蓬田駅
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蓬田駅(よもぎたえき)は、青森県東津軽郡蓬田村大字阿弥陀川字汐千にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)津軽線の駅である。
駅構造
単式ホーム1面1線のホームを有する地上駅。かつては島式ホーム1面2線だったが、津軽海峡線開業時に有効長が短く、貨物列車に対応できなかったため棒線化され、郷沢駅寄りにホームを移転した。旧ホームは撤去されずに残されたままである。
駅舎は開業当時のものを使用していたが、2008年12月に、待合室のみの新駅舎に建て替えられた。
津軽海峡線開業前は前述の通り交換駅だったため、タブレットの交換を行った。1961年以降の夜間は社員が不在となったため、青森 - 蟹田間で併合閉塞となり、この時間帯はタブレットの交換をしなかった。
開業当初は駅長配置の直営駅だった。のちの合理化で蓬田駅所属の駅員が廃止され、蟹田駅所属の蓬田在勤駅員が配置された。JR民営化後は蟹田駅から駅員が派遣されたが、2001年を以って派遣が廃止された。現在は同駅管理の無人駅である。
駅周辺
歴史
- 1951年(昭和26年)12月5日 - 日本国有鉄道の駅として開業。
- 1958年(昭和33年)10月21日 - 小口扱を除く貨物取扱廃止。
- 1961年(昭和36年)10月 - 夜間無人化(青森~蟹田間夜間併合閉塞化に伴う)。
- 1968年(昭和43年)10月21日 - 貨物取扱を完全廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道の駅となる。
- 2001年(平成13年)12月 - 無人化。
- 2008年(平成20年)12月 - 新駅舎竣工(待合室のみ)。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- テンプレート:Color津軽線