稲穂駅
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稲穂駅(いなほえき)は、北海道札幌市手稲区稲穂1条にある、北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線の駅である。駅番号はS08。電報略号はイナ。
Kitacaの利用が可能であるが、カードの販売は行わない。
駅構造
2面2線の対向式ホームを持つ地上駅。無人駅。簡易自動改札機・簡易Kitaca改札機・簡易自動券売機設置。なお、小樽方面の一部列車では車掌が切符を回収する(車内放送で案内される)。その際、Kitaca等のICカードで乗車の際は一度車掌に見せてから簡易Kitaca改札機にタッチする。駅舎の札幌側に踏切があるため、跨線橋などは存在しない。札幌方面行きホームと小樽方面行きホームの専用出入り口がそれぞれある。
1 | ■函館本線(上り) | ほしみ・小樽方面 |
---|---|---|
2 | ■函館本線(下り) | 手稲・札幌・岩見沢・新千歳空港方面 |
駅周辺
駅の北側には札幌運転所が隣接しており、多数の鉄道車両が停泊している。そのため、運転所に向かう運転士などが頻繁に利用する。北・南側は住宅街となっている。
- 国道5号
- 手稲警察署稲穂交番
- 手稲稲穂中簡易郵便局
- 札幌運転所
- 手稲工業団地
- 札幌運転免許試験場
- ジェイ・アール北海道バス手稲営業所
- ジェイ・アール北海道バス「西稲穂」停留所(国道5号線沿い)
利用状況
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
2000 | 655 |
2001 | 652 |
2002 | 639 |
2003 | 642 |
2004 | 640 |
2005 | 667 |
2006 | 677 |
2007 | 725 |
2008 | 756 |
2009 | 751 |
2010 | 814 |
2011 | 832 |
2012 | 861 |
北海道旅客鉄道によると、2012年度の1日平均の乗車人員は861人である。
歴史
- 1986年(昭和61年)11月1日 - 稲穂臨時乗降場として開業。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR北海道に継承。同時に駅に昇格。
- 2008年(平成20年)10月25日 - ICカードKitaca使用開始。