室戸市
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太平洋に突き出した室戸岬があり、水産業とホエールウォッチングで知られ、近年では海洋深層水で知られる。夏から秋にかけては台風の通過が多く、枕崎市・潮岬などと並び台風銀座の一つである。
基幹産業の水産業の衰退、人口流出等による過疎化が進行しており、人口は高知県内11市で最も少なく、北海道の4市を除くと国内で人口の最も少ない市である[1]。
目次
地理
隣接している自治体
歴史
- 1934年(昭和9年)9月20日 - 室戸台風が通過し、伊勢湾台風につぐ史上2位の死者・行方不明者3,036人(全国)の惨事となる。
- 1959年(昭和34年)3月1日 - 安芸郡室戸町、室戸岬町、吉良川町、佐喜浜町、羽根村の4町1村が合併し市制施行。
- 1961年(昭和36年)9月16日 - 第2室戸台風が通過し、室戸岬測候所では日本気象観測史上2位となる最大瞬間風速84.5m/sを記録。
行政
経済
産業
姉妹都市・提携都市
日本国外
地域
人口
教育
市独自の奨学金制度として「室戸市奨学資金貸与条例」が定められている。なお、奨学金は返還義務がともなう。
高等学校
中学校
小学校
- 室戸市立佐喜浜小学校
- 室戸市立三高小学校
- 室戸市立室戸岬小学校
- 室戸市立室戸小学校
- 室戸市立元小学校
- 室戸市立吉良川小学校
- 室戸市立羽根小学校
- 室戸市立中川内小学校
交通
空港
鉄道
市内を通過する鉄道路線はない。なお、阿佐線が計画され路線の一部が着工または開業したが、市内の区間は1971年に室戸駅から奈半利駅間の工事実施計画が認可されたものの、着工されないまま未成線となった。
路線バス
一般路線バス
都市間バス
高知龍馬空港・高知駅方面への直通便は2007年(平成19年)3月をもって、大阪方面への夜行高速バスは2008年(平成20年)5月をもって廃止されている。
道路
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 室戸岬・中岡慎太郎像
- 室戸スカイライン
- 吉良川の町並み(吉良川町は国の重要伝統的建造物群保存地区として選定)
- 室戸ジオパーク
- ホエールウォッチング(春先にマッコウクジラやコビレゴンドウ、イルカ類が見られる。詳しくは土佐湾を参照)
- 四国八十八箇所第24番札所 室戸山最御崎寺(東寺)
- 四国八十八箇所第25番札所 宝珠山津照寺(津寺)
- 四国八十八箇所第26番札所 龍頭山金剛頂寺(西寺)
- 吉良川の御田祭(隔年(奇数年)の5月3日に催行、日本三大奇祭・重要無形民俗文化財)
- 佐喜浜八幡宮大祭(毎年10月9日・10日)
出身有名人
その他
- 日本の音風景100選: 室戸岬・御厨人窟の波音
- 世界ジオパーク: 2011年(平成23年)9月18日、ユネスコの支援を受けた国際機関が認定。国内では5件目。
脚注
関連項目
外部リンク
- ↑ 高知県室戸市"都市再生整備計画 高岡地区"平成18年2月(2010年11月14日閲覧。)