市来駅
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テンプレート:駅情報 市来駅(いちきえき)は、鹿児島県いちき串木野市大里にある、九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線の駅である。
旧・市来町の中心部に位置する。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅。互いのホームは跨線橋で連絡している。
いちき串木野市の受託による簡易委託駅である。マルス及びPOS端末機の設備は無く準常備軟券が販売されている。
IC乗車カード「SUGOCA」の利用が可能で(相互利用可能ICカードはSUGOCAの項を参照)、簡易SUGOCA改札機が設置されている。SUGOCAの販売、およびチャージの取り扱いは行っていない。
簡易自動券売機(ICカード非対応)が設置されている。
のりば
1 | テンプレート:Color鹿児島本線(上り) | 串木野・川内方面 |
---|---|---|
2・3 | テンプレート:Color鹿児島本線(下り) | 伊集院・鹿児島中央方面 |
歴史
- 1913年(大正2年)12月25日 - 西市来駅として鉄道院が開設。
- 1927年(昭和2年)10月17日 - 八代 - 川内~鹿児島駅間全通により鹿児島本線に制定命名。
- 1930年(昭和5年)11月3日 - 市来駅に改称[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承。
- 2004年(平成16年)4月1日 - 隈之城駅、湯之元駅、東市来駅とともに無人化。
- 2004年(平成16年)12月 - 当時の市来町が駅の出札業務を受託し簡易委託駅となる。
- 2005年(平成17年)10月1日 - 臨時停車中だった快速列車の定期停車駅に昇格。
- 2007年(平成19年)3月18日 - 快速列車が廃止される。
- 2012年(平成24年)12月1日 - ICカードSUGOCAの利用を開始。
駅名の由来
その後、1930年に西市来村が町制施行して市来町になったため、駅名も「市来駅」に改称された。
「市来」は古くは「市村(いちく)」や「市来院(いちくいん)」と言われていた。「市」は市場、「来」は村を意味し、文字通り「市場の栄えた村」であった。その後、宝亀(770年~780年)中に大蔵氏の大蔵政房が「市来院」の郡司となり、その子孫が市来氏を名乗り、この土地も「いちき」と呼ばれるようになった。
利用状況
- 2012年度の1日平均乗車人員は448人である。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
1日平均 乗降人員 |
---|---|---|
2004 | 601 | |
2005 | 572 | |
2006 | 558 | |
2007 | 542 | |
2008 | 523 | |
2009 | 506 | |
2010 | 444 | 899 |
2011 | 444 | 896 |
2012 | 448 | 901 |
駅周辺
- いちき串木野市役所 市来支所(旧・市来町役場)
- 市来郵便局
- 鹿児島県立市来農芸高等学校
- いちき串木野市立市来中学校
- いちき串木野市立市来小学校
隣の駅
- 九州旅客鉃道
- 鹿児島本線
- 特急「川内エクスプレス」停車駅
- テンプレート:Color快速「オーシャンライナーさつま」
- 通過
- テンプレート:Color普通