阿倉川駅

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阿倉川駅(あくらがわえき)は、三重県四日市市阿倉川町にある、近畿日本鉄道(近鉄)名古屋線である。

駅構造

島式ホーム2面4線を持つ待避可能な地上駅で、ホーム有効長は6両。普通または準急しか停車しないため、定期列車では最大でも5両編成しか停まらないが、回送列車や臨時列車では6両編成が停車する場合がある。駅舎は上り線(西)側にあり、各ホームとは地下道で連絡している。トイレは改札内にあり、男女別の水洗式である。

ファイル:Akuragawa shimakaze.jpg
試運転でホーム端ギリギリに停車するしまかぜ(6両編成)

自動改札機は日本信号製が設置されており、3機全てが出場時2枚一括処理・PiTaPaICOCAなど交通系ICカード対応[1]。自動精算機はICカード履歴確認、高額紙幣対応のタッチパネル式。ただし、スルッとKANSAIJスルーカードはエリア外のため、使用できない。

長らく構内アナウンスが自動放送化されていなかった(その都度駅員が案内放送を行っていた)が、2009年10月下旬に自動音声化された[2]

のりば

1・2 テンプレート:Color名古屋線(下り) 大阪賢島方面
3・4 テンプレート:Color名古屋線(上り) 桑名名古屋方面
特記事項
  • 内側2線(2番線と3番線)が主本線、外側2線(1番線と4番線)が待避線である。
  • 列車種別選別装置の自動進路制御により、普通・準急列車は通過待ちがなくても、すべて外側2線に停車していた(臨時回送列車等の都合で、内側2線に停車することはまれにあった)。しかし2009年3月のダイヤ改正よりこの仕様は廃止され、他の一般的な駅と同様に通過待ちのない場合は内側2線に停車するようになった。

利用状況

「三重県統計書」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。

年度 一日平均
乗車人員
1997年 2,665
1998年 2,550
1999年 2,459
2000年 2,418
2001年 2,429
2002年 2,400
2003年 2,401
2004年 2,385
2005年 2,358
2006年 2,351
2007年 2,297
2008年 2,324
2009年 2,246
2010年 2,220
2011年 2,240
2012年 2,228
  • 阿倉川駅の利用状況の変遷を下表に示す。
    • 輸送実績(乗車人員)の単位は人であり、年度での総計値を示す。年度間の比較に適したデータである。
    • 乗降人員調査結果は任意の1日における値(単位:人)である。調査日の天候・行事等の要因によって変動が大きいので年度間の比較には注意を要する。
      • 2008年11月18日の調査結果によると、1日の利用客は4,353人(前回2005年11月8日の調査では4,509人)。
        • 近鉄の全調査対象駅(287駅)中、127位。
        • 名古屋線の駅(44駅、他線接続駅含む)の中では、17位。
        • 三重県内の近鉄の駅(116駅、但し調査当時の数)の中では、18位。
    • 表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。

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年 度 当駅分輸送実績(乗車人員):人/年度 乗降人員調査結果
人/日
特 記 事 項
通勤定期 通学定期 定期外 合 計 調査日 調査結果
1950年(昭和25年) 613,470 ←←←← 322,263 935,733      
1951年(昭和26年) 857,010 ←←←← 343,051 1,200,061      
1952年(昭和27年) 735,300 ←←←← 330,365 1,065,665      
1953年(昭和28年) 702,570 ←←←← 327,140 1,029,710      
1954年(昭和29年) 707,250 ←←←← 342,452 1,049,702      
1955年(昭和30年) 998,700 ←←←← 395,070 1,393,770      
1956年(昭和31年) 1,146,960 ←←←← 421,049 1,568,009      
1957年(昭和32年) 1,141,560 ←←←← 370,249 1,511,809      
1958年(昭和33年) 1,090,050 ←←←← 377,476 1,467,526      
1959年(昭和34年) 1,107,060 ←←←← 306,951 1,414,011      
1960年(昭和35年) 1,220,970 ←←←← 247,088 1,468,058      
1961年(昭和36年) 1,246,410 ←←←← 253,242 1,499,652      
1962年(昭和37年) 1,298,100 ←←←← 275,773 1,573,873      
1963年(昭和38年) 1,250,760 ←←←← 291,449 1,542,209      
1964年(昭和39年) 1,187,790 ←←←← 306,503 1,494,293      
1965年(昭和40年) 1,195,200 ←←←← 312,064 1,507,264      
1966年(昭和41年) 1,208,700 ←←←← 320,213 1,528,913      
1967年(昭和42年) 1,227,000 ←←←← 353,252 1,580,252      
1968年(昭和43年) 1,118,220 ←←←← 354,805 1,473,025      
1969年(昭和44年) 1,032,660 ←←←← 367,607 1,400,267      
1970年(昭和45年) 934,140 ←←←← 362,718 1,296,858      
1971年(昭和46年) 903,720 ←←←← 362,066 1,265,786      
1972年(昭和47年) 879,600 ←←←← 348,164 1,227,764      
1973年(昭和48年) 860,280 ←←←← 362,618 1,222,898      
1974年(昭和49年) 946,860 ←←←← 376,090 1,322,950      
1975年(昭和50年) 952,380 ←←←← 384,670 1,337,050      
1976年(昭和51年) 919,860 ←←←← 371,036 1,290,896      
1977年(昭和52年) 910,200 ←←←← 376,398 1,286,598      
1978年(昭和53年) 896,250 ←←←← 379,451 1,275,701      
1979年(昭和54年) 884,430 ←←←← 376,572 1,261,002      
1980年(昭和55年) 887,490 ←←←← 372,624 1,260,114      
1981年(昭和56年) 875,910 ←←←← 369,400 1,245,310      
1982年(昭和57年) 879,990 ←←←← 383,577 1,263,567 11月16日 6,415  
1983年(昭和58年) 882,630 ←←←← 380,945 1,263,575 11月8日 6,419  
1984年(昭和59年) 873,330 ←←←← 368,221 1,241,551 11月6日 6,260  
1985年(昭和60年) 875,970 ←←←← 366,202 1,242,172 11月12日 6,070  
1986年(昭和61年) 876,120 ←←←← 382,953 1,259,073 11月11日 6,275  
1987年(昭和62年) 885,420 ←←←← 372,067 1,257,487 11月10日 6,406  
1988年(昭和63年) 871,290 ←←←← 383,382 1,254,672 11月8日 6,419  
1989年(平成元年) 829,620 ←←←← 379,803 1,209,423 11月14日 6,499  
1990年(平成2年) 846,030 ←←←← 381,752 1,227,782 11月6日 6,547  
1991年(平成3年) 855,180 ←←←← 388,454 1,243,634      
1992年(平成4年) 822,510 ←←←← 381,872 1,204,382 11月10日 6,209  
1993年(平成5年) 798,240 ←←←← 362,669 1,160,909      
1994年(平成6年) 758,220 ←←←← 349,760 1,107,980      
1995年(平成7年) 756,450 ←←←← 357,270 1,113,720 12月5日 5,809  
1996年(平成8年) 710,880 ←←←← 337,326 1,048,206      
1997年(平成9年) 659,190 ←←←← 313,639 972,829      
1998年(平成10年) 624,960 ←←←← 305,920 930,880      
1999年(平成11年) 603,810 ←←←← 296,265 900,075      
2000年(平成12年) 586,800 ←←←← 295,855 882,655      
2001年(平成13年) 594,120 ←←←← 292,336 886,456      
2002年(平成14年) 583,620 ←←←← 292,431 876,051      
2003年(平成15年) 587,790 ←←←← 291,078 878,868      
2004年(平成16年) 591,510 ←←←← 279,126 870,636      
2005年(平成17年) 583,440 ←←←← 277,104 860,544 11月8日 4,509  
2006年(平成18年) 575,070 ←←←← 283,102 858,172      
2007年(平成19年) 558,300 ←←←← 282,495 840,795      
2008年(平成20年)   ←←←←     11月18日 4,353  
2009年(平成21年)   ←←←←          

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駅周辺

川原町駅までの一帯は名産の萬古焼工房が立ち並んでいる。

バス路線

三重交通
  • 阿倉川駅前バス停
  • 阿倉川駅口バス停
    • 12系統 垂坂経由Jヒルズ・垂坂駐車場
    • 12系統 近鉄四日市・市立病院

歴史

隣の駅

近畿日本鉄道
名古屋線
テンプレート:Color急行
通過
テンプレート:Color準急・テンプレート:Color普通
霞ヶ浦駅 - 阿倉川駅 - 川原町駅

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

関連項目

外部リンク

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  1. 3機のうち1機はICカード非対応の旧型であったが、2013年7月26日に他2機と同様の新型に更新された
  2. 周囲の準急停車駅にある簡易的なものではなく、同時期に更新された近鉄四日市駅等と同様の最新のものが導入された
  3. 鉄道ピクトリアル』(電気車研究会)1971年12月号(No.258)p.91