妹背牛町
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テンプレート:Infobox 妹背牛町(もせうしちょう)は、北海道空知総合振興局管内北部にある町。
町名の由来はアイヌ語の「モセウシ」で、「モセ・ウシ・イ」(イラクサ・繁茂している・処)(カヤ刈りをする・のが習いである・もの<場所>)[1]が転訛したものとされている。当初は「望畝有志」と表記されたが、1898年に現行の表記「妹背牛」に変更された[2]。
目次
[非表示]地理
隣接している自治体
歴史
経済
農業が基幹産業となっている。特に米の生産に特化しており、北海道でも有数の穀倉地帯となっている。また、ハーブを使った無農薬栽培を導入している。
産業
- 農業:米、花卉
生産している米の主な品種
- ななつぼし
- きらら397
特産品
- 生どらデコレーション
- きらら258漬けの素米子ちゃん
- こがね大福
- 大豆どん菓子
その他の立地企業
- 佐藤鋳工
- 妻神工業
- ホクレン包材
農協
- 北いぶき農業協同組合(JA北いぶき)妹背牛支所
郵便局
- 妹背牛郵便局(集配局)
宅配便
公共機関
警察
- 深川警察署妹背牛駐在所
地域
人口
教育
- 高等学校
- 道立
- 北海道妹背牛商業高等学校(2009年3月で閉校)
- 道立
- 中学校
- 町立
- 小学校
- 町立
交通
鉄道
バス
- 空知中央バス ※かつては「妹背牛ターミナル」が設けられていた
- 妹背牛町営バス
道路
名所・旧跡・観光スポット
町の文化財
- 獅子頭・天狗面 - 郷土館
- 獅子舞 - 妹背牛町獅子舞保存会
観光
- 妹背牛温泉ペペル
- 源泉かけ流しの温泉施設。町民の憩いの場として平成5年にオープンした。
- 泉質はナトリウム塩化物・炭酸水素塩泉。神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・冷え症などに効能があるとされ、北海道内各地から入浴客が訪れる。
- 遊水公園うらら
- 郷土館
イベント・祭事・催事
- もせうし夏祭り
- 豊年盆踊り大会
- ミックスカーリング妹背牛大会
スポーツ
バレーボール
妹背牛商業高校女子バレーボール部が1978年に全国制覇するなど道内有数の強豪校として知られ、バレーボールを町技として力を入れていたが、妹背牛商業高校は北海道の公立高校適正配置計画により、2009年3月をもって廃校となった。
高校の存続に向けた活動も行われたが、2006年(平成18年)8月1日、北海道教育委員会(道教委)はこれを正式に決定した。町では一時、町立での存続も含めて検討したが、生徒増が見込めないことと財政難により断念した。
カーリング
カーリング専用屋内施設「妹背牛町カーリングホール」がある。道内2番目の屋内専用カーリング施設で、観覧席や休憩所などの施設も充実しており、国際大会の開催も可能。
全日本選手権など国内の主要な大会も毎年行われているほか、男女混合チームによる「ミックスカーリング大会」も行われており、全国から選手が参加する。
その他
妹背牛町の「日本一」
- 町域面積対農耕地比率:74%
出身者
- 後藤悠仁 (ヴィオラ奏者)
- 関口仁 (作曲家)
- 吉原知子 (元五輪選手・バレーボール全日本代表キャプテン)妹背牛小学校→妹背牛中学校→妹背牛商業高校卒業
- 関吉雅人 (元プロ野球オリックス・ブルーウェーブ選手・1992年ドラフト4位・一軍出場なし・砂川北高校時代に甲子園出場)
- 高橋成明 (プロスノーボーダー)
- 桧森邦夫(ホッカイドウ競馬調教師)
関連項目
脚注
外部リンク
- 元の位置に戻る ↑ 北海道環境生活部『アイヌ語地名リスト』財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構、2001年、131頁
- 元の位置に戻る ↑ 岩見沢市(旧・栗沢町)にも同じ音の地名があるが、こちらの表記は「茂世丑」となっている。
- 元の位置に戻る ↑ 北海道中央バス(秩父別線)代替路線