守山自衛隊前駅
テンプレート:駅情報 守山自衛隊前駅(もりやまじえいたいまええき)は、愛知県名古屋市守山区廿軒家にある名古屋鉄道(名鉄)瀬戸線の駅である。
歴史
旧日本陸軍第3師団第5旅団歩兵第33連隊(現、陸上自衛隊守山駐屯地)の最寄り駅として、瀬戸線開通時に聯隊前駅として開設された。当時の守山の市街地の東端にあたる。
その後、第二次大戦の開戦を受けて、二十軒家駅に改称し、戦後、地域の自治体名にあわせて、守山町駅、守山市駅と2度改称し、1963年(昭和38年)の守山市と名古屋市の合併を受けて、1966年(昭和41年)3月15日 からは現在の駅名となっている。
戦前から、駐屯地を中心として市街地が東に広がり、瀬戸街道(愛知県道61号名古屋瀬戸線)が整備されたことや近くに市役所(役場)があったことも相まって、当駅周辺は次第に守山の中心地となった。1978年(昭和53年)の栄町乗入れ以前は準急が停車しており、駅前広場を整備する都市計画がある。しかし、テンプレート:要出典範囲により、その後は利用者数は増加していない。
1983年(昭和58年)に駅舎を改良し、構内踏切が廃され跨線橋が設置されたほか、駐輪場や店舗が整備された。
2006年(平成18年)8月3日 、トランパス対応を含む駅集中管理システム導入のため施設が改良されるとともに無人化された。
沿革
- 1905年(明治38年)4月2日 - 瀬戸自動鉄道(のちに瀬戸電気鉄道)の聯隊前駅として開業する。
- 1939年(昭和14年)9月1日 - 名古屋鉄道に合併され、同社の駅となる。
- 1941年(昭和16年)2月10日 - 二十軒家駅に改称する。
- 1946年(昭和21年)6月1日 - 守山町駅に改称する。
- 1955年(昭和30年)2月1日 - 守山市駅に改称する。
- 1966年(昭和41年)3月15日 - 守山自衛隊前駅に改称する。
- 1983年(昭和58年)3月24日 - 現駅舎の供用を開始する。
- 2006年(平成18年)8月3日 - 駅集中管理システム導入により無人化される。
- 2011年(平成23年)2月11日 - 当駅における、ICカード乗車券「manaca」の供用を開始する。
- 2012年(平成24年)2月29日 - トランパスの供用を終了する。
駅構造
相対式2面2線ホームの地上駅である。
駅集中管理システムによる無人駅となっており、管理は大曽根駅が担当している。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■瀬戸線 | 下り | 尾張瀬戸方面 |
2 | ■瀬戸線 | 上り | 大曽根・栄町方面 |
配線図
駅周辺
最寄のバス停は、守山自衛隊である。名古屋市交通局(名古屋市営バス)の路線が発着している。
矢田川にかかる宮前橋を挟んで約1km弱の位置にあるテンプレート:要出典範囲。
- 陸上自衛隊第10師団司令部・守山駐屯地
- 廿軒家神明社
- 守山図書館(旧 守山市役所)
- 名古屋市守山生涯学習センター
- 名古屋市立守山中学校
- 愛知銀行 守山支店
- 瀬戸信用金庫 守山支店
- JAなごや 守山支店
- Mikawaya守山店(旧 守山公設市場)
- ガイドウェイバス志段味線 守山駅
- 名古屋市営地下鉄名城線 砂田橋駅
利用状況
名古屋市統計年鑑によると、当駅の一日平均乗車人員は以下の通り推移している。瀬戸線の駅では、矢田駅の次に利用者が少ない。
- 2005年度 : 996人
- 2006年度 : 1,027人
- 2007年度 : 1,062人
- 2008年度 : 1,097人
- 2009年度 : 1,088人
隣の駅
脚注
関連項目
外部リンク
- 守山自衛隊前(路線図・停車駅) - 名古屋鉄道