熊取駅
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熊取駅(くまとりえき)は、大阪府泉南郡熊取町大久保中一丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)阪和線の駅である。所在地は熊取町だが、停車場の一部が泉佐野市にまたがっている。
駅構造
島式ホーム2面4線で待避設備を持つ地上駅で、橋上駅舎を有する。改札口は1ヶ所設けられている。なお橋上駅化に伴い、阪和線では初めてバリアフリー対応駅(エレベーター・エスカレーター)になった。
阪和電気鉄道特有の三角屋根をもった木造平屋の駅舎であったが、大阪府で開催される国民体育大会を契機に1997年に橋上化された。1980年ごろまでは貨物ホームがあったが、現在は撤去されている。
関西空港駅が管理している直営駅で、ICカード乗車券「ICOCA」を利用することができる(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1・2 | テンプレート:Color阪和線 | 下り | 関西空港・和歌山方面 | |
3・4 | テンプレート:Color阪和線 | 上り | 鳳・天王寺・大阪方面 | ただし当駅始発は1番のりば |
- 2・3番のりばが本線、1・4番のりばが待避線である。
ダイヤ
すべての普通・快速列車が停車する。当駅で快速列車と普通(時間帯によっては区間快速)の緩急接続や特急列車の通過待ちが行われている。また、当駅折り返し列車も設定されている。
利用状況
2012年度の乗車人員は1日平均10,806人である[1]。阪和線・関西空港線の途中駅では三国ケ丘・鳳・和泉府中・堺市についで第5位の利用者数である。
1964年に京都大学原子炉実験所が設置、1985年以降に多くの大学・短期大学などが開校し、泉南地域で屈指の学園都市となる。また熊取だんじり祭が毎年10月に開催され多くの人出で賑わう。近辺にはくまとりニュータウンをはじめ新興住宅地も多数あり、天王寺へ約30分ということもあって中距離通勤客の利用もある。
大阪府統計年鑑[2]によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 一日平均 乗車人員 |
---|---|
1997年 | 12,602 |
1998年 | 12,419 |
1999年 | 12,206 |
2000年 | 11,997 |
2001年 | 11,693 |
2002年 | 11,364 |
2003年 | 11,151 |
2004年 | 11,107 |
2005年 | 10,785 |
2006年 | 10,759 |
2007年 | 10,811 |
2008年 | 10,941 |
2009年 | 10,818 |
2010年 | 10,806 |
2011年 | 11,017 |
2012年 | 11,106 |
駅周辺
- 熊取郵便局(徒歩約10分)
- 泉佐野市立佐野台小学校
教育機関
重要文化財
住宅地
- くまとりニュータウン
- 南海つばさが丘
- 府営熊取団地
- 府営佐野台住宅(泉佐野市)
- 山の手台
バス路線
- 南海ウイングバス南部
- 南海熊取ニュータウン線
- 府営熊取団地線
- 熊取山手線
歴史
- 1930年(昭和5年)6月16日 - 和泉府中駅以南の延伸により、阪和電気鉄道の阪和天王寺駅(現在の天王寺駅)と阪和東和歌山駅(現在の和歌山駅)間が全通したのを機に熊取駅を開設。泉州地域一帯で盛んであるタオルを中心とした繊維産業の発展とともに人口が増えた。
- 1940年(昭和15年)12月1日 - 阪和電気鉄道が南海鉄道に吸収合併され、南海山手線の駅となる。
- 1944年(昭和19年)5月1日 - 山手線が国有化され、国有鉄道阪和線の駅となる。
- 1964年(昭和39年)10月 - 快速停車駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
- 1997年(平成9年)10月5日 - 橋上駅化[3]。
- 2003年(平成15年)11月1日 - ICカード「ICOCA」供用開始[4]。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color阪和線
- テンプレート:Color関空快速・テンプレート:Color紀州路快速・テンプレート:Color快速・テンプレート:Color直通快速・テンプレート:ColorB快速
- テンプレート:Color区間快速・テンプレート:Color普通
- 東佐野駅 - 熊取駅 - 日根野駅
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:Navbox- ↑ 大阪府統計年鑑 統計データ 9-3 JR各駅別乗車人員 - 大阪府
- ↑ 大阪府統計年鑑 - 大阪府
- ↑ 阪和線熊取駅橋上駅舎の使用開始について(インターネット・アーカイブ) - 西日本旅客鉄道プレスリリース 1997年9月9日
- ↑ 「ICOCA」いよいよデビュー! 〜 平成15年11月1日(土)よりサービス開始いたします 〜(インターネット・アーカイブ) - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2003年8月30日