藤原町 (栃木県)
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テンプレート:Infobox 藤原町(ふじはらまち)は、かつて関東地方の北部、栃木県北部に存在した町。今市市への通勤率は13.6%(平成17年国勢調査)。2006年3月20日に周辺自治体と合併し、新設された日光市の一部となっており、旧藤原町域は鬼怒川地区とも呼ばれる。
鬼怒川温泉や川治温泉などの温泉を抱える町である。町名は「ふじわら」ではなく「ふじはら」と読む。
地理
急傾斜地が多く、起伏に富んだ狭い地形であり、面積の96%が山岳地帯である。町の中央を鬼怒川、北部の三依地区には鬼怒川の支流の一つ男鹿川が流れる。
歴史
- 1889年4月1日:藤原村が発足。
- 1893年6月1日:藤原村から上三依や五十里などの地区が分離され、三依村(みよりむら)が発足。
- 1935年5月5日:藤原村が町制を施行し、(初代)藤原町となる。
- 1955年5月5日:三依村と合併し、(2代目)藤原町となる。
- 2006年3月20日:今市市、(旧)日光市、足尾町、栗山村と新設合併し、現在の日光市となる。
行政
- 町長:八木澤昭雄(1988年から)
産業
鬼怒川温泉や川治温泉など有名な温泉を抱えており、観光が主な産業である。
学校
中学校
- 藤原町立藤原中学校
- 藤原町立三依中学校
小学校
- 藤原町立鬼怒川小学校
- 藤原町立下原小学校
- 藤原町立三依小学校
小中併設校
- 藤原町立川治小学校・中学校(併設)
交通
鉄道路線
- 中心駅:鬼怒川温泉駅
道路
有料道路
一般国道
県道(主要地方道)
※ 川治温泉付近の国道121号には、野猿が出没する事がある。