橋本健太郎

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テンプレート:Infobox baseball player 橋本 健太郎(はしもと けんたろう、1980年4月28日 - )は、京都府綴喜郡田辺町(現・京田辺市)出身の元プロ野球選手投手)。現在は、阪神タイガース打撃投手。ファンからの愛称は「ハシケン」。

来歴・人物

プロ入り前

大阪府八尾市に生まれ、小学3年の時に京都府綴喜郡田辺町に移住し、軟式野球の「大住クラブ」で野球を始めた。当時から学年トップの身長で、田辺町立大住中学校では野球部に所属しエースだった。久御山高校時代は全国大会に縁がなく3年夏は京都大会1回戦敗退。仙台六大学野球連盟所属の東北福祉大学に進学後は最速147km/hの速球派投手として4年時のリーグ戦で5勝を挙げ、明治神宮野球大会に出場した。

大学卒業後は社会人野球日本新薬に入社。大学時代とは違う135km/h程度の球速ながら実戦的な打ちにくさを追求して抑える投球で、先発投手としてテンプレート:By第75回都市対抗野球大会8強入りに貢献し、優秀選手賞を受賞した。同年秋のドラフト会議阪神タイガースから4巡目指名を受けて入団。

阪神時代

テンプレート:Byシーズン前には投手に対する辛口評価で知られる小山正明から太鼓判を押され、実戦的な部分はそのままに大学時代以上の球速を記録した。4月27日の対中日ドラゴンズ戦で初勝利を挙げるもウイニングボールは鳥谷敬が知らずにスタンドへ投げ入れるハプニングもあった。同年は中継ぎとして51試合に登板して防御率2.30を記録するなど即戦力となり、チームのリーグ優勝に貢献した。JFKの1人であるジェフ・ウィリアムスからは、桟原将司江草仁貴の2人と併せSHEと命名された。2005年の日本シリーズで第1・3戦で敗戦処理で登板。

テンプレート:Byは右肩腱板炎の影響で2試合の登板にとどまるも1勝をあげる事はできた。翌テンプレート:Byは開幕からJFKに次ぐ中継ぎとして投げたが、7月にぎっくり腰を発症して登録抹消された後は渡辺亮の台頭もあって敗戦処理に回り、46試合に登板したものの防御率4点台に終わった。

テンプレート:Byは一軍での登板は10試合で、防御率も5点台だった。テンプレート:By3月4日に同じ松坂世代久保康友との交換トレードで日本シリーズで対戦した千葉ロッテマリーンズに移籍。背番号は13となった。

ロッテ時代

テンプレート:Byにはイースタン・リーグ公式戦でリーグ最多の13セーブを挙げたが、一軍では2試合の登板にとどまった。

テンプレート:By、中継ぎで9試合に登板して0勝1敗、防御率6.35の成績だった。古巣阪神とのファーム日本選手権で勝利投手となった。

テンプレート:By、はプロ入り初の一軍登板無しに終わり、2軍では40試合に登板しチーム最多の11セーブを挙げたが、1勝5敗と大きく負け越した。

テンプレート:By、2年ぶりに一軍で登板し、13試合に登板して勝ち負けなしの、防御率4.20の成績であった。一方、2軍では11試合に登板し、防御率1.74であった。

テンプレート:By10月3日に球団から戦力外通告を受ける[1]

現役引退後

阪神はテンプレート:By12月9日に、打撃投手として橋本と契約したことを発表[2]。橋本は、2009年にロッテへ移籍してから6年振りに、阪神へ復帰した。

詳細情報

年度別投手成績

テンプレート:By2 阪神 51 0 0 0 0 2 2 1 9 .500 273 66.2 47 5 27 0 1 67 8 0 21 17 2.30 1.11
テンプレート:By2 2 0 0 0 0 1 0 0 0 1.000 9 1.1 5 0 1 0 0 0 0 0 3 3 20.25 4.50
テンプレート:By2 46 0 0 0 0 3 2 0 6 .600 228 49.1 52 7 28 4 2 61 6 0 31 26 4.74 1.61
テンプレート:By2 10 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 59 13.0 17 2 6 0 0 15 2 0 8 8 5.54 1.77
テンプレート:By2 ロッテ 2 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 2 2.0 3 1 1 0 0 1 0 0 2 2 9.00 2.00
テンプレート:By2 9 0 0 0 0 0 1 0 1 .000 25 5.2 4 1 4 0 1 5 0 0 4 4 6.35 1.43
テンプレート:By2 13 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 70 15.0 13 1 8 0 2 12 1 1 9 7 4.20 1.40
通算:7年 133 0 0 0 0 6 5 1 16 .545 674 153.0 141 17 75 4 6 161 17 1 78 67 3.94 1.41

記録

  • 初登板:2005年4月1日、対ヤクルトスワローズ1回戦(大阪ドーム)、9回表に2番手で救援登板・完了、1回無失点
  • 初奪三振:同上、9回表に城石憲之から空振り三振
  • 初ホールド:2005年4月3日、対ヤクルトスワローズ3回戦(大阪ドーム)、5回表1死に3番手で救援登板、2/3回無失点
  • 初勝利:2005年4月27日、対中日ドラゴンズ5回戦(阪神甲子園球場)、4回表に2番手で救援登板、1回無失点
  • 初セーブ:2005年6月26日、対読売ジャイアンツ9回戦(阪神甲子園球場)、7回表に2番手で救援登板・完了、3回無失点

背番号

  • 34 (2005年 - 2008年)
  • 13 (2009年 - 2013年)
  • 110 (2014年 - )

登場曲

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ

  1. 来季契約について ロッて球団公式 2013年10月3日配信
  2. 橋本健太郎氏と打撃投手契約について 阪神タイガース公式サイト 2013年12月9日。

関連項目

外部リンク

テンプレート:阪神タイガース2004年ドラフト指名選手