天使な小生意気
テンプレート:Infobox animanga/Header テンプレート:Infobox animanga/Manga テンプレート:Infobox animanga/TVAnime テンプレート:Infobox animanga/Footer テンプレート:Sidebar with collapsible lists 『天使な小生意気』(てんしなこなまいき)は、西森博之による日本の少年漫画作品。およびこれを原作としたアニメ作品、ゲーム作品。主な略称は「天こな(てんこな)」[1]。第46回(平成12年度)小学館漫画賞受賞。
目次
概要
週刊少年漫画雑誌『週刊少年サンデー』(小学館)に、1999年25号から2003年36・37合併号まで連載された。単行本は小学館:少年サンデーコミックスより全20巻、同ワイド版より全10巻。
キレのあるギャグと緻密なストーリー展開で読者を惹きつける手法は、西森博之の代表作となっている。2002年4月からテレビ東京系列にてテレビアニメ化され、DVD化(全50話、13巻)やゲーム化(PSソフト)もされている。
原作完結後に、主人公達のその後と正式な結末を描いた外伝2本が存在するが、単行本には収録されなかった。2009年のワイド版発売にあたり、ワイド版の最終巻である10巻に収録された。
あらすじ
9歳の少年・天使恵は、幼馴染の花華院美木と遊んでいる最中、子供たちからいじめられていた魔法使いの格好をした老人を助けたことから、お礼として魔本「天の恵」をもらう。そして、その本から現れた小悪魔から「ひとつだけどんな願いでも叶えてやる」と言われた恵は「男の中の男にしてくれ」と頼んでしまう。しかし、恵は「男の中の男」ではなく、「女の中の女」つまり超美少女にされてしまった。
それから約6年経ち、高校生になった恵と美木は魔本の手がかりを追って剣ヶ峰高校に入学。そこで、蘇我源造や藤木一郎、安田太助、小林一文字ら個性豊かな仲間達と出会う。彼らとの学園生活をテンポの良いコメディタッチで描写しつつ、彼らの前に立ちはだかる様々な障害や事件にまっすぐに立ち向かう様子、そして恵や恵に魅了された男達「めぐ団」の男らしい活躍と個々の人間的な成長を描いてゆく。
登場人物
主人公
- 天使 恵(あまつか めぐみ)
- 声 - 林原めぐみ(アニメ) / 浅川悠(サンデーCM劇場)
- 本作の主人公。絶世の美少女にして、富豪の天使家の一人娘。一人称は「俺」。
- 安田の調べでは、身長167cm・B85cm・W55cm・H85cmとスリムな体型であり、腰まで伸びた美しい茶髪のストレートヘアがトレードマーク。
- 9歳までは男の子だったが、ある日魔法使いの格好した老人を助けたお礼にもらった「天の恵」という魔本から現れた小悪魔に、「ひとつだけどんな願いも叶えてやる」と言われ、「男の中の男にしてくれ」と頼んでしまう。しかし、恵は「男の中の男」ではなく「女の中の女」にされてしまった。以来、男に戻れる日を夢見ており、透視能力者の予言を頼みに魔本の手がかりを追って剣ヶ峰高校へ美木と共に入学する。
- 天使のような美貌とは裏腹に、男勝りで乱暴だが責任感と正義感が強く、困っている人を放っておけない性格であり、母曰く「危険に自ら首を突っ込むタイプ」。情緒面では、感情の起伏が激しく、一旦キレたり怒り出したりすると、その美貌から想像出来ないほど言葉が汚くなる。また、子供っぽさが残っていたり隙があったり純情だったりと、その天性の魅力により周りの人間からやたら愛されている。
- 文武両道に優れ、成績は学年トップで全国レベルでもトップクラスの学力を誇る。さらにフランス語を始め外国語も堪能。人並外れた運動神経を持ち、校内のありとあらゆる競技記録を更新し続けている。
- 幼少時より武道の手解きを受けているため、優れた格闘センスと人間離れした軽い身のこなしを持ち合わせる。その格闘センスと修練の賜物か、小悪魔にかけられた呪い(物が飛んできたり落ちたり)による災厄を難なく避け続け、何度も周囲を驚かせた。
- 男性に劣る腕力を格闘技術と人並みはずれた敏捷性で十分に補い、素手でも大抵の男性より強く、空気を切り裂く音がするほどの鋭い蹴り技が特徴である。さらに本人曰く「俺は武器を持つとスサマジク強い」。ただし、女性には弱く、からかわれたり、すぐに言いくるめられてしまう。
- また、料理だけは絶望的に不得意であったが、桂子に触発され練習した結果、瞬く間に上達した。
- なお、恵の理想とする「男の中の男」とは、外見は前作『今日から俺は!!』の今井、内面は三橋と伊藤を指していると思われるシーンがあり、その際に前作のキャラクターがパラレルワールド的に登場している。
- 花華院美木(はなかいん みき)
- 声 - 大本眞基子
- 恵の幼馴染で、唯一、恵の性別が逆転した経緯を知る親友。幼少時に恵が小悪魔と遭遇したとき、その場に居合わせていた。
- 常に存在感がある恵の隣にいるため地味な印象となっているが、実はかなりの美少女で、こっそりと多数の男子生徒にモテている。恵に負けず劣らずの才色兼備ぶりで、恵ほどではないが武家の家の娘らしく高いレベルで実戦的な武術も習得している。
- 性格は優しく穏やかな反面、度胸があり精神的に強い。時おり、恵や源造が怯むほどの迫力を見せる。恵より大人びた所もあり、少々天然ボケの恵のツッコミ役でもある。また、恵とは違いあまり感情を表には出さず、心の本音を見せることが少ない。
- 実家は天使家を軽く超える財界の超大物・花華院家。現当主である祖父は日本の黒幕と称されるほど。家柄の華やかさの陰で、赤ん坊の頃に両親を火災事故で亡くしたことにより様々なトラウマを抱えている。心の奥は親友の恵でも踏み込めないほど謎が多く、複雑な環境に育ち複雑な事情を抱えている。
めぐ団
- 蘇我 源造(そが げんぞう)
- 声 - 高木渉 / 檜山修之(サンデーCM劇場)
- めぐ団の1人。デタラメなほどの強さと圧倒的なパワー、そして小学生の時にダンプに轢かれても無傷であったほどの人並み外れたタフな肉体の持ち主。小学生時代に喫した敗北以来、高校へ入学して恵に負けるまで無敗を誇った武勇伝を持つ不良少年である。別名「闇の悪王」。身長は15歳にして189cm。
- 悪名高い赤月中学時代は誰にも心を開かず喧嘩に明け暮れる「クールな悪」として恐れられていたが、高校で強く美しい恵と出会い、その魅力の虜になってからは、完全に骨抜きのアホ状態。恵のために無駄な喧嘩を辞める誓いを立て、恵の事を「めぐ〜」「めぐちゃーん」などと呼び、ただひたすら恵を追いかけ回す毎日に(冷静な時は「恵」と呼んでいる)。
- しかし、いくら恵に会ってかなり性格が変わっても、凄まじいまでの行動力と根性だけは全く衰えを見せず、ひたすら恵が理想としている「男の中の男」を目指し、なり振り構わず捨て身で奮闘する。その、とてつもない強い愛情と確固たる信念で、いつの間にか恵を自分のペースに巻き込んでいく。
- 反面、「自分はストーカーなのではないだろうか」「男の中の男とは何だろう」「恵が男に戻れるよう協力すべきだが、恵には女のままでいてほしい」と悩んだり、恵を好きになってからは悩み多き不良少年となる。何もかもが「恵の幸せが俺の絶対」という強い信念と行動は、次第に恵の「女心」を揺らすようになる。
- 源造の顔の傷には過去の重要な秘密が隠されている。
- 藤木 一郎(ふじき いちろう)
- 声 - 田中一成
- めぐ団の1人。ごくごく普通のキャラ。生まれてから平均点ばかりで、人に自慢出来るものが何一つないため、平凡なキャラからの脱却を目指している。今まで女性から散々な扱いをされているために、かなりコンプレックスも強く、ハンサムで女性からの人気も高い小林には何かとつっかかっている。かなり本気で恵に惚れているのだが、源造の影に隠れてあまりアピールできていない不遇なキャラ。また、小悪魔からも、生命力・運命力が薄いと言われショックを受けることも。恵のことは「恵さん」と呼んでいる(一度だけ呼び捨てにして、恵の頬を染めさせ、源造を悔し泣きさせた)。何度も窮地を切り抜けていくうちに、土壇場での度胸や行動力は源造に引けを取らないものとなっていく。最初から強かった源造や小林に引き替え、ある意味この作品中で一番成長したキャラクターと言える。恵からの印象も最初は「ただの普通なやつ」から「なかなかカッコいいやつ」と良くなっている。、唯一ありふれた平凡な感覚を失わず、そのため気苦労が耐えない。引き立て役では終わらず、外伝では一話分を丸々使って彼の最終回後の日常が描かれている。
- 安田 太助(やすだ たすけ)
- 声 - 上田祐司
- めぐ団の1人。ミニスカートや水着など、女性の裸よりもギリギリファッションにこそ執着する変態キャラ。膨大な知識量を誇り、そこから生まれる推理力も鋭く、小悪魔のトリックを最も早くに見破っている。恵からも「なりは小さくても根性もん」「やるなら躊躇しない男」と言われるだけあって、持ち前の気の強さと、躊躇しない行動力は、時に小林をも怯ませるほどの迫力を見せることがある。特技は「尾行」「街を歩くと不良が寄ってくること」。恵のことは「恵さん」と呼んでいる。他のめぐ団メンバーと同じく恵のことを慕っているものの、源造や藤木に比べると、真っ当な恋愛対象というよりは、美しい女神様的な存在として彼女を崇拝している部分が強い。そのせいか恵のことを常に監視し、恵からは見えないところで写真を撮ったりするという覗き見的思考が表面化している。実は眼鏡を取ると、女性と見まがうほどの美少年である。しかし、覗きに便利かつ自分の変態キャラに合うという理由であえて眼鏡を着用し続ける、ある意味根性入ったオタク少年でもある。恵からは「ヤックン」と呼ばれることも。
- 小林 一文字(こばやし ひともじ)
- 声 - 檜山修之
- めぐ団の1人。「武士」とアダ名されている通り、祖父に「現代を生きる最強の武士」として、物心つく頃から厳しい指導を受けている。武術をかなり高い水準で修めており、格闘の技術面だけ見れば源造を優に超え、恵をも上回る。なおかつハンサム。そのため女子生徒からの人気は高いが、それを鼻にかけず男女平等に優しく接するいい奴である。性格は正義感が強く、古風でまっすぐでストイック。登場時は恵と衝突するが、和解してからは、恵に「俺が女だったら惚れてるぞ」「カッコいい奴」などと好意的に受け入れられている。そのため、源造に最もライバル視されている。
- 少々世間の感覚からズレているため、恵に「変な良い子」と言われたりもしている。本人は、まじめすぎる性格ゆえ暗いと思っているようで、小悪魔に対して実験で願いごとをしたときも「明るい性格にして欲しい」と真剣にお願いをしていた。恵のことは、必ず「恵さん」と呼ぶ。
- しばらくは、恵に対して恋愛感情を持っていたようだが、いつの間にか、それを超えて一人の人間として恵を尊敬しはじめる。終盤では、実は美木に対して恋愛感情を抱いていたことを、源造の言葉によって気づかされる。
- めぐ団の一員だが、クラスが違ったり、毎日武術の修行をしていたりするためか、やや単独行動が多い。「こややし」と呼ばれることも。
剣ヶ峰高校の人々
- 木村 六(きむら ろく)
- 声 - 西村朋紘
- 恵のクラスメート。「めぐ団」の前身である「めぐちゃんを守る会」の元メンバーであったが、恵の豪邸を見て住む世界が違いすぎると脱退した。修学旅行で再登場し、藤木に自分の彼女を紹介した後、恵のことをあきらめて彼女を作れと助言する。
- ちえ
- 声 - 桜川朝恵
- 恵のクラスメート。美木の許婚事件などでは、美木に入れ替わりおとりになるなど重要な役割をすることがあり貴重な存在。めぐ団の中では藤木と仲がよく、安田とも打ち解けられる珍しい女子。小林のファン。
- 直美(なおみ)
- 声 - 豊嶋真千子
- 恵のクラスメート。同じクラスメートのちえちゃんといっしょに恵と絡むことが多い。外見も性格も大人っぽい。
- 田中 桂子(たなか けいこ)
- 声 - 松井菜桜子
- 恵を敵対視する令嬢で、アニメでも2度にわたって激しい対決を繰り出している。他人を見下し圧倒する迫力を持ち、異常に弁が立つ。自身も富豪の娘で、かなりの美人だが、自分より目立つ恵に対して一方的な敵対心を持っている。中学時代の同級生だった恵を追って剣ヶ峰高校に転入。過去に手の込んだ嫌がらせで何度も恵を窮地に立たせたようで、恵がその苦い経験から唯一恐れる人物で、再会時には美木の背後に隠れるなど相当恐れている。敵対心を抱いた理由は、小学校時代に悪漢から救ってくれた恵の強さと美しさに魂を奪われるほどの思いをしながらも、プライドが高い自分にそんなことを思わせた恵に憎しみを抱いたという、ほとんど逆恨みのようなものらしい。自己顕示欲が強く我侭な性格で周囲を困らせるが、男の理不尽な暴力に立ち向かう強い心を持っており、恵もその部分は認めている。
- 白鷺 良美(しらさぎ よしみ)
- 声 - 倉田雅世
- 桂子を尊敬している令嬢。桂子からは「よしみ」、恵からは「よっちゃん」と呼ばれている。当初、桂子のために恵やめぐ団への嫌がらせに協力するが悪意はないようである。ピンチを恵や源造に救われたため、後半は恵らとも良い関係となっている。大和撫子杯で助けてくれた源造を好きになるが桂子に大反対される。その後、修学旅行中に階段から落ちるところを藤木に救われ、今度は藤木を好きになる。外伝では藤木を見つけて駆け寄るなど好意は継続している。
- 校長(こうちょう)
- 声 - 中嶋聡彦
- 剣ヶ峯高校の校長。普段は花の手入れが忙しいらしく、常に農作業着で登場する。恵のことを「娘(バラ)より美しい」と感じている。
- 西田先生(にしだせんせい)
- 剣ヶ峯高校の英語教師。通称「ハニワ先生」。恵を追いかける源造に対して、所詮無謀な夢と諭すも、源造の純真な思いから応援するようになる。夢は、恵と源造の結婚式でエピソードを語ること。しかし、源造は絶対に呼ばないと言っていた。
- テレビアニメでは未登場。
めぐ団を取り巻く大人たち
- 頼子(よりこ)
- 声 - 中島千里
- 天使家のお手伝いさん。天使家の家系に生まれ、エリート街道を突き進んでソルボンヌ大学に学んだ才媛。しかし、恵に心酔するあまり、経歴に相応しい仕事をするよりも恵の側にいることのほうが大切らしく、現在の職業に甘んじている。恵の相手候補として源造のことが気に入っているらしく「私のイチオシ」と言っている。源造の事を「パイナ頭くん」「パイナくん」などと呼んでいる。桂子を相手に舌戦しても引けを取らない唯一の女性(ただし一度だけ「ビビッて」いたことがある)。つかみ所のない人物で、恵に心酔するあまりか不可解な行動を取ることもある。
- 流坂(るさか)
- 声 - 今村直樹
- 天使家のガードマン。外見は任侠道風だが気さくな人柄である。警備の面ではプロフェッショナルの人間であり、特に緊急時に退路を確保したり、逃げ道を探すことに関しては一流の技能を持っている。頼子と共に警察のシステムに侵入するなど、特殊なスキルも持っているらしい。職業柄武術においても達人と思われる描写(岳山の側近の細井を追い詰めた際、坂月と並ぶ危険人物という意味か「プロ2人を相手にするのはやはり危険だ」と言われている)がある。実力は確かだが少々お調子者で間の抜けていることがある。頼子に好意を寄せているが、彼女の方は知ってか知らずか、一顧だにしていない。『ルパン三世』の大ファン。
- 坂月(さかつき)
- 声 - 鳥海勝美
- 美木の護衛。強豪揃いの本作においても桁違いの実力を持つ武術の達人。花華院家を代々守ってきた武家の出で、その中でも筆頭の武人である。プロと言われるその道の人間からも一目置かれている。恐い者知らずの源造でさえも、その現代人離れした人格と圧倒的な強さにびびっている。小林には尊敬されている。美木の父親兼兄的存在。無表情で心が読めない人物像から恵に「石の人」というあだ名を付けられている。実は意外とギャグ好き。
- 伴藤(ばんどう)
- 声 - 大川透
- 桂子の教育係。一見強面で街の不良を怯ませるほどの迫力があるものの、桂子には振り回されて言いなりになってしまっている。
- 三島(みしま)
- 声 - 江川央生
- 田中家の使用人。恵を陥れるためのシナリオ班。いつも変な所に隠れている。こき使われているようで、シナリオには「休みくれ」との言葉が列挙されていた。
- 礼子(れいこ)
- 声 - 永島由子
- 泥棒。大阪で恵と知り合う。本人は超一流の泥棒のつもりだが、それほどの実力はない様子。恵に会いに天使邸へ侵入した際には、上手く忍び込んだつもりが実は危険人物と見なされず流坂に無視されていただけだった。一応はプロの泥棒なので、常人よりは身が軽く、裏社会にも通じている。新たな魔本を手に入れるなど、泥棒としての手腕は一応発揮している。
家族・親族
- 蘇我 雪花(そが せつか)
- 声 - まるたまり
- 源造の姉。女性ながら身長が175 cmは超えており、安田曰く「ごっついけれどスーパーダイナマイト」と言われるほどに抜群なスタイル。いきなり弟の源造を蹴り飛ばしたり恵に抱きついたり面白そうなものを部屋に持ち帰ったり、姉だけあって行動パターンが源造とそっくりである。源造と恵をくっつけて恵を自分の妹にしようとしている。「かわいい妹の作り方」という変な本を持っている。
- 恵の父
- 声 - 銀河万丈
- 恵の父。名前が不明。恵を異常なまでに溺愛している。この父がどんな仕事をしているのか恵も知らない。恵の部屋に覗き用の隠し扉をこっそり作っている。恵を愛するあまり親子関係以上を求めることもあり、恵に気持ち悪がられたり、美木に怒られたり軽蔑されたりしている。
- 天使 翼(あまつか つばさ)
- 声 - 浦和めぐみ
- 恵の母。仕事で海外を飛び回っているためあまり家にはいない。厳格な性格で、恵の男関係を心配している。めぐ団のメンバー全員に面接と称して誰が恵にふさわしいか様子を見ていた。恵の母親だけあって美人で気が強い。
- 花華院 京一(はなかいん きょういち)
- 声 - 仲木隆司
- 美木の祖父。グループ会社千社のトップであり、日本の心、黒幕、花華院翁と言われる大人物。一人娘を失った悲しみから異常なほど厳格になり、孫である美木を幸せにしようと、名家である岳山家の嫡男を許婚とする。後に美木の心中に無頓着だったことを悔いて、幾分優しくなっている。
- 小林祖父
- 声 - 辻親八
- 一文字の祖父。武士道の道場を開き、師範を務めている。一文字を幼少時から「現代の最強の武士」に育てるために、武術と精神面での厳しい鍛錬を積ましている。一文字に限らず、武士を育てることが生きがいらしく、多くの子供達にも指導をしている。
- 藤木 次郎(ふじき じろう)
- 声 - 浦和めぐみ
- 一郎の弟。凡人の兄のことを言葉には出さないが馬鹿にしている。兄と同様に驚き顔が怖い。
- 安田 勇助(やすだ ゆうすけ)
- 声 - 渕崎ゆり子
- 太助の弟。やはり、安田の弟だけあり変態。子供であることを利用して、恵や美木に抱きつき兄に叱られる。兄と違いどちらかというとストレートなほうが好みであるようだ。
その他の登場人物
- タカミ
- 声 - 伊倉一恵
- 中学時代の源造の元彼女。かなり男っぽい性格で、中学時代、敵対する赤月中学との喧嘩の時に源造に助けられたことをきっかけに、源造と付き合うようになるが、すぐにフラれてしまう。恵を源造の彼女と勘違いして、別れさせようとするが恵と接するうちに好意を持ち、恵と源造との仲を応援するようになった。恵が心を開いた数少ない女性。
- 一君(はじめくん)
- 声 - 豊嶋真千子
- いじめられっこの小学生。桂子に強引に連れ去られて、強くなるように鍛えられるが、途中で見捨てられてしまう。しかし、恵と源造の手助けにより心の強い男の子に成長していく。
- 一樹(かずき)
- 少年時代の小林に憧れていた男の子。病弱で学校にも満足に通えなかったようで、自宅の窓からいつも小林のことを見つめていた。悪ガキにいじめられていたところを小林に助けてもらったことがキッカケで友達になり、小林のように強くなることを夢見るが、叶えられず病魔に負けて亡くなってしまった。一樹の母親が作った人形を形見として、小林は常に身につけている。
- Mr.スミス(ミスタースミス)
- 声 - 飛田展男
- 数々の難事件を解決してきた透視能力者。美木のつてで魔本「天の恵」を探すのに助言する。
- ピエール
- 声 - 草尾毅
- オルリアン王国の第4王子。世界各国に50人近いガールフレンドがいるプレイボーイ。恵に心を奪われるもガールフレンドのことがばれてしまい恵に殴り飛ばされてしまった。
- ×子(ぺけこ)
- 声 - 渡辺久美子
- 源造に10秒でふられたことを逆恨みして、源造を街の不良を使って襲わせた女子高生。
- 村上(むらかみ)
- 声 - 桜井敏治
- 巨体の街の不良。仲間からはジャンボ村上と呼ばれていた。パワーを活かして、桂子を襲い窮地に追い込むも、恵にKOされてしまう。
めぐ団の敵
- 柳沢(やなぎさわ)
- 声 - 松本保典
- 不良グループのリーダー。ボクシングを使う。自己陶酔型の性格で、自分が「主役」を張れる人間であると思っている。仲間たちを利用してのし上がろうと考えており、いつも良いやつを装っていた。恵と源造に絡み倒された不良仲間の敵討ちを口実に登場。作中、源造をKOした唯一の男性。恵との格闘では味方をも犠牲にするヒールなテクニックで一時的に優勢となるが、重たい荷物を外し忘れていてそれを外し本気を出した源造にあっけなく返り討ちに合う。本性が出て見苦しく負けたことにより仲間に見捨てられてしまい、荒れ狂いながら復讐に向かう途中、岳山が現れ完膚なきまでに叩きのめされる。この際、実力の違いと圧倒的な悪の威圧感に格の違いを実感して岳山の手下となる。自分の器に気づいてからは髪を黒く染め「脇役」に徹し、終盤では一歩引いた立場で進行役となっている。めぐ団とは違った意味で恵に魅了されてしまったようである。岳山が柳沢に身元隠しのための戸籍を作って矢川拓也という名前があるが、そちらも使っている様子。
- トモ
- 声 - 松本さち
- 岳山ゲームで恵達を誘き出すために一役買った女の子。岳山にお金で雇われていたが、恵達にそれ以上の敵意や悪意はなく、逆に恵が窮地に追い込まれたときに助けようとした。
- 真根(まね)(兄)
- 声 - 江川央生
- 街一番のワル。最狂の男と言われていた。源造と同じ赤月中学時代に、後輩の源造に殴り倒される。面子を潰された真根兄は復讐を企てるもことごとく、源造に負けたと思われる。それ以降、復讐の機会を窺っていた。
- 真根(弟)
- 声 - 渋谷茂
- 赤月中学時代、源造に散々ぶちのめされたことと、恵にも負けたことにより復讐に燃える。兄と違い美しい恵に対してしつこく付け狙う。
- 青田(あおた)
- 声 - 私市淳
- 柳沢の手下。大和撫子杯で恵たちを襲う不良。安田を袋叩きにして、谷底に投げ捨てたり、良美を襲うなど凶悪な性格。柳沢が街を去ったあと、その後釜として不良グループのボスになったが、源造に何度となくぶちのめされている。
- 岳山 隆雄(がくさん たかお)
- 声 - 森久保祥太郎
- 美木の婚約者。総資産額7000億円超、グループ総数20万名の名家岳山家の跡取り。「家業を持たぬ政略の家」に育ち、性格は自己中心的で強欲で狡猾な野心家。当人の意思とは関係なく家同士の決めごとにより、会ったこともないまま美木の婚約者となっていた。岳山家の男子は武術においても鍛錬されているらしく、ピンポイントで攻撃し源造の指を負傷させた技を見た小林は「きわめて高等な技」と言っている。真の恐ろしさは、手段を選ばない陰湿さと残酷性にあり、花華院家の財産と名声に執着し、蛇のように美木を付け狙っている。登場するたびに凶悪化していく、めぐ団最悪の敵にして本作のラスボス的存在。
- 田中 一(たなか はじめ)
- 岳山隆雄の偽名。
- 岳山隆雄の影武者の仮の名。岳山ゲーム時に、隆雄の影武者として登場。かなりの使い手であるが、小林に敗れてしまう。
- 細井(ほそい)
- 声 - 松本保典
- 岳山隆雄の側近であり、岳山家に代々仕える影組のひとり。目的のためなら手段を選ばない冷酷さを持っている。隆雄ですら正体をつかめない謎の凶悪人物。
- 門田(かどた)
- 声 - 鳥海勝美
- 岳山隆雄の手下。許婚事件で尾行に失敗した部隊のリーダーに替わり新リーダーとなった。その後も、岳山ゲームでは、柳沢のサポートに徹するなど実務部隊の取りまとめ役のようである。
「魔本」関係者
- 魔法使い(まほうつかい)
- 声 - 千葉一伸
- 子供達からいじめられているのを、恵に助けてもらったお礼に魔本「天の恵」をあげた人物。小悪魔に魔法使いにしてくれと頼み、姿だけが魔法使いにされてしまった。おそらく小悪魔の練習台か気まぐれで変な人生を送ることになってしまった不憫な人。
- 河童(かっぱ)
- 声 - 大竹宏
- 礼子が盗んできた魔本の悪魔。願いを叶えることを約束し藤木に試練を与える。藤木は見事試練を成し遂げるが約束を果たすことなく成仏してしまう。しかし、終盤で岳山により崖まで追い詰められた藤木の脱出に力を貸しており約束を果たしたと言えるかも知れない(藤木はおそらく気づいていない)。河童の正体は、溺れた自分の娘を助けるために亡くなった父親であった。よく喋るため魔本の性質を知る上でヒントとなる発言も多い。
- 小悪魔(こあくま)
- 声 - 梅津秀行
- 恵を女にした張本人。かなり気紛れな性格。悪魔というだけあって色々な魔法が使えるようで、源造に呪いをかけたこともある。最終回では自らを「願いを、約束を果たせなかった者」と語っており、その正体については諸説あったが、完結後の外伝によって、かつて自分の村が襲われ牢に入れられた際、救いの手を差し伸べてくれた少女との約束が果たせなかったことから、成仏できずに悪魔となった者である事が明かされた。恵達に嫌がらせをしていたわけではなく、実は恵の望みを叶えようとしていたことも明かされ、外伝によって真に本編が完結すると言える。意外にも素顔はかなりのイケメン。なお、その外伝で魔本が捨てられてしまったが、当人は成仏した模様である。
用語
- 魔本「天の恵」
- 昔、伝説の賢者「シルバーハンド」とその弟子たちが、彷徨える魂を秘術により本に封じたもの。人の望みを叶えることができるため、魔本自体が魂の強い良き者を持ち主として選ぶことができるといわれている。その本の魂が浄化されると、本の持つ魔力も消えてしまうらしい。
- 剣ヶ峰高校
- 恵たちが通う普通の高校。
- 赤月中学
- 源造がいた中学。ワルの吹だまりとして有名で、悪名高い真根兄弟もこの学校出身。
- ヘルランド
- 岳山ゲームの会場となった場所であり、数年前につぶれた地獄のテーマパーク。CMソングもあったようだ。
- 天使家
- 高層ビルから服飾まで、デザイン・製造などの関連会社数百社を経営している一族。通称ANLグループ。会長は、恵の祖母?の天使恵花。
- 花華院家
- 平安時代から続く名家。グループ会社千社を経営する日本を代表する一族。
- 古和荘
- その名の通り、曰く付きの怖い別荘。大和撫子杯3(アニメ第39話)で登場。
テレビアニメ版
2002年4月6日から2003年3月29日にテレビ東京系で土曜(日曜早朝)深夜24時50分から25時20分に全50話でテレビアニメ化された。深夜アニメとしては珍しく長めの1年間(4クール)に放送された(他にも『PROJECT ARMS』、『モンキーターン』、『ガラスの仮面』などがある)。
セル画が使用されたテレビ東京系の最後のアニメでもある。なお16:9のビスタサイズで制作されているが、4:3のサイドカット版で放送された。
テレビアニメは比較的原作に忠実に制作されていたが、原作の連載に追いついてしまったため終盤はオリジナルストーリーとなる。本作品は各エピソードで語られる伏線が結末に結びつく手法で描かれているが、テレビアニメではその伏線の多くが結末には結びつかない展開となっている。上記登場人物の解説は原作の完結を元にしたものである。
スタッフ
- 原作 - 西森博之(天使な小生意気 小学館『週刊少年サンデー』)
- 監督 - 奥脇雅晴
- シリーズ構成 - 扇澤延男
- シナリオプロデューサー - 飯岡順一
- キャラクターデザイン - 本橋秀之
- 美術監督 - 東潤一
- 色彩設計 - 吉岡みゆき
- 撮影監督 - 西山仁
- 編集 - 岡田輝満
- 音楽 - 池田大介
- 音響監督 - 浦上靖夫
- プロデューサー - 小林教子、吉岡昌仁
- アニメーションプロデューサー - 小島哲
- 製作 - テレビ東京、トムス・エンタテインメント
主題歌
いずれもオープニング曲は北原愛子が、エンディングは三枝夕夏 IN dbが担当している(ただし、最終話のみ「grand blue」が使用された)。ちなみに、彼女達は同期デビューでもある。
オープニングテーマ
- 「grand blue」
- 作詞・歌 - 北原愛子 / 作曲・編曲 / 徳永暁人
- (1 - 26話)
- 「Sun rise train」
- 作詞・歌 - 北原愛子 / 作曲 - 輝門 / 編曲 - 大賀好修
- (27 - 50話)
エンディングテーマ
- 「Whenever I think of you」
- 作詞 - 三枝夕夏 / 作曲・編曲 - 徳永暁人 / 歌 - 三枝夕夏 IN db(5話まではデシベル表記)
- (1 - 13話)
- 「It's for you」
- 作詞 - 三枝夕夏 / 作曲 - 川島だりあ / 編曲 - 池田大介 / 歌 - 三枝夕夏 IN db
- (14 - 26話)
- 「Tears Go By」
- 作詞 - 三枝夕夏 / 作曲 - 大野愛果 / 編曲 - 徳永暁人 / 歌 - 三枝夕夏 IN db
- (27 - 37話)
- 「Secret&Lies」
- 作詞 - 三枝夕夏 / 作曲 - 五大ゆり / 編曲 - 徳永暁人 / 歌 - 三枝夕夏 IN db
- (38 - 49話)
- 「grand blue」
- 作詞・歌 - 北原愛子 / 作曲・編曲 - 徳永暁人
- (50話)
各話リスト
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 放送日 |
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1 | 出会いはフルスピード!天使は♂or♀ | 扇澤延男 | 奥脇雅晴 | 辻泰永 | 本橋秀之 | 2002年 4月6日 |
2 | どうしたんだい?マイエンジェル! | 前園文夫 | 佐土原武之 | 内田シンヤ | 4月13日 | |
3 | コレが敵を一撃で倒す男の手だ! | まさきひろ | 河村明夫 | 山口美浩 | 河村明夫 | 4月20日 |
4 | 天使が空から舞い降りた… | 扇澤延男 | 奥脇雅晴 下田久人 |
辻泰永 | 加野晃 | 4月27日 |
5 | お前好きだ!お前も好きだ!! | 前園文夫 | 下田久人 | 乙幡忠志 | 5月4日 | |
6 | 迫ってみようぜ!彼女の神秘に?! | 吉村元希 | 越智浩仁 | 山内東生雄 | をがわいちろを | 5月11日 |
7 | 俺が女になってやる!!? | まさきひろ | 池田重隆 | 日向正樹 | 5月18日 | |
8 | ムカつく奴だな 正義男(バカ)小林! | 奥脇雅晴 | 佐土原武之 | 本橋秀之 | 5月25日 | |
9 | 魔本だ!!めぐが男になるなんてヤダー!! | 扇澤延男 | かわむらあきお | 山口美浩 | かわむらあきお | 6月1日 |
10 | 叩きつぶせ!小悪魔の呪い! | 奥脇雅晴 | 下田久人 | 乙幡忠志 | 6月15日 | |
11 | デェトだメグ、見せてやるぜすごい男を! | 吉村元希 | 前園文夫 | 辻泰永 | 内田シンヤ | 6月22日 |
12 | ヤッパ!俺は呪われてるんだ〜!! | まさきひろ | 池田重隆 | 日向正樹 | 6月29日 | |
13 | なぜか大阪!?夢見る少女は大ドロボー!? | 吉村元希 | 奥脇雅晴 | 山内東生雄 | をがわいちろを | 7月6日 |
14 | 白い太モモにはさまれて死にて〜!! | 山口美浩 | かわむらあきお | 7月13日 | ||
15 | 魔法使いのジジーに会えるぜ! | 前園文夫 | 下田久人 | 乙幡忠志 | 7月20日 | |
16 | オレの弱点を突くな!巨大ザリガニ釣り | まさきひろ | 奥脇雅晴 | 辻泰永 | 内田シンヤ | 7月27日 |
17 | 最悪の奴が来た!桂子様登場!! | 扇澤延男 | かわむらあきお | 佐土原武之 | 加野晃 | 8月3日 |
18 | 男の対決!武士と普通?! | まさきひろ | 佐々木勝利 | 池田重隆 | 日向正樹 | 8月10日 |
19 | 恵VS桂子!私が強い男を育てる!! | 扇澤延男 | かわむらあきお | 山口美浩 | かわむらあきお | 8月17日 |
20 | 美木に許婚!?俺が必ず守ってみせる! | まさきひろ | 前園文夫 | 下田久人 | 乙幡忠志 | 8月24日 |
21 | 婚約妨害作戦!二枚舌野郎にゃ美木はやらん!! | 亀垣一 | 山内東生雄 | 内田シンヤ | 8月31日 | |
22 | 名誉も権力もぶっとべ!これが愛の力だ! | 大原実 | 辻泰永 | をがわいちろを | 9月7日 | |
23 | 男ならいるゾ!母、感動の面接テスト! | 吉村元希 | 奥脇雅晴 | 佐土原武之 | 岩佐裕子 | 9月14日 |
24 | 蘇我の女?可愛い足でやっつけちゃうヨ! | 佐々木勝利 | 池田重隆 | 日向正樹 | 9月21日 | |
25 | 女の敵・源造!?頬の傷は一体なんだ〜! | 扇澤延男 | 久城りおん | をがわいちろを | 9月28日 | |
26 | 俺を抱きしめるな!雪花って誰だ〜!? | まさきひろ | 大原実 | 下田久人 | 乙幡忠志 | 10月5日 |
27 | キスだ!?俺の魔法は解けるんだ! | 亀垣一 | 佐土原武之 | 加野晃 | 10月12日 | |
28 | 俺は男に戻んだゾ!男勝負だ〜!! | 吉村元希 | かわむらあきお | 大原実 | かわむらあきお | 10月19日 |
29 | チカン野郎、カワイイめぐがやっつけてやる! | 笹野恵 | 奥脇雅晴 | 池田重隆 | 日向正樹 | 10月26日 |
30 | 祟りか呪いか!?やるじゃんか源造! | 扇澤延男 | 前園文夫 | 山内東生雄 | 内田シンヤ | 11月2日 |
31 | 密室のメグ!男はみんな不安のカタマリだ〜! | まさきひろ | 奥脇雅晴 | 辻泰永 | をがわいちろを | 11月9日 |
32 | 桂子がホレた女の子!オ、オレか〜! | 扇澤延男 | かわむらあきお | 山崎浩司 | かわむらあきお | 11月16日 |
33 | 小悪魔の魔法に勝つか!?変態パワー! | 吉村元希 | 大原実 | 佐土原武之 | 岩佐裕子 | 11月23日 |
34 | 必見・恵のエプロン姿!!料理対決だ! | まさきひろ | 奥脇雅晴 | 池田重隆 | 日向正樹 | 11月30日 |
35 | 源造、逃げられないゾ!セップクだ〜!! | 名村英敏 | 山内東生雄 | 内田シンヤ | 12月7日 | |
36 | 浴衣姿のメグちゃん、何で逃げるの〜 | 笹野恵 | 奥脇雅晴 | 辻泰永 | をがわいちろを | 12月14日 |
37 | 大和撫子杯(1) 運命のパートナーは誰だ!?藤木、鷹を見る | 扇澤延男 | かわむらあきお | 粉川剛 | 12月21日 | |
38 | 大和撫子杯(2) ボクサーパンチが何だ!華麗に舞うメグ! | 亀垣一 | 佐土原武之 | 岩佐裕子 | 2003年 1月4日 | |
39 | 大和撫子杯(3) 恵VS桂子 幽霊バトルだ〜! | 奥脇雅晴 | 池田重隆 | 日向正樹 | 1月11日 | |
40 | 大和撫子杯(4) 柳沢の逆襲 大丈夫、俺女じゃないから‥ | まさきひろ | 大原実 | 山内東生雄 | 内田シンヤ | 1月18日 |
41 | 大和撫子杯(5) 美木怒る 何が男よ、恵のバカー! | 久城りおん | をがわいちろを | 1月25日 | ||
42 | 大和撫子杯(6) 俺は強いぜ、泣いたふりクラッシュで決着だ〜! | かわむらあきお | 畠山茂樹 | かわむらあきお | 2月1日 | |
43 | 王子様とデート!?メグがお姫様〜!? | 名村英敏 | 辻泰永 | 中路景子 | 2月8日 | |
44 | カッパカッパ藤木!?真夏の海に人魚を見た! | 奥脇雅晴 | 池田重隆 | 日向正樹 | 2月15日 | |
45 | 石割り武士、美木が欲しけりゃ俺を倒してけ! | ひいろゆきな | 佐土原武之 | 本橋秀之 | 2月22日 | |
46 | 修学旅行だ!告白だ!ラブコメ武士だ〜?! | 大原実 | 辻太輔 | をかわいちろを | 3月1日 | |
47 | 俺は美木の王子様ダ! 行くぞ源造馬(シルバー)〜!! | 遠藤克巳 | 江島泰男 | かわむらあきお | 3月8日 | |
48 | 岳山ゲーム開始!藤木『愛』のバクハツだ〜!! | 奥脇雅晴 | 池田重隆 | 日向正樹 | 3月15日 | |
49 | 囚われた美木の心に届け、石割り力(パワー)!! | 扇澤延男 | 辻泰永 | 岩佐裕子 | 3月22日 | |
50 | KISS 魔法が解けるゾ!天使は♂or♀? | 久城りおん | 本橋秀之 | 3月29日 |
視聴率
- 最高視聴率:4.1%
- 最低視聴率:1.6%
- 平均視聴率:2.7%
放送局
放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 系列 | 備考 |
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関東広域圏 | テレビ東京 | 2002年4月6日 - 2003年3月29日 | 土曜 24:50 - 25:20 | テレビ東京系列 | 制作局 |
大阪府 | テレビ大阪 | 土曜 25:25 - 25:55 | |||
日本全域 | BSジャパン | 2002年4月7日 - 2003年3月30日 | 日曜 24:30 - 25:00 | BSデジタル放送 | |
福岡県 | TVQ九州放送 | 2002年4月8日 -2003年3月31日 | 月曜 26:20 - 26:50 | ||
岡山県 香川県 |
テレビせとうち | 2002年4月9日 - 2003年4月1日 | 火曜 25:35 - 26:05 | ||
愛知県 | テレビ愛知 | 2002年4月10日 - 2003年4月2日 | 水曜 25:55 - 26:25 | ||
北海道 | テレビ北海道 | 水曜 26:25- 26:55 |
こぼれ話
テレビアニメ関係
- 大和撫子杯では、凶器(ナイフ)を使う暴力シーンや、暴行を匂わす台詞は大幅に変更された。
- 美木の婚約妨害編で公園での源造vs岳山を省略。
- 美木がいる部屋に辿り着いた小林がガードマンを倒すシーンを省略。
- 31話「密室のメグ! 〜」は原作では初期のエピソード。
- 恵の誕生日パーティーに藤木と安田と小林が来ていない。
- 小林家を訪れたメグ団が次々と隠れる話がない。
- 小林の過去話がない。
- 源造の柳沢探しの話がない。
- 礼子が再登場しない。
- カッパ本を含むアイテム入手の経緯は恵が説明。
- 藤木の母親が登場しない。
- 藤木が安田家で河童の試練を受ける事をその日のうちに決意。
- 小林の石割の話が一つにまとめられている。
- 岳山ゲームに坂月と流坂が不参加。
- 岳山ゲームが完全にアニメオリジナルストーリー。
- 恵は小悪魔に記憶を操作された元女ではなく本当に元男とも解釈される結末。
- アニメオリジナルのエピローグがある。
キャラクター関係
- エピローグでは藤木と良美や小林と美木が相思相愛となっている。
- 桂子は時折「K子」と呼ばれる事もあった。
- 前々作「今日から俺は!!」のキャラクターの登場。
外伝のストーリー
- 『週刊少年サンデー超』 2004年1月増刊号 2話掲載
- 夢のその先(藤木他主要メンバーのその後)
- 小悪魔
関連商品
刊行情報
- 天使な小生意気キャラクター 心理分析書
DVD
ノートリミング・ワイドスクリーン版。全13巻で、いずれも特典映像として「着せかえ恵ちゃん」シリーズ、封入特典として「オリジナルポストカード」が付いていた。
タイトル・巻数 | 発売日 | 収録話・収録時間 | 特典映像 |
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天使な小生意気 1 | 2002年 8月21日 |
第1話・第2話:48分 |
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天使な小生意気 2 | 9月21日 | 第3話 - 第6話:96分 |
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天使な小生意気 3 | 10月25日 | 第7話 - 第10話:96分 |
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天使な小生意気 4 | 11月21日 | 第11話 - 第14話:96分 |
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天使な小生意気 5 | 12月21日 | 第15話 - 第18話:96分 |
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天使な小生意気 6 | 2003年 1月21日 |
第19話 - 第22話:98分 |
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天使な小生意気 7 | 2月21日 | 第23話 - 第26話:98分 |
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天使な小生意気 8 | 3月21日 | 第27話 - 第30話:96分 |
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天使な小生意気 9 | 4月25日 | 第31話 - 第34話:98分 |
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天使な小生意気 10 | 5月21日 | 第35話 - 第38話:96分 |
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天使な小生意気 11 | 6月21日 | 第39話 - 第42話:98分 |
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天使な小生意気 12 | 7月25日 | 第43話 - 第46話:98分 |
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天使な小生意気 13 | 8月21日 | 第47話 -第50話:98分 |
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その他
- VHS:レンタル版 全13巻
- ゲーム:バンダイ プレイステーション専用ソフト「天使な小生意気」
脚注
外部リンク
- 天使な小生意気(東京ムービー)
- サンデーCM劇場(Media Player)
- サンデーCM劇場(QuickTime)
- 天使な小生意気ワールド(少年サンデー公式サイト内にあった保存キャッシュ)(インターネットアーカイブ)
- プレイステーション用ゲーム 天使な小生意気
- ↑ コミックス帯、ゲームソフトチラシ・サイトでも使用