小倉久佳

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テンプレート:Redirect 小倉 久佳 (おぐら ひさよし) (本名 小倉久佳) はゲームミュージック作曲家1959年生まれ、福岡県福岡市出身。日本大学文理学部哲学科卒業。

1983年、株式会社タイトーに入社。サウンド製作部門(通称ZUNTATA)に所属し、主にアーケードゲームの作曲/編曲業務に携わる。

1987年アルファレコード発売の『ダライアス/タイトーゲームミュージック VOL.2』は、当時珍しい完全単独タイトルの収録。これはアポロン音楽工業Original Sound of GRADIUS 』に続くも、純粋音楽盤としては業界初。又、同アルバムでは、同社(タイトー)として、初のZUNTATA名義を使用した戦略展開とも重なり、小倉は一躍、同社の主力作曲家となる。(同アルバムは発売後3ヶ月以上にわたりオリコンチャート50位以内を保持。約5万枚の売上を記録した)

アーケードゲーム専門誌ゲーメストが敢行したゲーメスト大賞第一回「大賞」受賞作品にダライアス (1986) が選出されて以降、小倉の作品は同大賞「音楽部門」に於いて常に首位を維持。又、小倉の前衛的な音楽性とその傾向は、同社サウンド製作部門の大編成を迎えるまで、完全にZUNTATAのブランドイメージとなる。

ZUNTATA名義でのアルバム編曲、演奏陣は松前公高上野耕路棚橋UNA信仁上杉洋史鈴木Daichi秀行らで構成されていた。 又、同社ゲーム作品内でのクレジット(スタッフロール)では、小倉の愛称である"OGR"の表記が多く使われた。

2007年3月に同社を退社。現在、フリーランス名義(小倉久佳音画制作所)にて、リミックスも含めた作曲/編曲制作を展開中。

代表作


外部リンク

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