緒に食べた方がうまい」という言葉の意味を知るべく、男から貰った裏側に「ぱぱ大嫌い」と書かれた古い食卓に弁当を捨てた若者や総理大臣を瞬間移動で呼び出し共に食事をする。しかし、身勝手な若者や綺麗事を並べる首相の言に不快感を抱くばかりでメフィラスは男の言葉を理解する事はできなかった。だが、3人目に赤ん坊とその母親を呼び出したことで、男の言葉が「かけがえのない家族との食事にこそ価値がある」という意味だと気づく。メフィラスの食卓に見覚えがあった母親が食卓の裏側を見ると、そこは子どもの描いた落書きで埋め尽くされていた。

メフィラス星人は食卓を男に返却し、男の言葉の意味に気付いたこと、自分にも兄弟がいることを語る。メフィラスが男に食卓の裏側を見せると、そこには「ぱぱ大好き、帰ってきて」という新たな落書きが加えられていた。男は「まだ家族とやり直せるということか」と泣き崩れ、メフィラスがそれを見つめるところで物語は終了する。

  • スーツアクター:外島孝一[7]福島弘之
  • 着ぐるみは『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』までの流用だが、目の電飾は発光していない。
  • 一般人相手に地球を渡すよう交渉する、暴力を好まない、首相を巨大化させて街を破壊する、兄弟が存在する、ラッキョウを好むなど、初代・2代目メフィラス星人からのオマージュが多数見られる。

『ウルトラゼロファイト』に登場するメフィラス星人・魔導のスライ

ウルトラマン列伝』内のアクションドラマ『ウルトラゼロファイト』第二部「輝きのゼロ」に登場。

「あのお方」と呼ばれる何者かに仕えてウルトラマンゼロの抹殺を企む宇宙人集団ダークネスファイブの一人となったメフィラス星人で、参謀格であると同時に事実上のリーダー格。アーマードメフィラスと同じ鎧を装着しており、目の色が赤くなっているのが特徴。口調こそ暗黒四天王の知将メフィラスと同じ敬語口調だが、後述するように人質を取るなど性格面では二代目に近い卑怯さを持っており、「卑怯もラッキョウもありませんよ」という二代目を髣髴とさせる発言もする。武器もアーマードメフィラスと同じメフィラスブレードを使い、そのブレードから光線を放つことも可能。

第1部でゼロと別れたピグモンを人質として捕らえ、極悪のヴィラニアスと戦っていたゼロの前にホログラムとして出現。怪獣墓場で待っていることをゼロに告げた後、姿を消す。その後、怪獣墓場へやってきたゼロと一騎打ちを繰り広げ、ミラクルゼロスラッガーを全て弾く実力を見せるが、空中でレボリウムスマッシュを受けて敗北、ピグモンも解放され、ゼロを「あのお方」、すなわちカイザーダークネスに会う資格があると認める。以後はピグモンと共にゼロとカイザーダークネスの対決、そしてゼロダークネスの誕生を見届けた後、ピグモンを連れてアナザースペースに戻り、他のメンバーと合流。戦いを傍観する立場をとるが、ゼロダークネスよりベリアルの魂が抜け覚醒したシャイニングウルトラマンゼロのシャイニングスタードライヴによりベリアルの魂が消滅し時間が逆行していく様子を目の当たりにすると、状況を不利と判断して他のメンバーと共に撤退。エピローグにて時間逆行によりかつての肉体を取り戻したベリアルと再合流した。

  • 声:安元洋貴
  • 着ぐるみはアーマードメフィラスの目を赤にリペイントした物。
  • 『ウルトラマン列伝』第79話ではウルトラゼロファイトの放送はなかったが、翌週の次回予告の最後に突如割り込む形で乱入し視聴者プレゼント(ダークネスファイブのソフビセット)の告知を行った。後述の第103話でも翌週の次回予告の最後に視聴者プレゼント(『ウルトラゼロファイト』のDVD)の告知を他のメンバーと共に行っている。また本編でのゼロダークネス登場を受け、第11~13話冒頭では前回までのあらすじをゼロに代わって解説する。
  • 名乗りを上げた際には、初代メフィラス星人の掛け声が音響効果として使われている。また、名乗った後のエフェクトも他の四人とは違う独自のものが使われている。
  • 『ウルトラマン列伝』第100話及び第103話と*『新ウルトラマン列伝』第48話では復活したベリアルと合流して以降の動向が描かれた。
    • 第100話では、ベリアルや他のダークネスファイブのメンバーと共に番組をジャックし、解説やコメントを行う。怪獣を100体紹介すると豪語するベリアルに対し、紹介した怪獣の数をカウントするサイドパネルを用意するという気前の良さを見せる(ヴィラニアスやグロッケンからは「ゴマ擦り」や「抜け駆け」と嫉妬される)一方、放送時間が残り少なくなっても100体紹介しきれていないことに焦った他のメンバーに急かされ、続きは次の機会にした方がいいことを恐る恐るベリアルに進言しようとするも中々切り出せないという側面も見せた。終盤で放送時間の限界を見て覚悟を決めようやく進言するものの、それにベリアルが激怒して暴れ出したため、慌ててベリアルを止めに行ったところで放送を終了した。
    • 第103話では、100体怪獣の紹介が失敗して不機嫌なベリアルの機嫌を直すべく再び番組ジャックを行い、自分達ダークネスファイブの同族宇宙人達をベリアルに紹介した。自身はウルトラマンタロウと戦ったメフィラス星人(二代目)を紹介し、その作戦をメフィラス一族の知略と自慢した他、自身も以前言った「卑怯もラッキョウも - 」という言葉に関しては「メフィラス紳士の証」と豪語した。その後、結局はウルトラ戦士に敗れることを自嘲したベリアルに一度は別れを告げられるが、敢えて自らベリアルに光弾を放って攻撃することで、仕えた時点で命は捨てている覚悟であることを証明し、他のメンバー共々ベリアルから晴れて忠誠心を認められ、自分達の「守るべきもの」を探すべくベリアル軍団の新たな覇道を開始した。
    • 『新ウルトラマン列伝』第48話では全ての宇宙を支配するというベリアルの野望のためには様々な宇宙を知る必要があるとして、まずは『大怪獣ラッシュ』の宇宙であるプラズマギャラクシーの事を他のメンバーに教える。ラッシュハンターズの解説も行うが、途中で放送時間が無くなると次回に跨いで自分達がナビゲートすると宣言した。野望に向けて狂ったように高笑いをしたり、時間配分ができてない事を指摘されると開き直って逆ギレしたりするなど、それまでには無かったような一面も見せている。
    • 続く『新ウルトラマン列伝』第49話では、第48話の途中で紹介が時間切れになったことを視聴者へ陳謝しながらバルタン星人に関する情報を紹介する。その際、復帰した地獄のジャタールと再会し、ベリアルやほかの仲間と共にプラズマギャラクシーへと旅立つ。

『大怪獣ラッシュ ウルトラフロンティア』に登場するメフィラス星人

データカードダス及びそれを元にしたCGショートムービー『大怪獣ラッシュ ウルトラフロンティア』に登場。

メフィラス星人ジェント

ラッシュハンターズのハンターリーダーを務めるメフィラス星人で、「冷静沈着な司令官」の異名を持つ。外見は通常のメフィラス星人に比べ、鎧を着込んだようなマッシブな体格になっている。異名通り、常に敬語も交えた冷静沈着な言動を取るが、それぞれ異なった性格であるバレルガルムマグナの三人にチームを組ませ、それに絶対の自信を持つなど、かなり大胆不敵な発想を持っている。 そしてラッシュハンターズを使い、プラズマキラーザウルスを解放。プラズマ怪獣が暴れ回る「大怪獣ラッシュ時代」を到来させた。

実はプラズマギャラクシーを救ったとされる伝説の7人の宇宙人「七星剣」の1人でもあり、惑星をも切り裂く妖刀破軍の使い手。七星剣としての異名は「伝説の巨星」であった。

テレビ放送版ファーストシーズンでは、毎回エンドロール時に本編の感想を述べる役回りとしても登場し、最後は必ず「ラッシュハンターズ」の言葉で締めくくる。

メフィラス星人スライサー

3弾から登場。三日月型のスライサーソードを構えたメフィラス星人のハンターで、メフィラス族の中でも戦闘力が際立っていると言われる豪傑。赤くスマートな体を持ち、スライサーソードの形状もあって「メフィラスの赤き三日月」と呼ばれ恐れられている。

メフィラス星人シックル

5弾から登場。ギルドガードを束ねる存在と噂され、大鎌「メフィラスデスサイズ」を武器とする「漆黒の監視者」。かつてジェントと互角の戦いを繰り広げたという。 テレビ版では「SUPER-EARTHGOMORA Hunting」に登場し、ラッシュハンターズからプラズマソウルを掠め取っていた脱獄ハンターズを捕えている。また、ジェントからは「この宇宙で最も危険な男」と呼ばれていた。

漫画作品に登場するメフィラス星人

かがやけ ウルトラの星

漫画『かがやけ ウルトラの星』に登場。

当初は「げんすけ」という青年に変身し、謎の戦士ウルトラキングの姿でウルトラ兄弟に協力して怪獣軍団と戦うが、実際はウルトラキング=メフィラス星人こそが怪獣軍団を動かす首領であり、地球人やウルトラ兄弟の信頼を得て油断させ、東光太郎(ウルトラマンタロウ)を抹殺しようとするが、あと一歩の所で失敗。怪獣軍団を総動員してウルトラ6兄弟と戦い、ゾフィーを倒すが、最期は怒りに燃えるタロウのストリウム光線を浴びて倒される。

ウルトラキング

げんすけ(メフィラス星人)がウルトラマンを模して変身した姿。カラータイマーはなく、額と身体の至る所に星のマークが付いている。両手を組んで発射するスター光線が必殺技。キングスパークでエネルギーを溜めればウルトラマンの光線技を上回る破壊力を出す。演技とはいえ、怪獣軍団との戦闘に参加したときの活躍はウルトラ6兄弟を感服させる。その後、自分に憧れる子供を騙してウルトラバッジを光太郎から奪わせ、メフィラス星人の正体を現すがバッジは健一が護っていたため、ウルトラマンタロウと対決する。怪獣軍団と合流し、ウルトラ6兄弟が揃うと本来のメフィラス星人の姿に戻る。

ウルトラ戦士 銀河大戦争

漫画『ウルトラ戦士 銀河大戦争』に登場。

ツアー・メフィラスに指揮される複数のメフィラス軍団が登場。体型は『ウルトラマンタロウ』の二代目に酷似している。地中から次々に出現し、ウルトラ兄弟やメロスに襲い掛かる。

ツアー・メフィラス

メフィラス星人の軍団を指揮する帝王。頭部は耳が長く、髪の毛の様な物が生えていて、手袋とブーツを付けている。武器はS字型の鎌。地球を攻撃して誘き寄せたウルトラ兄弟を捕らえ、十字架に掛ける。駆けつけたメロスを光波電磁砲で追い詰めるが現れたウルフ(当時はメロスII)に砲台を破壊され、一騎打ちでメロスIIカッターに敗れる。

ウルトラ忍法帖

漫画『ウルトラ忍法帖』に登場。

悪の組織「朧党」の首領「冥府羅州烈風斎(メフィラスれっぷうさい)」として登場。キミヒロという息子もいる。

ウルトラマン超闘士激伝

漫画『ウルトラマン超闘士激伝』に登場。

メフィラス星人の中でも破壊や殺戮を好む変わり者であるメフィラス大魔王として登場。当初はウルトラ戦士達の敵として立ち塞がり、ウルトラの国を滅ぼそうと攻撃を仕掛けるが、闘士ウルトラマンによって失敗し敗れる。その後は邪悪な大魔王から武人となりウルトラ戦士達にも協力。ウルトラマンの良きライバルであり、タロウの師匠となっていく。玩具展開『ウルトラマン超闘士鎧伝』ではダークベンゼンが率いる「メフィラス星人II」も登場。詳しくは「ウルトラマン超闘士激伝#怪獣・宇宙人勢力」を参照。

大怪獣バトル ウルトラモンスターズ戦記

別冊コロコロコミック』に掲載されたてしろぎたかしの読切漫画『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS ウルトラモンスターズ戦記』に登場。

多くのキャラクターたちからメフィラスと呼ばれる。ガンQレッドキングバイブ星人をチームに従えており、バイブ星人の透明化能力を利用して今までのバトルで99連勝をしていた。100連勝を達成すべくカゲマル(バルタン星人)達に襲い掛かりバトルの申し出を送る。最後は自分のチームが倒れた隙にカゲマルを騙して倒し、彼の仲間まで倒すが、分身で避けていたカゲマルの白色破壊光線を受けて倒される。

バイブ星人を使っての99連勝やカゲマルに対する騙し討ちなど『ウルトラマンタロウ』に登場した二代目と同様に卑怯な手段が目立つ。

ウルトラマンSTORY 0

漫画『ウルトラマンSTORY 0』に登場。星間連合の主要メンバーとして登場する。

ゲーム作品に登場するメフィラス星人

『ザ・グレイトバトルII ラストファイターツイン』

ザ・グレイトバトルII ラストファイターツイン』では宇宙船のボスとして登場。爆発していく船の中でヒーロー達の手からカプセルを死守せんとする。一人称は「わし」。光線を撃つ際に目と口元が光る。

『ヒーロー戦記 プロジェクト オリュンポス』

ヒーロー戦記 プロジェクト オリュンポス』では侵略者の一人として登場。大地震によるマグマ流入を利用してツァイト市を沈めようとするが、同市にやってきたモロボシ・ダンの前に人間の姿で現れ、計画を明かす。ダンの知略によりマグマ流入は未然に防がれるがそのためにバードンの巣穴が開かれ、ツァイト市が滅びる事を告げ、セブンと戦闘。その後、敗北を認めたメフィラス星人は、改心してダンになついたバードンの雛を伴い、どこへともなく去るが、最後はバードンを戦力として狙うヤプールに殺される。メフィラス星人を臆病者と罵ったヤプールに対して、ダンは激しい怒りを見せる。

『スーパーヒーロー作戦』

スーパーヒーロー作戦』では凶悪宇宙人の連合組織 ETF の首領格として登場。ガイアセイバーズを度々苦しめる。最後はゴルゴダ星での決戦でヤプールに裏切られ、2体のテンペラー星人と共にウルトラ兄弟に最後の戦いを挑む。

『ウルトラマン Fighting Evolution Rebirth』

ウルトラマン Fighting Evolution Rebirth』のオリジナルストーリーではジェロニモンに怪獣達を復活させたり、バルタン星人に改造怪獣を作らせたり、カオスロイドを生み出してウルトラの国に送り込んだ黒幕として登場。必殺技には得意のグリップビームの他に、多数の円盤群を召喚し一斉攻撃をさせる技も持つ。最終的にはカオスヘッダーと融合してネオカオスダークネスとなる。また、ゲーム中でのナレーションにて、過去の初代ウルトラマンとの戦いが語られていることから、このメフィラス星人は初代メフィラス星人と同一人物とされている(ストーリー上でのウルトラマンとの対戦でウルトラマンがスペシウム光線を使おうとすると原作と同じように制止される)。最後はウルトラ戦士達によってカオスヘッダーが浄化されたために元の姿に戻り、『ウルトラマン』の時と同様に再び挑戦しに来ることを言い残して去る。

隠しモードの大破壊モードでは、同じく倒されなかったゴモラを操るプレイヤーに指示を送る役割で登場する。

ライブステージに登場したメフィラス星人

『ウルトラマンライブステージ』

バルタン星人、メトロン星人ザム星人らと結託して邪神獣ゲスグロウを復活させて宇宙支配を企むが、ゲスグロウの復活を目前にしてウルトラマンゼアスの奮戦で倒される。

『ウルトラマンフェスティバル2008』

『ウルトラマン』第33話のように、バルタン星人、ザラブ星人、ケムール人を部下とし、彼らと共にアーマードダークネスの鎧を集めるために現れる。『ウルトラマンメビウス』に登場した時のように敬語口調。邪魔なウルトラ兄弟達を倒すためにバキシムサタンビートルベムラー、ブラキウムを操り、彼等と部下達と共にウルトラ兄弟達と対決するが、アーマードメフィラスに倒される。

アーマードメフィラスは上記のメフィラス星人と別個体として登場。第一部では宇宙に散ったアーマードダークネスを巡るウルトラ戦士(マン、ゾフィー80セブンヒカリメビウスマックス)と同族のメフィラス星人が率いる宇宙人軍団の戦いに参戦し、アーマードメフィラスはウルトラ戦士に敗北した同族に怒り、処刑する。自身の鎧はアーマードダークネスと同じ力を持っており、また鎧を破壊できるのもアーマードダークネスだけの為、「闇の鎧は2つもいらない」としてパーツがほぼ揃ったアーマードダークネスを破壊、そのままウルトラ戦士も窮地に追い込むが、メフィラス星人への謀反を企てていたケムール人が密かに隠していたアーマードダークネスの左手パーツ(ケムールはパーツを隠した直後にアーマードメフィラスに倒されている)をメビウスが発見し、それによって鎧を砕かれて敗れる。

第二部では古代に怪獣達を封印するのに使われた「アースキー」を狙い、ジオルゴンやエンディール星人をも従えてウルトラマンティガ、ウルトラマンダイナ、ウルトラマンガイアを苦しめる。子供達の声援で奮起した3人の渾身の一撃を受けて倒されるが、最後の足掻きで封印されていたキングゴルドラスを復活させる。

『ウルトラマンプレミアステージ』

『ウルトラマンメビウス』の後日談にあたる物語。暗黒エネルギーの影響で復活し、他の3人の四天王を蘇生させる。更には皇帝を復活させるためにファントン星人の息子フォンタが持つ絵本「星空の涙」を狙う。怪獣・宇宙人軍団を率いての実力行使に出る他の3人とは違い、フォンタに優しく語りかけて絵本を騙し取ろうとするなど相変わらず狡猾な面を見せ、ハヤタ(=ウルトラマン)と対峙するシーンも見られる。実は皇帝のことを自分の駒としか考えていなかったらしく、いずれは皇帝にとって代わり宇宙を支配しようと企んでいたのだが、皮肉にもその野望をハヤタに話していたところを皇帝に気づかれ、またしても粛清される。皇帝自身、メフィラスのことは最初から信用していなかったらしい。声はテレビシリーズと同じ加藤精三が担当している。

その他

注釈

  1. 共に講談社の『ウルトラ怪獣DVDコレクション』にて言及されている。
  2. 2.0 2.1 2.2 『キャラクター大全ウルトラマン全調査報告』(講談社、2012年、ISBN 978-4-06-218128-0)
  3. テレビマガジン特別編集スペシャル ウルトラマン』や『キャラクター大全ウルトラマン全調査報告』(共に講談社)では「等身大時は久野征四郎説がある」と紹介されていた。
  4. 『タロウ タロウ タロウ ウルトラマンタロウ』(辰巳出版、P152-159)
  5. 円谷ヒーローウルトラ怪獣全史(講談社 mook)2014 69ページ
  6. 『ウルトラマンオフィシャルデータファイル』でのアーマードメフィラス(G)の解説より。
  7. 声も担当しているが劇中ではクレジットされておらず、書籍『ウルトラゾーン公式ガイドブック』にて記載されている。

参考文献

関連項目

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