イ・ヨンスク
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イ・ヨンスク(1956年 - )は、韓国の社会言語学者。一橋大学教授。
来歴・人物
韓国全羅南道順天市出身。延世大学校文科大学を経て、1985年一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了、1991年一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。1996年社会学博士(一橋大学)。
1989年大東文化大学国際関係学部専任講師、1991年同助教授、1997年一橋大学大学院言語社会研究科助教授、2001年同教授。『「国語」という思想』でサントリー学芸賞受賞。
VAWW-NETジャパンが推進する戦争と女性の人権博物館建設の呼びかけ人を務めている[1]。
著書
単著
- 『「国語」という思想――近代日本の言語認識』(岩波書店, 1996年)のち現代文庫
- 『異邦の記憶 故郷・国家・自由』(晶文社, 2007年)
- 『「ことば」という幻影 近代日本の言語イデオロギー』(明石書店, 2009年)
共著
- (河合隼雄・養老孟司編)『現代日本文化論7 体験としての異文化』(岩波書店, 1997年)
- (広瀬崇子編)『イスラーム諸国の民主化と民族問題 (21世紀の民族と国家) 』(未來社, 1998年)
- (川村湊・上野千鶴子・奥泉光・成田龍一・井上ひさし・高橋源一郎)『戦争はどのように語られてきたか』(朝日新聞社, 1999年)
注釈
テンプレート:Reflist- ↑ WHR日本建設委呼びかけ人 「戦争と女性の人権博物館」日本建設委員会