大津サービスエリア
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テンプレート:高速道路施設 大津サービスエリア(おおつサービスエリア)は、滋賀県大津市の名神高速道路上にあるサービスエリアである。大津ICに併設されている。
概要
名神高速道路の部分開通(1963年7月16日)と同時に設置された日本初のサービスエリアであり、オープン当初は、駐車場とトイレのみの施設であった。
「名神高速道路起工の地」の案内表示板が駐車場内に設置されてある。上下線から、琵琶湖・大津市内を一望することができる。
米原方面と吹田方面の両方とも、SAからICに出ることはできるが、ICからSAに入ることはできない構造になっている。
大津IC→名神高速道路(上り線)と名神高速道路(上り線)→大津ICと大津SA→名神高速道路(上り線)ランプ内で平面交差している箇所があったが、2014年6月20日に立体交差の完成後は一旦停止せずに通行できるようになった[1]。
インフォメーション・FAXサービスは2004年9月30日に一度営業を終了したが、西日本高速道路サービス・ホールディングスになってから、2006年10月1日に上り線、2007年3月15日に下り線がリニューアルオープンと共にインフォメーション・FAXサービスが復活した。
かつてはガソリンスタンドも設置されていたが、2008年2月5日(厳密には2月6日午前0時)に草津PAに移転した。それまで京滋バイパス経由では大津SAを経由しないので給油できなかったが、ガソリンスタンドが草津PAに移転したことで給油が可能となった[2]。移転によりガソリンスタンドの間隔が従来の最大約150kmから約100kmに短縮された。移転した草津PAのガソリンスタンドのブランドは上下線とも大津SA時代と同じである[3]。
歴史
- 1963年
- 1977年12月6日 : 上り線施設の改良工事が完成。
- 2006年10月1日 : 上り線施設がリニューアルオープン。
- 2007年3月15日 : 下り線施設がリニューアルオープン。
- 2008年2月5日 : ガソリンスタンドが草津PAへ移転。
- 2013年4月18日 : 下り線施設が「パヴァリエ びわ湖大津」としてリニューアルオープン。
道路
施設
上り線(福井・岐阜・四日市・名古屋方面)
- 駐車場
- 大型 47台
- 小型 107台
- 二輪 8台
- トイレ
- インフォメーション・FAXサービス(平日8時00分-18時00分、土曜・日曜・祝日8時00分-20時00分)
- 携帯電話充電サービス
- 地下1階 レストラン(叶匠壽庵、平日10時00分-21時00分、土曜・日曜・休日7時00分-21時30分)
- スイーツ叶匠壽庵(平日10時00分-18時00分、土曜・日曜・休日9時00分-19時00分)
- 2階 スナック・ショッピング(グランビスタ ホテル&リゾート、24時間営業)
- レイクサイドコーヒー(小川珈琲、8時00分-20時00分)
- 自動販売機
- ハイウェイ情報ターミナル
下り線(京都・大阪・西宮・岡山方面)
- 駐車場
- 大型 28台
- 小型 112台
- 二輪 4台
- トイレ
- インフォメーション・FAXサービス(平日8時00分-18時00分、土曜・日曜・祝日7時00分-19時00分)
- 携帯電話充電サービス
- 2階 レストラン(近畿日本鉄道、10時00分-21時00分)バリアフリー化エレベーター付き
- 1階 スナック・ショッピング(24時間営業)
- 自動販売機
- ハイウェイ情報ターミナル
隣
脚注
- ↑ 名神高速道路 大津インターチェンジのランプ立体化が完成します! 西日本高速道路 2014年6月13日付
- ↑ 草津PAに移転する以前は、京滋バイパスを経由すると中国自動車道から来た場合に給油出来るのは西宮名塩サービスエリア通過後、阪和自動車道から来た場合に給油出来るのは岸和田サービスエリア通過後、名神高速道路なら多賀サービスエリア、新名神高速道路なら土山サービスエリアであった。
- ↑ 名神高速道路大津サービスエリア(上下線)給油所を草津パーキングエリア(上下線)へ移転します NEXCO西日本 2008年1月9日