岐大バイパス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テンプレート:出典の明記 テンプレート:Infobox road 岐大バイパス(ぎだいバイパス)は、岐阜県岐阜市東中島~垂井町綾戸の23.9kmに建設された国道21号のバイパスである。また、岐阜南部横断ハイウェイとして地域高規格道路計画路線に指定されている。岐南インター交差点~茜部本郷交差点までは国道22号と国道156号が重複している。なお、名称となっている岐大は岐阜大学の略称とは関係なく、岐阜市と大垣市を結んでいることに由来する[1]。
背景
昭和40年代から岐阜県の東西の動脈であった国道21号は、年々増加する自動車通行量に対し、道路規格が脆弱化した。これを救済するため、建設省(現在の国土交通省)が建設したバイパスである。
区間
建設区間は、3つの地区に分けられた。それぞれの概要は次のとおり。
岐阜地区
- 区間:岐阜市東中島~岐阜市六条の6.1km(岐阜市、岐南町を通過)
- 道路規格
岐大地区
- 区間:岐阜市六条~大垣市和合本町の9.1km(岐阜市、穂積町、巣南町(現在の瑞穂市)、安八町、大垣市を通過)
- 道路規格
大垣地区
- 区間:大垣市和合新町~垂井町綾戸の8.7km(大垣市内を通過)
- 道路規格
沿革
- 1960年(昭和35年):事業着手
- 1964年(昭和39年):岐大地区着工
- 1965年(昭和40年)3月:岐阜地区着工
- 1974年(昭和49年)12月:全線開通(大垣地区供用)
- 1986年(昭和61年):岐阜、岐大地区4車線化供用
- 1997年(平成9年):岐大地区一部6車線化
- 2010年(平成22年):大垣地区一部6車線化
インターチェンジなど
施設名 | 接続路線名 | 起点から (km) |
所在地 | |
---|---|---|---|---|
那加バイパスに直結 | ||||
三宅IC | 岐南町町道、岐阜県道77号岐阜環状線 | 羽島郡岐南町 | ||
岐南IC | 国道22号名岐バイパス、国道156号岐阜東バイパス、名岐道路 | |||
徳田IC | 岐阜県道177号下印食笠松線 | |||
下川手IC | 岐阜県道・愛知県道14号岐阜稲沢線 | |||
この区間は平面交差点あり | ||||
和合IC | 岐阜県道50号大垣環状線 | 大垣市 | ||
この区間は平面交差点あり | ||||
不破郡垂井町 |