長都駅
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テンプレート:出典の明記 テンプレート:駅情報 長都駅(おさつえき)は、北海道千歳市上長都にある、北海道旅客鉄道(JR北海道)千歳線の駅。駅番号はH12。電報略号はオツ。
駅名の由来は、アイヌ語の「オ・サッ・ナイ(川尻の乾いている川)」から。
Kitacaの利用が可能であるが、カードの販売は行わない。
駅構造
2面2線の相対式ホームをもつ地上駅。西口に駅舎があり、跨線橋部分は自由通路になっている。(自動改札は1番・2番線の両方についている。)無人駅。簡易自動改札機、簡易自動券売機、簡易Kitaca改札機設置。
運転士への注意を促すため、「停止注意」の看板が立っている。
- のりば
1 | ■千歳線(上り) | 千歳・新千歳空港・苫小牧方面 |
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2 | ■千歳線(下り) | 札幌・手稲・小樽方面 |
駅周辺
ファイル:長都駅東口.jpg
東口駅舎(2004年10月)
西側は工場地帯、東側は住宅街になっている。
- 国道36号
- 千歳市立北陽小学校
- 千歳市立勇舞中学校
- 北海道千歳北陽高等学校
- 千歳長都駅前郵便局
- ゆうまいプラザ千歳(ショッピングセンター)
- キリンビール千歳工場
- 北海道中央バス「長都駅西口」・「長都駅東口」停留所
利用状況
千歳市によると、1998年の1日平均乗車人員は587人である。
歴史
ファイル:Osatsu eki.jpg
1976年の長都駅と周囲約750m範囲。右上が札幌方面。簡易型の長さ60m程度の短い相対式ホーム2面2線。この頃の周囲にはまだ工場があるだけで現在のような住宅地は整備されておらず、付近の道路から上りホーム南東端への通路とホーム連絡用構内踏切しかない。その後下りホームへも千歳側に見える踏切からの通路が作られた。通路脇に待合室が設置されている。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成
- 1958年(昭和33年)
- 1965年(昭和40年)9月27日 - 複線供用開始。下りホームが増設されて、相対式ホームとなる。
- 1970年(昭和45年)頃 - 上り(苫小牧方面)ホーム入口側(東口)に待合室設置。
- 1977年(昭和52年)6月 - 下り(札幌方面)ホーム入口側(西口)に待合室設置。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。
- 1989年(平成元年)11月4日 - 西口側の待合室改築。
- 1993年(平成4年) - 西口駅前整備。ホーム延長。
- 1994年(平成6年)12月17日 - 自由通路の跨線橋「おさつスカイロード」が設置される。
- 1996年(平成8年)12月 - 「おさつスカイロード」から各ホームへ階段通路設置。
- 1999年(平成11年)8月 - 西口の待合室が簡易駅舎へ改築、及び東口簡易駅舎設置。
- 2008年(平成20年)10月25日 - ICカードKitaca使用開始。
隣の駅
- 北海道旅客鉄道
- ■千歳線
- ■快速「エアポート」
- 通過
- ■普通
- 千歳駅 (H13) - 長都駅 (H12) - サッポロビール庭園駅 (H11)
- ■快速「エアポート」