真駒内屋内競技場
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テンプレート:体育館 真駒内屋内競技場(まこまないおくないきょうぎじょう)は、札幌市南区の真駒内公園にある多目的屋内競技場である。
概要
冬季間はアイススケート場としてフィギュアスケート・アイスホッケー等の競技会・練習会が開かれ、夏季には屋内アリーナとして室内スポーツや大規模な集会・コンサート等の催事にも利用される。
フィギュアスケートではNHK杯や全日本選手権が札幌で開催される際に使用される。アイスホッケーでもかつては世界選手権や全日本選手権で使われていたが、近年は札幌市月寒体育館を使用している。
屋内アリーナとしては、北海道立総合体育センターがオープンするまではワールドカップなどバレーボールの国際大会や、北海道出身の輪島功一らが出場したプロボクシングの世界タイトルマッチの会場となった。1989年のはまなす国体ではバスケットボールの会場となった。近年では新日本プロレスやK-1、Fリーグの会場として使われている。
2013-14シーズンよりレバンガ北海道もホームゲームに使用する予定。
沿革
- 1970年 竣工
- 1972年 札幌オリンピック開催、閉会式・フィギュアスケート・アイスホッケー競技会場となる
- 1986年 第1回冬季アジア大会の会場となる
- 1990年 第2回冬季アジア大会の会場となる
- 1991年 札幌ユニバーシアード冬季大会の会場となる
- 1998年 1998年バレーボール世界選手権 Pool D の試合会場となる。
- 1999年 ワールドカップバレーボールの日本戦の試合会場となる。
- 2007年 北海道セキスイハイムが命名権を買収し、「真駒内セキスイハイムアイスアリーナ」(まこまないセキスイハイムアイスアリーナ)となる。それに伴い3月下旬、日本オリンピック委員会(JOC)が「商業目的の色合いが濃くなる」と、入口上部に開館以来掲げられ続けてきたシンボルの五輪マークの撤去を命じたため、現在はオリンピックで使用された施設にも関わらず、五輪マークが外されたままとなっている。
施設概要
- 設計 中山克己建築事務所
- 施工 清水建設
- 工期 1969年3月〜1970年12月
- 建築面積 10134m²
- 延べ床面積 21973m²
- アリーナ面積 68m×42m 2584m²
- 収容人員 約11,500人(固定スタンド6,024人、立見席約1,500人、移動席約4,000人)
- 円形スタジアム(直径103m)、会議室、ウエイトトレーニング室、ランニングコース、付属体育館