鈴木義広
テンプレート:Infobox baseball player 鈴木 義広(すずき よしひろ、1983年1月5日 - )は、中日ドラゴンズに所属するプロ野球選手(投手)。
目次
来歴・人物
プロ入り前
愛知大学野球リーグでは1年春から投げて新人賞を獲得する活躍を見せ、2002年春季には同朋大学1回戦でリーグ11人目のノーヒットノーランを達成し、最優秀防御率獲得。大学4年間で通算18勝を挙げた。2004年の中日ドラゴンズ優勝パレードの際、アルバイトとして沿道の警備にあたっていた。その年のドラフト会議で、中日ドラゴンズから5巡目指名を受けて入団。中部大学から初めて誕生したプロ野球選手となった。大学では工学部機械工学科に所属していた。
プロ入り後
テンプレート:Byは新人ながら開幕一軍入りを果たし、前半はやや不安定だったものの、オールスター戦以降は31試合に登板して防御率1点台と安定感を誇るなど、専ら右の中継ぎとして活躍している。特に先発投手が早い回で降板した後の2番手に登場することが多く、「2番手の鈴木」としてドラゴンズには欠かせない存在にまでなった。また、延長に入った時のロングリリーフとしても機能する貴重な存在であった。オフには同郷で後の同僚の三瀬幸司の誘いもあり、城島健司の佐世保での自主トレに参加している。
テンプレート:By開幕当初は前年の疲れやキャンプでの調整過多により二軍スタートだったが、4月末に昇格。開幕から11試合連続無失点の好投を見せ、不安定な中継ぎ陣にあって首脳陣及びファンの信頼を得ていった。シーズンが終わってみれば46試合登板で防御率1.70と、文句なしの好成績でリーグ優勝に貢献した。
テンプレート:Byはこれまでと同じ起用で、5月に一軍昇格。前年に比べ、出場試合数は減少し、ロングリリーフも減ったが、被打率は1割台で、奪三振数もイニング数を超えた。9月以降14試合登板とフル回転し、クライマックスシリーズ、日本シリーズにも登板した。
テンプレート:Byはセットアッパーの有力候補として期待され、開幕から好調を維持し、北京五輪日本代表第一次候補選手にも選ばれた。しかし、右肘の故障により4月下旬に一軍登録を抹消されてしまった。
テンプレート:Byは、故障の影響もあって二軍スタートとなり、そのまま開幕を迎えた。シーズン半ばには一軍昇格を果たすも定着には及ばなかった。10月3日に行なわれたファーム日本選手権では先発の伊藤準規の後を受け好リリーフ、見事MVPに選ばれた。
テンプレート:Byは開幕一軍入りしたものの右肘手術の影響か球威が落ち、投手である巨人の越智大祐に適時打を打たれ四球で自滅する投球が続いて3週間で二軍落ちしたものの、中盤以降はコントロールを生かした投球内容で小林正人、清水昭信、平井正史の3人と共にビハインドや同点の状況でのリリーフとして優勝に貢献した。
テンプレート:Byはキャリアハイとなる55試合に登板し防御率1.08を記録、ホールド数も12を記録して自己最多で先発投手と浅尾拓也のつなぎ役を果たしリーグ連覇に貢献。この年のビールかけには自身のピッチングフォームがカニに似ていることからカニの被り物をかぶった。
プレースタイル
変則的な腕の振りのサイドスローから投げる平均球速約137km/h[1]の速球とスライダー、シュートで左右に揺さぶる投球が持ち味。
詳細情報
年度別投手成績
テンプレート:By2 | 中日 | 47 | 2 | 0 | 0 | 0 | 5 | 3 | 0 | 3 | .625 | 295 | 68.1 | 62 | 5 | 28 | 4 | 3 | 46 | 1 | 1 | 30 | 27 | 3.56 | 1.32 |
テンプレート:By2 | 46 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 8 | 1.000 | 221 | 53.0 | 45 | 2 | 15 | 3 | 7 | 54 | 0 | 0 | 13 | 10 | 1.70 | 1.13 | |
テンプレート:By2 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 6 | .500 | 123 | 30.2 | 19 | 3 | 14 | 0 | 2 | 31 | 0 | 0 | 12 | 12 | 3.52 | 1.08 | |
テンプレート:By2 | 8 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | ---- | 27 | 8.0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 9 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1.13 | 0.38 | |
テンプレート:By2 | 6 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 23 | 4.2 | 4 | 0 | 2 | 0 | 2 | 2 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1.93 | 1.29 | |
テンプレート:By2 | 41 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 7 | 1.000 | 153 | 36.2 | 27 | 2 | 16 | 3 | 2 | 21 | 0 | 0 | 14 | 13 | 3.19 | 1.17 | |
テンプレート:By2 | 55 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 12 | .667 | 181 | 41.2 | 34 | 0 | 19 | 5 | 4 | 20 | 1 | 0 | 9 | 5 | 1.08 | 1.27 | |
テンプレート:By2 | 9 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 37 | 8.0 | 8 | 0 | 5 | 1 | 0 | 4 | 0 | 0 | 5 | 5 | 5.63 | 1.63 | |
テンプレート:By2 | 15 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | .000 | 68 | 15.2 | 15 | 0 | 8 | 1 | 0 | 7 | 0 | 0 | 6 | 6 | 3.45 | 1.47 | |
通算:9年 | 257 | 2 | 0 | 0 | 0 | 10 | 6 | 1 | 41 | .625 | 1128 | 266.2 | 216 | 12 | 108 | 17 | 20 | 194 | 2 | 1 | 91 | 80 | 2.70 | 1.22 |
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- 2013年度シーズン終了時
表彰
- ファーム日本選手権MVP(2009年)
記録
- 初登板:2005年4月2日、対横浜ベイスターズ2回戦(ナゴヤドーム)、7回表に3番手で救援登板、1回無失点
- 初奪三振:同上、7回表に相川亮二から空振り三振
- 初先発・初勝利:2005年6月7日、対東北楽天ゴールデンイーグルス4回戦(フルキャストスタジアム宮城)、5回2/3を1失点
- 初ホールド:2005年7月27日、対横浜ベイスターズ9回戦(山形県野球場)、10回裏に7番手で救援登板、2/3回無失点
- 初セーブ:2006年6月29日、対東京ヤクルトスワローズ7回戦(明治神宮野球場)、9回裏に7番手で救援登板・完了、1回無失点
背番号
- 23 (2005年 - )