荒砥駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
荒砥駅(あらとえき)は、山形県西置賜郡白鷹町大字荒砥甲にある山形鉄道フラワー長井線の駅である。
当駅の構内脇にはフラワー長井線の車両基地が隣接しており、YR-880型7両が配置されている。
駅構造
駅周辺
- 白鷹町役場
- 最上川橋梁(明治期の貴重なダブルワーレントラス橋であることを理由に、土木学会選奨土木遺産に選定。)
- 長井警察署白鷹東駐在所
- 荒砥郵便局
- 山形県立荒砥高等学校
- 国道287号
- 国道348号
- 山交バス荒砥駅停留所(荒砥駅前すぐ)山形市役所前・長井市役所前行。また、町営バス代替のスクールバスも荒砥駅から朝夕に運転されている。
(山交バスと共に土曜・休日運休便あり。)
山交バスの荒砥車庫廃止に伴い、2013年4月1日より山形市役所前~長井市役所前間の路線バスが荒砥駅を経由するルートに変更された。この他、長井市役所前~荒砥駅間の便も朝・夕に数便運転されている。なお、従来からの荒砥駅前停留所も駅近くの国道287号に存続しており、山形~長井間の便は両方経由する。
利用状況
- 2011年度の1日平均乗車人員は199人である。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
1997 | 427 |
1998 | 407 |
1999 | 312 |
2000 | 280 |
2001 | 262 |
2002 | 258 |
2003 | 244 |
2004 | 245 |
2005 | 230 |
2006 | 218 |
2007 | 214 |
2008 | 208 |
2009 | 195 |
2010 | 200 |
2011 | 199 |
歴史
- 1923年(大正12年)4月22日 - 長井線鮎貝 - 荒砥間開通と共に開業。
- 1981年(昭和56年)3月10日 - 貨物取扱廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化に伴いJR東日本の駅となる。
- 1988年(昭和63年)10月25日 - 山形鉄道へ移管。
- 2002年(平成14年) - 東北の駅百選に選定される。
その他
- 「2003年4月にリニューアルオープンした新駅舎」として、東北の駅百選に選定された。
※駅舎の中には、ちょっとした民俗資料館のようなスペースがある。
隣の駅
- 山形鉄道
- フラワー長井線
- 四季の郷駅 - 荒砥駅