北海道医療大学駅
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テンプレート:駅情報 北海道医療大学駅(ほっかいどういりょうだいがくえき)は、北海道石狩郡当別町字金沢にある北海道旅客鉄道(JR北海道)札沼線(学園都市線)の駅である。駅番号はG14。電報略号はイリ。
概要
札沼線における札幌近郊区間の最北端の駅であり、同路線の交流電化区間の終点となっている。当駅以北では駅番号も設定されておらず、列車本数も激減する。車掌乗務も基本的に当駅までであるが、新十津川駅方面へ直通する列車は、隣の石狩当別駅からワンマン運転となる。
歴史
- 1981年(昭和56年)12月1日 - 国鉄の大学前仮乗降場として開業[1]。当時の大学名は東日本学園大学。旅客のみ取扱い。
- 1982年(昭和57年)4月1日:駅に格上げ。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。
- 1995年(平成7年)3月16日:前年に大学名が変更されたため、北海道医療大学駅に改称。折り返しホーム新設(現在の2番線)。
- 1999年(平成11年):簡易自動改札機導入。
- 2008年(平成20年)10月25日:ICカードKitaca使用開始。
- 2012年 (平成24年) 6月1日:桑園駅から当駅までが交流電化される[2]。
- Hokkaidouiryoudaigaku Station in Sasshou Line.jpg
現在は撤去されている駅舎(2004年6月)
- 北海道医療大学前ホーム.jpg
電化前のホーム(2004年6月)
駅構造
- 単式ホーム2面2線を持つ地上駅。2番線は行き止まりの配線になっている。
- 当駅止まり・折り返しの列車は基本的に切り欠きホームである2番線で扱うが、543M(8:48着、折り返し石狩当別まで回送)のみは交換の都合上1番線で扱う。そのため1番線もホーム有効長が6両分とられている。
- 無人駅。簡易自動券売機、簡易Kitaca改札機設置[3]。Kitacaは札幌方面のみ利用可能であり、新十津川方面では利用できない。なお、カードの販売は行わない。
- のりば
1 | ■札沼線(上り) | 石狩当別・札幌方面(新十津川方面からの列車) 当駅止まり |
■札沼線(下り) | 石狩月形・浦臼・新十津川方面 | |
2 | ■札沼線(上り) | 石狩当別・札幌方面(当駅折り返し) |
- Hokkaido Iryōdaigaku-eki02.JPG
駅舎跡(2013年5月)
- Hokkaido Iryōdaigaku-eki04.JPG
駅東側(2013年5月)
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駅西側(2013年5月)
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1番ホームから石狩金沢方面を望む(2013年5月)
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改札(2013年5月)
利用状況
2004年度の1日平均乗車人員は1,337人である。近年の推移は下表のとおり。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1999年(平成11年) | [4] 996 |
2000年(平成12年) | [4] 1,026 |
2001年(平成13年) | [4] 951 |
2002年(平成14年) | [4] 1,117 |
2003年(平成15年) | [4] 1,151 |
2004年(平成16年) | [4] 1,337 |
駅周辺
周辺には、大学のほかには民家および田畑が見られる。
- 国道275号
- 北海道医療大学
- 当別町コミュニティバス「北海道医療大学」停留所
隣の駅
脚注
- ↑ 引用エラー: 無効な
<ref>
タグです。 「hokkaido-np-1981-12-1
」という名前の引用句に対するテキストが指定されていません - ↑ 実際は当駅から新十津川方面に向かう最初の踏切まで交流電化の架線が張られている。
- ↑ 石狩当別駅以南から乗車しワンマン列車で下車する時は、kitaca利用の旨を運転士に伝えた上で簡易Kitaca改札機を利用する。石狩当別始発ワンマン列車の自動放送でもその旨のアナウンスが流れている。
- ↑ 4.0 4.1 4.2 4.3 4.4 4.5 当別町地域公共交通総合連携計画 p8 - 国土交通省、2008年3月作成、2010年3月変更