自衛隊前駅
自衛隊前駅(じえいたいまええき)は、北海道札幌市南区澄川4条7丁目にある、札幌市営地下鉄南北線の南の終点、真駒内駅のひとつ手前の駅である。駅番号はN15。
1959年(昭和34年)から1969年(昭和44年)には、この駅より北に定山渓鉄道の慈恵学園停留所があった。この慈恵学園停留所についても述べる。
駅名の由来
駅構造
のりば
1 | ■南北線 | 真駒内行き |
2 | ■南北線 | 大通・さっぽろ・麻生方面 |
南北線の南端部分は地下ではなく高架線で、自衛隊前駅もその地上部にある。駅は南北に長く、東出口と西出口がある。高架下にあたる駅舎の1階が切符売り場と改札、2階がホームであり、それぞれのホームと改札の間にはエレベーターが設置されている。精進川と斜めに交差する位置にあり、ホームの南半分が川の上にかかっている。ホームへ上る階段をさらに上がると南北線乗務区がある。東側(南行)ホームの外側にシャッターで閉じられた階段があり、さっぽろ雪まつりの期間中はこれを降りたところに臨時改札口が設けられた。
精進川を挟んで南側の高架下には札幌市交通資料館が設けられ、旧型のバスや電車やかつての制服・きっぷなど、市営交通の歴史を物語る資料が展示されている。
当駅南側には南車両基地への出入庫線と、南行から北行方への片渡り転てつ機がある。
利用状況
札幌市交通局によると、2013年度の一日平均乗車人員は3,659人で、南北線の駅の中では最も少なかった。
駅周辺
西出口に面して平岸通が走る。通りをはさんで、第11旅団司令部などが入る真駒内駐屯地がある。ここは2005年(平成17年)まで毎年2月のさっぽろ雪まつりの際には雪像が作られ、真駒内会場として開放されていた。駅の東側に小さな商店街がある。東と北西には住宅地が広がる。
- 札幌澄川郵便局
- 陸上自衛隊真駒内駐屯地
- 真駒内養護学校
- 札幌市交通資料館
- 経専北海道観光専門学校
- 経専医療事務薬業専門学校
- 経専北海道どうぶつ専門学校
- 経専北海道保育専門学校
- 東光ストア自衛隊前店
- 札幌新陽高等学校
- 木挽山
歴史
備考
- 当駅の南には南北線の車両基地である南車両基地がある。当駅終着(自衛隊前行き[1])の電車が1日に何本かあるのは、このためである。
- 駅構造の都合上、真駒内駅と南車両基地の間を出入庫する車両は当駅のホーム上で折り返す。
- なお現在、南車両基地から出庫した車両は通常すべて真駒内駅まで回送されてから営業運転に入っている(非常時および臨時列車では当駅始発列車が運行されることもある)。
- 当駅で乗務員の交代が行われる。
- さっぽろ雪祭りが真駒内駐屯地で開催されていた時期は期間限定で会場出入口に臨時券売所が設けられた。
隣の駅
慈恵学園停留所
慈恵学園停留所(じけいがくえんていりゅうじょ)は、北海道札幌市南区にあった定山渓鉄道線の停留所である。定山渓鉄道線の廃線により1969年(昭和44年)に廃止となった。
駅舎は自衛隊前駅より300 - 400mほど北にあった。停留所名は付近に札幌慈恵学園女子高等学校(現:札幌新陽高等学校)があったことに由来する。
歴史
隣の駅
関連項目
脚注
外部リンク
テンプレート:定山渓鉄道線- 元の位置に戻る ↑ 平日:朝5本、休日:朝夕各1本