遊学館高等学校
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遊学館高等学校(ゆうがくかんこうとうがっこう)は、石川県金沢市本多町二丁目にある私立高等学校。学校法人金城学園が運営する。通称「ゆうがっかん」、「ゆうがく」と呼ばれることが多い。1996年までは女子校の「金城高等学校」であった。
上位学校として金城大学、金城大学短期大学部。下位学校として金城幼稚園がある。かつては金城中学校も存在した。
全校生徒数、1071人
目次
概要
同じ学校法人の金城幼稚園、公立の石川県立工業高等学校と隣接している。また同市錦町にサッカー場と野球場を持つ。
スポーツが盛んな学校であり、2002年には野球部が創部1年4ヶ月での甲子園出場(当時史上最速)を果たす。この時は全部員が1・2年生にもかかわらずベスト8に入る快挙をなし遂げた。野球部は以降も優秀な成績を残し、石川県の高校野球は星稜高校・金沢高校の2強時代から、同校を入れた3強時代となっている。
校歌
- 作詞 八波則吉
- 作曲 大西安世
- 一、植ゑけむひともなつかしや
- 庭の姫松年毎に
- 弥栄えゆく学びやは
- 名も金城の揺るぎなき
- 徳の礎あればこそ
- 二、桃李言はねどおのづから
- 下蹊なす習ぞと
- 教の君の言の葉の
- 末は紅葉と照映ゆる
- 錦心に飾らばや
- 三、万花の春にさきがけて
- 清き香放つ白梅の
- 高き操を則としつ
- 智徳を磨き体を練り
- 皇御国に尽くさなむ
学科
全日制(2012年現在)
- 一般進学コース
→1年次は文理共通である
- 就職クラス(2年次より)
- 文系クラス(2年次より)
- 理系クラス(2年次より)
- 特別進学コース
→1年次は文理共通である
- 文系クラス(2年次より)
- 国公立文系クラス(3年次より)
- 私文系クラス(3年次より)
- 理系クラス(2年次より)
- 国公立理系クラス(3年次より)
- 私理系クラス(3年次より)
- 文系クラス(2年次より)
- ※金城大学・金城大学短期大学部進学コース(原則として進学を前提)
- 社会福祉クラス(大学)
- 医療健康クラス(大学)
- ビジネス実務クラス(就職クラスとは別)(短大)
- 幼児教育クラス(短大)
- 美術クラス(短大)
沿革
経緯
1904年、女子教育の必要性を説いた元・石川県尋常師範学校教師の加藤広吉と妻・せむが創設した「金城遊学館」より始まり、戦後の学制改革後の「金城高等学校」まで長年、男女別学の女子校であった。1996年男女共学の高校として創設時の名称を冠した「遊学館」高等学校となり現在に至る。
年表
金城高等学校
遊学館高等学校
- 1996年 - 遊学館高等学校に名称変更、男女共学になる
- 2000年 - 秘書科を廃止
- 2002年 - 夏の甲子園出場(初出場でベスト8)
- 2002年 - 明治神宮野球大会(高校の部)でベスト4
- 2003年 - 春の甲子園に出場(初出場)
- 2004年 - 夏の甲子園出場(2年ぶり2回目)
- 2005年 - 夏の甲子園出場(2年連続3回目)
- 2005年 - 国民体育大会(高校の部)で準優勝
- 2009年 - バトントワリング部が全国制覇、日本一となる。
- 2009年 - 第2学館、円筒校舎を閉鎖。新校舎竣工、着工。
- 2010年 - 夏の甲子園出場(5年ぶり4回目)
- 2010年 - バトントワリング部がジャパンカップでPL学園を破り、全国優勝。
教育方針
学校行事
生徒会活動・部活動など
生徒会
運動部
文化部
交通
- 北陸鉄道バス「幸町」バス停より徒歩3分
著名な卒業生
- 小嶋達也 - プロ野球選手(阪神タイガース)
- 鈴木将光 - プロ野球選手(広島東洋カープ)
- 三木亮 - プロ野球選手(千葉ロッテマリーンズ)
- 中山友貴 - ドライバー
- 井上あずみ - 歌手
- YUICHI - モデル
- 松本章宏 - プロボクサー
- 鶴賀雄子 - 日本総合公社社長
関連項目
外部リンク
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