柴山昌彦

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テンプレート:日本の国会議員 柴山 昌彦(しばやま まさひこ、1965年12月5日 - )は、日本政治家弁護士自由民主党所属の衆議院議員(4期)。総務副大臣第2次安倍内閣)、外務大臣政務官福田康夫改造内閣麻生内閣)を歴任し、現在衆議院内閣委員長。

来歴

愛知県名古屋市生まれ。武蔵中学校・高等学校東京大学法学部卒業。東大卒業後は住友不動産に入社したが、1年半で退職した。1998年司法試験に合格し、2000年司法修習53期を修了(同期に今枝仁長野庬士)。

2004年3月、公職選挙法違反で逮捕されたの新井正則自由民主党)の衆議院議員辞職を受け、衆議院埼玉8区の補欠選挙が実施されるにあたり、自民党の公募に合格[1]。同年4月、埼玉8区の補欠選挙に出馬。当初は、2003年第43回衆議院議員総選挙で新井に敗れ、比例北関東ブロックで復活当選した木下厚民主党)の当選が有力視されていたが、予想を覆して柴山が初当選した。この補欠選挙が遠因になり、後に民主党代表菅直人が辞任に追い込まれた。2005年第44回衆議院議員総選挙でも、埼玉8区で木下を破り、2選。

2008年福田康夫改造内閣外務大臣政務官に任命される。福田康夫の首相辞任に伴って実施された2008年自由民主党総裁選挙では小池百合子を支持したが、小池は麻生太郎与謝野馨に次ぐ3位に終わった。麻生内閣で外務大臣政務官に再任。

2009年第45回衆議院議員総選挙では、民主党の小野塚勝俊に埼玉8区で敗れたが、重複立候補していた比例北関東ブロックで復活当選し、3選。政権交代後、内閣総理大臣鳩山由紀夫民主党幹事長小沢一郎政治資金問題を衆議院予算委員会等で追及するテンプレート:要出典

2012年第46回衆議院議員総選挙では、埼玉8区で小野塚を破り、4選。選挙後に発足した第2次安倍内閣総務副大臣に任命された。

2013年10月15日衆議院内閣委員長に就任。

政策・主張

  • マンガアニメゲームの表現を規制する児童ポルノ禁止法改正案(自民・公明党案)が国会に提出された際には、提出者の1人に名を連ねた[2]。一方、総務副大臣に任命される以前から、「表現活動の規制緩和」「金のかからない選挙」を旗印にインターネットによる選挙運動(ネット選挙)の解禁を主張していた。
  • 婚外子の相続差別解消のための民法改正について、最高裁判所の決定を尊重しつつ実務の混乱防止と法律婚の尊重を図るべきと主張する[3]。なお最高裁判所は、2013年9月4日に相続において婚外子を差別する民法の規定が違憲であるとの判断を下している[4]
  • 選択的夫婦別姓制度導入には、家族のあり方に鑑み慎重な意見を持つ[5]
  • 原子力に依存しなくてもよい経済・社会構造の確立を目指す」とした2012年総選挙における自民党の公約を大切にするよう主張している[6]

人物

  • 「国会議員(三ツ星)データブック 2012総選挙版 質問王ランキング」(東京プレスクラブ出版)において、民主党政権時代の議員立法提出回数は10回で全体の2位、自民党では第1位にランキングされている。
  • 郵政改革、道路特定財源の一般化を訴えるなど改革派議員としてメディアに取り上げられることが多い[7][8]

不祥事

2012年6月、柴山が支部長を務める自民党所沢支部が2010年2011年の2年連続で政治資金収支報告書を提出していなかったため、5月9日付で一旦解散していた事実が報道された[9]。担当者は「多忙なため、提出し忘れた単純ミス」と主張。さいたま地検は2014年1月22日、柴山と会計担当者を犯意を認めるに足りる十分な証拠がないとして不起訴処分とした[10]

政治資金

所属団体・議員連盟

脚注

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関連項目

外部リンク

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テンプレート:S-off |-style="text-align:center" |style="width:30%"|先代:
藤末健三
大島敦 |style="width:40%; text-align:center"|テンプレート:Flagicon 総務副大臣
坂本哲志と共同

2012年 - 2013年 |style="width:30%"|次代:
上川陽子
関口昌一 |-style="text-align:center" |style="width:30%"|先代:
宇野治小池正勝中山泰秀 |style="width:40%; text-align:center"|テンプレート:Flagicon 外務大臣政務官
西村康稔御法川信英と共同

2008年 - 2009年 |style="width:30%"|次代:
西村智奈美吉良州司 テンプレート:S-par |-style="text-align:center" |style="width:30%"|先代:
平井卓也 |style="width:40%; text-align:center"|テンプレート:Flagicon 衆議院内閣委員長
2013年 - |style="width:30%"|次代:
現職

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テンプレート:衆議院内閣委員長
  1. テンプレート:Cite news
  2. [1]
  3. 「婚外子相続の民法改正、自民から慎重論噴出」産経新聞2013年10月23日[2]
  4. 「婚外子相続差別は違憲 最高裁大法廷」日本経済新聞2013年9月4日
  5. 平成22年7月18日
  6. [3]
  7. [4]
  8. [5]
  9. テンプレート:Cite news
  10. [6]
  11. テンプレート:Cite news
  12. しんぶん赤旗 2005年12月28日