尾道自動車道

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テンプレート:Infobox road 尾道自動車道(おのみちじどうしゃどう、ONOMICHI EXPRESSWAY)は、広島県尾道市から広島県三次市へ至る予定の高速道路高速自動車国道)である。法定路線名では島根県側の松江自動車道と共に中国横断自動車道尾道松江線(広島県尾道市 - 島根県松江市)の一部である。略称は尾道道(おのみちどう、ONOMICHI EXPWY)。

2010年11月27日尾道JCT - 世羅IC間が、2014年3月30日吉舎IC - 三次東JCT/IC間がそれぞれ開通し、残る区間については2014年度までの全線供用開始を目指して事業が行われている。

概要

標識のフォントは日本道路公団 (JH) が開発した独自の角ばった書体を使用する。

全線が新直轄方式で建設されているので全線通行しても料金が発生しない(ただし、山陽自動車道との接続部となる尾道JCT - 尾道TB間は西日本高速道路の管轄区間[1]のため尾道北IC以南を通行するには高速道路通行分の料金が必ず発生する)。

施行主体における事業名は「中国横断自動車道尾道松江線」で統一されており、報道でも「尾道松江線」として報じていた[2]が、2010年10月8日に事業主体である国土交通省と西日本高速道路から、南部の尾道JCT - 世羅IC間が2010年11月27日に開通することと、開通区間の道路名が「尾道自動車道」となることが正式発表された[1]。ただし、一部の工事請負者側の紹介サイトでは以前から「尾道自動車道」の呼称を用いていたものもあった[3]

世羅ICの設置場所は国道432号を介して府中市北部の上下町にも近い(約10km)。同地域はこれまで府中市南部へのアクセス面でも不利であったが、本路線の開通で飛躍的に利便性が高まった。

救急搬送の面でも備後地方北部から、広島県東部唯一の救命救急センターのある福山市民病院への搬送時間の大幅な短縮が図られる。

接続高速道路

インターチェンジなど

  • IC番号欄の背景色がである部分については道路が供用済みの区間を示している。また、施設名欄の背景色がである部分は施設が供用されていない、または完成していないことを示す。未開通区間の名称は仮称。
  • 各施設の位置は上り線と下り線で異なることがあるので留意のこと。
  • BS(バス停留所)のうち、○は運用中、◆は休止中の施設。無印はBSなし。
  • 英略字は以下の項目を示す。
    IC : インターチェンジ、JCT : ジャンクション、TB : 本線料金所
IC
番号
施設名 接続路線名 起点から
の距離
BS 備考 所在地
西瀬戸自動車道へ接続構想あり[4]
22-1 尾道JCT 山陽自動車道 0.0 広島県 尾道市
尾道TB 0.9 本線料金所
1 尾道北IC 国道486号 7.0
2 世羅IC 国道432号バイパス 19.2 世羅町
- 甲奴IC 県道424号甲奴インター線 31.5 2014年度開通予定 三次市
4 吉舎IC 国道184号 39.6
5 三良坂IC 県道61号三次庄原線 44.0 地域活性化IC[5]
21-1 三次東JCT
三次東IC
中国自動車道
県道434号和知三次線
49.9
松江自動車道 三刀屋木次宍道方面

主なトンネル

  • 木ノ庄トンネル (尾道JCT-尾道北IC) : 2,830m
  • 岩根トンネル (尾道北IC-世羅IC) : 1,210m
  • 貝ヶ原トンネル (尾道北IC-世羅IC) : 210m
  • 宇津戸第一トンネル (尾道北IC-世羅IC) : 1,140m
  • 宇津戸第二トンネル (尾道北IC-世羅IC) : 671m
  • 長田敷地トンネル(吉舎IC-三良坂IC) : 993m
  • 三良坂トンネル(三良坂IC-三次東JCT) : 571m

沿革

テンプレート:See also

脚注

テンプレート:Reflist

関連項目

テンプレート:Sister

外部リンク

テンプレート:尾道自動車道

テンプレート:日本の高速道路
  1. 1.0 1.1 1.2 テンプレート:Cite press release
  2. 尾道松江線、19.2キロ開通へテンプレート:リンク切れ中国新聞 2010年10月1日
  3. 大林組による木ノ庄トンネル竣工紹介など
  4. テンプレート:PDFlink
  5. テンプレート:Cite web
  6. テンプレート:Cite web
  7. テンプレート:PDFlink - 国土交通省中国地方整備局2011年2月9日