広島証券取引所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
広島証券取引所(ひろしましょうけんとりひきじょ)とは、2000年3月1日に廃止された証券取引所である。広島県広島市中区銀山町14番18号にあった。
元々地方の小規模な証券取引所であったが、取引の電子化による東京証券取引所(東証)への取引の一極集中のあおりを受け売買高は激減した。このため、単独での生き残りを断念し、東証に吸収される形で廃止された。
廃止時に単独上場していた企業は東証の規定により市場第二部(東証二部[1])に引き継がれた。
1990年代に建てられた建物は、現在は貸しビルになっている。
旧上場会社
()内は証券コード
単独上場
- 極東工業 (1740)、株式移転によりビーアールホールディングスの完全子会社となり上場廃止。
- 広島建設工業 (1987)、現在のソルコム。
- 福留ハム (2291)
- ユタカフーズ (2806)
- アヲハタ (2830)
- あじかん (2907)
- 自重堂 (3597)
- マナック (4364)
- ヤスハラケミカル (4957)
- 西川ゴム工業 (5161)
- 新ダイワ工業 (6320)
- 石井表記 (6336)
- 日本セラミック (6929)
- 内海造船 (7018)
- 成和産業 (7411)
- パオ (7474)、社名変更しジー・ネットワークス、2013年7月29日にジー・テイスト(2694)との合併により上場廃止
- エフピコ (7947)
- アスティ (8008)
- 丸久 (8167)
- トマト銀行 (8542)
- せとうち銀行 (8549)、現在のもみじ銀行
- ライフ (8587)
- 積和不動産中国 (8873)
- 西日本旅客鉄道 (9021)
- 広島電鉄 (9033)
- 岡山県貨物運送 (9063)
- 広島ガス (9535)
- ジュンテンドー (9835)
- 天満屋ストア (9846)
- サンデーサン (9899)、現在のジョリーパスタ
重複上場
- 光和建設 (1746)、広島建設工業と合併し上場廃止。
- 広島硝子工業 (5207)、1989年3月31日に山村硝子(現日本山村硝子)との合併により、上場廃止。
- 大和重工 (5610)
- 油谷重工 (6307)、現在のコベルコ建機。
- 住建産業 (7898)
- だいこう証券ビジネス (8692)
関連項目
廃止された証券取引所
- 神戸証券取引所(1967年10月に大阪証券取引所に併合)
- 新潟証券取引所(2000年3月に東京証券取引所に吸収合併)
- 京都証券取引所(2001年3月に大阪証券取引所に併合)
- 大阪証券取引所(2013年7月に東京証券取引所に現物市場取引を統合)
脚註
外部リンク
テンプレート:Coordテンプレート:Bank-stub- ↑ 大証一部上場など比較的大規模な企業に関しては当初から東証一部上場とされた。