百合が原駅
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百合が原駅(ゆりがはらえき)は、札幌市北区百合が原5丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)札沼線(学園都市線)の駅である。駅番号はG07。電報略号はユリ。
Kitacaの利用が可能であるが、カードの販売は行わない。
駅構造
- のりば
1 | ■札沼線(上り) | 札幌方面 |
2 | ■札沼線(下り) | あいの里教育大・あいの里公園・石狩当別・北海道医療大学方面 |
駅周辺
西側の太平地区は、1960年代に宅地化された一戸建て中心の住宅街が広がる。また、東側の百合が原地区は主にたまねぎ畑が広がっていたが、1980年代に当駅の開業と前後して宅地化され、主に低層集合住宅が広がる。東側に整備されている駅前広場には、バス路線の乗り入れや商業施設も一切なく、列車利用者の路上駐車車両が多い。
利用状況
北海道旅客鉄道によると、2012年度の1日平均の乗車人員は722人である。
歴史
百合が原公園で行われた『'86さっぽろ花と緑の博覧会(全国都市緑化フェア)』(1986年6月28日~8月31日)の開催に合わせ、当初は臨時乗降場として設置された。博覧会閉会後については、住民の常設化要望があったうえ、周辺の宅地化が進行中で相応の利用者数も見込まれたため、引き続き臨時乗降場として営業を継続し、翌年には正式に駅として昇格した。
- 1986年(昭和61年)6月28日 - 日本国有鉄道の百合が原臨時乗降場として新設。旅客のみ取扱い。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。同時に駅に昇格。
- 2008年(平成20年)10月25日 - ICカードKitaca使用開始。