長井駅
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長井駅(ながいえき)は、山形県長井市栄町にある山形鉄道フラワー長井線の駅である。山形鉄道本社のほか、工務区も長井駅構内に置いている。
駅構造
島式ホーム1面2線の地上駅で、駅本屋とは構内踏切で連絡している。
改札口は無く、ホームには自由に入ることができる。両ホームとも赤湯方面、荒砥方面への発車が可能であるが、通常はのりばが固定されている。側線には保線用モーターカーの車庫がある。モーターカーの車庫に隣接して旧貨物ホームが残る。また、西側には縮小されながらも防雪林が残っていたが、駅周辺の整備事業のため、2009年9月初めに伐採された。その後、防雪林跡地が公園として整備され、駅舎からホームへの踏切が延長される形で西側の公園と連絡された。公園は駅西側の住宅街につながっており、駅の西側入り口も兼ねている。ただし冬季間は除雪されないため、ホームから公園側の踏切が閉鎖となる。
社員配置駅。旅行センター(営業時間9時00分 - 17時30分、祝日・年末年始休業)、自動券売機、待合所、ギャラリーが駅舎内部におかれている。旅行センターでは硬券乗車券・硬券入場券・回数券・定期券のほか、JR線乗車券・特急券類(ビジネスえきねっと使用、日曜を除く)を取り扱っている。
のりば
1 | ■フラワー長井線 | 今泉・宮内・赤湯方面 |
2 | ■フラワー長井線 | 荒砥方面 |
駅周辺
- 山形県置賜総合支庁西庁舎
- 長井市役所
- 長井郵便局
- 長井中道郵便局
- 長井市立長井小学校
- 公立置賜長井病院
- 長井税務署
- 長井警察署あやめ交番
- 山形銀行長井支店
- 荘内銀行長井支店
- きらやか銀行長井支店・長井中央支店
- 山形中央信用組合本店
- 米沢信用金庫長井支店
- 東北労働金庫長井支店
- ヨークベニマル長井店
- ココス長井店
- 小桜館(旧西置賜郡役所)
利用状況
1日平均乗車人員は以下の通り。
- 1997年度 - 861人
- 1998年度 - 844人
- 1999年度 - 732人
- 2000年度 - 646人
- 2001年度 - 607人
- 2002年度 - 547人
- 2003年度 - 515人
- 2004年度 - 518人
- 2005年度 - 485人
- 2006年度 - 404人
- 2007年度 - 370人
- 2008年度 - 361人
- 2009年度 - 335人
- 2010年度 - 342人
- 2011年度 - 340人
歴史
- 1914年(大正3年)11月15日 - 長井軽便線梨郷 - 長井間開通と共に開業。
- 1982年(昭和57年)11月15日 - 貨物取扱廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化に伴いJR東日本の駅となる。
- 1988年(昭和63年)10月25日 - 山形鉄道へ移管。
- 1989年(平成元年)12月6日 - 山形鉄道旅行センター開業。
- 1996年(平成8年)1月10日 - 旅行センターにJR宅配端末を設置(現在はビジネスえきねっとに置き換え)。
- 1998年(平成10年)5月1日 - 窓口業務を長井市観光協会に委託。
- 2002年(平成14年) - 東北の駅百選に選定される。
- 2005年(平成17年) - 窓口業務を再度直営化。
その他
- 「開業当時からの面影を残すかわいらしい駅舎」として、東北の駅百選に選定された。東北の駅百選 長井駅 但し、実際は開業当時からの駅舎では無い。
- 天井の高い木造駅舎。駅舎内は改装され、旧事務室部分は現在「ギャラリー停車場」となり、市民の憩いの場となっている。これは、フラワー長井線のCTC化の際、駅の無人駅化が計画されたためで、その後長井市の観光協会が入居し、窓口業務も観光協会に業務委託された。なお現在は観光協会が移転しギャラリーとなり、駅業務も山形鉄道直営に戻っている。
- 長井駅売店「ふるさと」
- 街なか図書館 長井駅文庫
- 待合室内に長井市立図書館の長井駅文庫が設けられており、自由に読む事ができる。また、備え付けのファイルに記入すれば借りる事もできる。
- 巨大壁画
- ホームの西側に、巨大な壁画が飾られている。これは長井青年会議所40周年記念事業として2005年8月に完成したもので、長井の名物などいろいろなものが市内の小・中学生によって描かれている。
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長井駅売店「ふるさと」
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長井駅文庫
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長井駅巨大壁画