天国の階段
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『天国の階段』(てんごくのかいだん)は、2003年12月3日から2004年2月5日にかけて、毎週水曜日および木曜日、大韓民国のSBSで午後9時55分から放送されたテレビドラマ。全22話。本国では最高 45.3%という視聴率を獲得した。
概要
建築大学教授ハン・サンギョを父に持つハン・ヂョンソ(チョンソ)と、グローバルグループ御曹司のチャ・ソンジュは、幼い頃から家族ぐるみのつきあいをしていた幼なじみで恋人同士。それぞれ片親を亡くしてしまったが、幸せな生活を送っていた。
しかし、チョンソの父サンギョが有名女優のテ・ミラと再婚してから、チョンソの生活が一変。ミラの前夫との子供のユリ、その兄のテファ、そしてチャ・ソンジュをめぐって物語は複雑な展開を見せていく。
エピソード
- 白昼堂々ソウルメトロのターミナル駅やロッテワールドを撮影のために借り切るなど、非常に大規模なスケールの撮影が行なわれた。
- 韓国内ではこのドラマの結末を知ったネチズンたちがテレビ局に対して結末を変えてくれるよう頼み込む運動が起きたといわれる。
キャスト
- テ・ミラ:イ・フィヒャン(声:唐沢潤)
- ハン・サンギョ:ハ・ジェヨン(声:宝亀克寿)
- ハン・ピルス:チョン・ハニョン(声:谷昌樹)
- ソン・ジェヒ:キム・ジヘ(声:出口佳代)
- ミン・ソヒョン:キム・ジスク(声:宮寺智子)
- チャン:イ・チャム(声:白熊寛嗣)
- パク:キム・デジュン(声:遠藤純一)
- 刑事:シン・ジュニョン
また、テファの子役イ・ワンは、ユリ役のキム・テヒの実の弟である。
放映タイトル
- 第1話 孤独の始まり
- 第2話 ソンジュの旅立ち
- 第3話 事故の惨劇
- 第4話 失われた記憶
- 第5話 奇跡の再会
- 第6話 思い出の海辺へ
- 第7話 過去との別れ
- 第8話 ただひとつの愛
- 第9話 涙のシンデレラ
- 第10話 届かぬ想い
- 第11話 テファの願い
- 第12話 運命の婚約式
- 第13話 友情の証
- 第14話 涙の山荘
- 第15話 結婚宣言
- 第16話 希望の箱
- 第17話 テファの告白
- 第18話 目を襲う異変
- 第19話 ミラの計略
- 第20話 あばかれた真相
- 第21話 テファの献身
- 第22話 永遠の愛に向けて
主題歌
- 日本版オープニングテーマ「ポゴシプタ ~会いたい~」キム・ボムス
- 日本版エンディングテーマ「会いたい」sona
- 日本版エンディングテーマ「天国の記憶」火曜飛(ファヨビ)←TBSでの放送時はエンディングテーマが全回「会いたい」だった。
- 韓国版オープニングテーマ「それだけは」JULY
- 韓国版テーマ「Ave Maria(カッチーニのアヴェ・マリア)」Rebecca Luker (Aria 2: New Horizon by Paul Schwartz)
スタッフ
日本での放送
日本では2004年10月から2005年4月にかけて、フジテレビ系列のBSデジタル放送局のBSフジ・フジテレビ系列[1]に加え、JNN系列のテレビ山口、NNN系列の青森放送で放送。一時は土曜日の夕方に10%以上の視聴率を挙げた。
また、これまで以下のとおり放送されている。
- 2007年3月5日から4月9日まで、地上波のTBSにて「奥さま劇場」枠で再放送[2]
- 2008年5月27日から7月15日まで、同じく地上波のテレビ東京系列6局にて「ドラマチックチャンネル」枠で放送[3]で再々放送された[4]
- 2008年8月4日からはTBS系列のBSデジタル放送局のBS-i(現・BS-TBS)でも放送[5]。
- 2009年6月15日からはBS朝日でも放送[6]
- 2011年4月14日から4月28日までCS 314 LaLa TVで放送。
- 2011年9月12日 - 10月11日までフジテレビ韓流α枠で放送。
- 2012年9月16日からは、千葉テレビ放送で放送中。
その他
- 2009年9月、日本のパチンコメーカー、京楽産業.より「CRぱちんこ天国の階段」がリリースされた。
脚注
- ↑ 関東ほか一部地域では「土曜ワイド・韓流アワー」枠第1部として放送。
- ↑ 正確には放映権が移っただけなので、地上波での再放送ではない。
- ↑ のうち、月・火・水曜日のみ:当時のこの枠は全系列局同時ネットだった。
- ↑ 正確には放映権が移っただけなので、地上波での再々放送ではない
- ↑ 毎週月曜19:00 - 20:54、毎週2話ずつ放送。正確には放映権が移っただけなので、BSデジタルでの再放送ではない。
- ↑ 字幕・ノーカット版。毎週月曜22:00より放送。