宇野気駅
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宇野気駅(うのけえき)は、石川県かほく市宇野気にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)七尾線の駅である。
かほく市の代表駅である。特急「サンダーバード」が4往復中2往復停車する。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。駅舎を2つ持ち、表口(上りホーム側)はコンクリート平屋建て、裏口(下りホーム側)は「ふるさと館」との併設となっている。互いのホームは跨線橋で連絡している。
七尾鉄道部が管理し、ジェイアール西日本金沢メンテックが駅務を受託する業務委託駅で、みどりの窓口が設置されている。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | テンプレート:Color七尾線 | 上り | 津幡・金沢方面 |
2 | テンプレート:Color七尾線 | 下り | 羽咋・七尾方面 |
停車列車は方向別でホームを使い分けるが、1番のりばは下り方面への入線・発車も可能である。
利用状況
かほく市宇野気は金沢のベッドタウンともいえる町で、金沢方面への通勤通学者の利用が多いところである。利用者の多くは金沢方面への通勤通学者である。駅から徒歩約5分のコンピューター企業「PFU」に通勤するサラリーマンの利用もある。
- 1日の平均乗車人員(石川県統計書より)
- 2004年度(平成16年度) 1,252人
- 2006年度(平成18年度) 1,191人
- 2007年度(平成19年度) 1,203人
- 2008年度(平成20年度) 1,223人
- 2009年度(平成21年度) 1,236人
- 2010年度(平成22年度) 1,197人
- 2011年度(平成23年度) 1,189人
- 2012年度(平成24年度) 1,217人
駅周辺
- かほく市役所(旧・宇ノ気町役場)
- かほく市立宇ノ気中学校
- かほく市立宇ノ気小学校
- PFU本社開発センター
- 石川県西田幾多郎記念哲学館 - 宇ノ気出身の哲学者西田幾多郎と哲学についての展示がある。駅から南西徒歩25分。
- バイパスレジャーランド宇ノ気店
- ヤマダ電機かほく店
- イオンモールかほく
- のと里山海道 白尾インターチェンジ
- 外日角海水浴場
バス路線
東口
- 主に福祉向けの循環バスの運行がある。
- 北陸鉄道浅野川線の内灘駅を経て金沢市内へ向かうバスが朝、夕の通勤時間帯のみ運行している。
- 「イオンモールかほく」行き無料シャトルバスが運行している(現在のところいつまでの運行期限は明記されていない)
西口
- 西口より徒歩5分ほどの「宇の気」バス停から七塚・高松、津幡方面へのバスが運行していたが、既にこのバス路線は廃止となっている。
歴史
- 1898年(明治31年)4月24日 - 七尾鉄道 津幡仮停車場(本津幡駅の前身) - 七尾駅 - 矢田新駅(のちの七尾港駅)間開通と同時に開業。旅客及び貨物の取扱を開始。
- 1907年(明治41年)7月1日 - 七尾鉄道が鉄道国有法により国有化。帝国鉄道庁(国鉄)の駅となる。
- 1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称制定。七尾線の所属となる。
- 1961年(昭和36年)4月1日 - 貨物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR西日本の駅となる。
隣の駅
※特急「サンダーバード」(当駅には一部のみ停車)の隣の停車駅はサンダーバード (列車)を参照のこと。
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color七尾線