山城多賀駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
山城多賀駅(やましろたがえき)は、京都府綴喜郡井手町大字多賀小字内垣内にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)奈良線の駅である。
駅構造
かつては単式ホーム1面1線のみの小さな駅であったが、2000年(平成12年)4月に橋上駅舎に改築され[1]、翌2001年(平成13年)3月に、交換設備を持つ相対式ホーム2面2線のホームの駅となった。2番のりば側を上下本線とした一線スルー配線で、快速が減速せずに通過できる構造になっている。朝の時間帯に行き違いを行わない京都方面の列車をのぞき、方向別に停車ホームが分けられている。当駅を最後に、奈良線のすべての駅で列車の行き違いが可能になった。
宇治駅が管理している無人駅である。窓口はないが、自動券売機は設置されており、近距離普通乗車券の購入はできる。自動改札機は簡易式で、ICカード乗車券「ICOCA」が利用することができる(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | テンプレート:Color奈良線 | 上り | 宇治・京都方面 | 朝の一部列車は2番のりば |
2 | テンプレート:Color奈良線 | 下り | 木津・奈良方面 |
利用状況
奈良線内では最も利用客が少ない駅である。
京都府統計書によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 一日平均 乗車人員 |
---|---|
1999年 | 477 |
2000年 | 455 |
2001年 | 455 |
2002年 | 416 |
2003年 | 395 |
2004年 | 389 |
2005年 | 389 |
2006年 | 397 |
2007年 | 402 |
2008年 | 386 |
2009年 | 389 |
2010年 | 392 |
2011年 | 393 |
2012年 | 399 |
駅周辺
歴史
- 1955年(昭和30年)7月15日 - 国鉄奈良線の山城青谷駅 - 玉水駅間に新設開業。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
- 2000年(平成12年)4月7日 - 橋上駅舎完成[1][2]。
- 2001年(平成13年)3月3日 - 2面2線化。
- 2003年(平成15年)11月1日 - ICカード「ICOCA」供用開始[3]。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color奈良線
- テンプレート:Colorみやこ路快速・テンプレート:Color快速
- 通過
- テンプレート:Color区間快速・テンプレート:Color普通
- テンプレート:Colorみやこ路快速・テンプレート:Color快速
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:Navbox- ↑ 1.0 1.1 ふるさと便り(インターネット・アーカイブ) - 井手町
- ↑ 自由通路の完成で便利さアップ!JR山城多賀駅自由通路・橋上駅舎完成(インターネット・アーカイブ) - 井手町 2000年4月
- ↑ 「ICOCA」いよいよデビュー! 〜 平成15年11月1日(土)よりサービス開始いたします 〜(インターネット・アーカイブ) - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2003年8月30日