美郷町 (宮崎県)
テンプレート:Infobox 美郷町(みさとちょう)は、宮崎県の北部にある町であり東臼杵郡に属する。九州山地の中にある自然豊かな町である。
目次
地理
急峻な九州山地に覆われ、そこを源とする大小さまざまな河川がある。約90%を山林が占めている。
気候
ケッペンの気候区分において、温帯夏雨気候となっている。 降水量の多い宮崎県内でも特に多雨な地域の一つで、年降水量は毎年2,500 - 3,500mm前後で推移しており、多い年は年降水量が4,000mmを越える事もある。
- 気温 - 最高38.0℃(2013年(平成25年)8月10日、最低-11.1℃(1981年(昭和56年)2月27日)
- 最大降水量 - 628ミリ(2005年(平成17年)9月6日)
- 最大瞬間風速 - 21.9メートル(2012年(平成24年)9月17日)
- 夏日最多日数 - 156日(2004年(平成16年))
- 真夏日最多日数 - 78日(2013年(平成25年))
- 猛暑日最多日数 - 27日(2013年(平成25年))
- 熱帯夜最多日数 - 1日(2005年(平成17年)、1991年(平成3年))
- 冬日最多日数 - 97日(1995年(平成7年))
地名
合併から2014年までは、大字の前に旧村名から「○○区」を冠していたが、現在、「区」が廃止され、村名のみを冠している。
東臼杵郡○○村大字××→東臼杵郡美郷町○○区××→東臼杵郡美郷町○○××
- 南郷
- 上渡川
- 鬼神野
- 中渡川
- 神門
- 水清谷
- 山三ヶ(1948年西郷村より編入)
- 西郷
- 小原
- 田代
- 立石
- 山三ヶ
- 北郷
- 宇納間
- 黒木
- 入下
歴史
- 1889年5月1日 - 町村制施行により東臼杵郡南郷村・西郷村・北郷村がそれぞれ発足。
- 2006年1月1日 - 南郷村・西郷村・北郷村が合併し美郷町誕生。町役場は旧西郷村役場(美郷町西郷田代1番地)を本所とし、旧南郷村役場・北郷村役場はそれぞれ支所となった。同時に旧村ごとに地域自治区「南郷区」「西郷区」「北郷区」を設置。
- 2014年3月 - 町役場本所の施設を旧西郷村役場から西郷ニューホープセンター(美郷町西郷田代1870番地)に移転[2]。
- 2014年4月1日 - 地域自治区「南郷区」「西郷区」「北郷区」の設置期間が終了。これに伴い、従来の住所表記から「区」が削除される。
町政
2002年5月1日南郷村・西郷村・北郷村・諸塚村・椎葉村で東臼杵南部任意合併協議会を設置したが、協議終了後椎葉村が自立を決めたため2003年12月25日椎葉村を除く4村で東臼杵南部合併協議会を設置。諸塚村が住民説明会の結果により協議会を離脱後も3村で引き続き協議を行い、2005年2月22日合併協定調印、同じ25日に合併関連議案を3村が可決した。
現在(第3代)の町長は尾畑英幸。第2代町長は菊田彦市。初代町長・林田敦は西郷村時代から通算11期、42年間首長を務めた。
- Misato Saigo Branch Miyazaki Japan.jpg
初代・町役場(旧西郷村役場、町民生活課・財務課・林業振興課が入居)
- Misato Kitago Branch Miyazaki Japan.jpg
北郷支所(旧北郷村役場)
- Misato Nango Branch Miyazaki Japan.jpg
南郷支所(旧南郷村役場)
国政・県政
国政
衆議院小選挙区選挙では宮崎2区(延岡・日向・西都・児湯郡・西臼杵郡・東臼杵郡)に属する。近年選出の議員は以下のとおり。
- 2009年8月(第45回衆議院議員総選挙)
- 2012年12月 (第46回衆議院議員総選挙)
宮崎県議会
テンプレート:Main 本町と諸塚村、椎葉村、門川町で選挙区をなす。定数は2人。近年選出の宮崎県議会議員は以下のとおり。
- 2007年4月
- 黒木正一 (無所属)
- 米良政美 (自民)
産業
農林業が中心。シイタケ、ブロイラー、米、茶、肉牛、キンカン、梨、栗など。狭い平地を利用した施設園芸も積極的に行われている。
姉妹都市・提携都市
地域
美郷町の発足時から2014年3月まで旧3村には地域自治区「南郷区」「西郷区」「北郷区」が設置されていた。[4]。地域自治区の設置期間は当初合併後4年間(2009年まで)としていたが、検討の結果、4年間延長された[5]。
住所については2006年の美郷町発足から2014年3月までは「合併前の住所から大字表記を省略し、地域自治区名を冠する」扱いとし、地域自治区が廃止される2014年4月以降は、旧村名「北郷」「西郷」「南郷」を大字に冠している(見かけ上は2014年3月までの住所から「区」を削除する形となる)[6]。
- 例:西郷村大字田代1番地→美郷町西郷区田代1番地(2006年1月1日 - 2014年3月)
- 例:美郷町西郷区田代1番地→美郷町西郷田代1番地(2014年4月以降)
健康
- 平均年齢(2000年国勢調査) - 51.4歳
人口
教育
旧南郷区では幼小中一貫教育を実施している。愛称は美郷南学園[7]。
小学校
- 美郷町立南郷小学校
- 美郷町立田代小学校
- 美郷町立小八重小学校
- 美郷町立北郷小学校
- 美郷町立黒木小学校
中学校
交通
道路
町内に高速道路はない。最寄りインターは東九州自動車道日向IC。
一般国道
県道
一般県道
- 宮崎県道210号宇納間日之影線
- 宮崎県道234号中渡川下三ヶ線
バス路線
コミュニティバス
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
名所・旧跡・観光スポット
祭事・催事
出身有名人
脚注
外部リンク
テンプレート:Navbox- ↑ 地籍調査状況マップ・美郷町 - 地籍調査Webサイト 国土交通省 土地・水資源局
- ↑ 引用エラー: 無効な
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タグです。 「yakuba2014
」という名前の引用句に対するテキストが指定されていません - ↑ 姉妹都市 豊見城市公式ウェブサイト。
- ↑ 「平成26年4月1日から住居表示が変わります」『広報みさと』2014年1月号、20頁。
- ↑ 「地域自治区の設置についての意見募集」『広報みさと』 2009年11月号、2頁。
- ↑ テンプレート:PDFlink 東臼杵南部合併協議会、2005年2月22日。
- ↑ 『広報みさと』2010年5月号、6頁。