紺野美沙子の科学館
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『紺野美沙子の科学館』(こんのみさこのかがくかん)は、1984年10月6日から1999年3月27日までテレビ朝日で土曜午前に放送されていた教養番組である。全732回。
概要
その名の通り紺野美沙子がナビゲーターを務めた番組で、彼女の冠番組の1つとなった。番組は、化学・生物・天文から家事にまつわること、宇宙の構造からパンティーストッキングの原理まで何でも取り上げてはそれらを科学的に解明していた。土曜午前という放送時間帯に合わせ、子供にも興味を持って見てもらえるような趣向を凝らしていた。
この番組はテレビ朝日のほか、一部のANN系列局でも放送された(テレビ朝日のみ東京電力の一社提供で放送)。テレビ朝日での放送が終了した後は、放送番組センターによる各放送局への配給の動きもある。
出演者
ナビゲーター
歴代アシスタント
原則として、テレビ朝日の男性アナウンサーが担当していた。ただし、1990年代中期には吉本興業所属の漫才コンビ・トミーズの雅が担当していたこともある。
歴代リポーター
放送時間
- 土曜 11:00 - 11:25 (1984年10月 - 1995年3月)
- 土曜 11:20 - 11:45 (1995年4月 - 1999年3月) - 『OH!エルくらぶ』の放送時間繰り下げに伴う。
放送題目
- 幕末!竜馬の写真撮影完全再現
- 意外!明治神宮の森のオシドリ
- 驚き!筆が出来るまで技の解明
- 弓矢に羽がなかったら飛ぶ?
- 水と油、界面活性剤って何?
- 謎のマウンテンバイクの走りの技
- 木から作る和ろうそく樹脂と技
- バイオパワー酵素の力衣食住
- 流氷がやって来た道
- 流氷はこうして出来る
- 流氷と天使と豊かな海
- ほか
エンディングテーマ
- sinon「AGAIN」
- 西脇唯「窓をあけてドアをあけて」
- CALL「Light Blue Time」
- 大橋純子「20才の頃」
- 白鳥英美子「ひまわり」
- Jungle Smile「片思い」
- 小野正利「なにがいまの僕にできるだろう」
- アンヌ・ヴァラン「夢見る そのとき」
- 金月真美「Dreams〜夢が灯る街」
ネット局
テンプレート:節stub 名古屋テレビや朝日放送(ABCテレビ)のように、ANN系列局であってもこの番組をネットしなかった局もある。
関連書籍
- 紺野美沙子の科学館 1 命って何だろう(1996年5月、世界文化社、ISBN 4-418-96214-X)
- 紺野美沙子の科学館 2 おいしさは何処から来るの?(1996年7月、世界文化社、ISBN 4-418-96215-8)