国道362号
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国道362号(こくどう362ごう)は愛知県豊川市から静岡県静岡市葵区に至る一般国道である。
目次
概要
路線データ
一般国道の路線を指定する政令[1][2]に基づく起終点および経過地は次のとおり。
- 起点: 豊川市(馬場町交差点=国道151号交点)
- 終点: 静岡市[注釈 1](葵区・常磐町2丁目交差点=国道1号交点)
- 重要な経過地:静岡県引佐郡三ケ日町[注釈 2]、同郡細江町[注釈 2]、同郡引佐町[注釈 2]、浜北市[注釈 2]、天竜市[注釈 2]、同県周智郡春野町[注釈 2]、同県榛原郡中川根町[注釈 3]
- 路線延長: 158.3 km(実延長151.2 km、現道147.9 km)[3][注釈 4]
- 静岡県区間: 38.2 km(実延長38.2 km、現道38.2 km)
- 静岡市区間: 27.3 km(実延長25.8 km、現道25.6 km)
- 浜松市区間: 84.6 km(実延長79.1 km、現道76.0 km)
- 岐阜県区間: 8.1 km(実延長8.1 km、現道8.1 km)
- 指定区間: なし[注釈 5][4]
路線状況
バイパス
- 宮口バイパス
- 浜松市北区新都田から浜北区尾野にかけての狭隘区間を北に迂回する。2009年(平成21年)10月に麁玉中学校北側から尾野までが供用開始され、残りの区間も事業中。
- 青部バイパス
- 狭隘な川根本町元藤川の小井平地区から同町崎平までの区間を、大井川対岸の青部地区を経由してショートカットする。2003年(平成15年)12月に青部 - 崎平の第1期区間が開通し、元藤川 - 青部の第2期区間(平成20年代後期完成予定)も整備中である。
- 本川根静岡バイパス
- 川根本町東藤川から静岡市葵区にかけての狭隘な山越え区間を川根本町側より整備中。2007年(平成19年)4月現在、馬路トンネル手前までが供用されている。
通称
- 本坂街道(豊橋市)
重複区間
- 国道301号(浜松市北区三ヶ日町・高橋交差点-東天王交差点)
- 国道257号(浜松市北区・金指西交差点 - 細江町三和)
- 国道152号(浜松市天竜区・山東交差点 - 浜松市浜北区・根堅交差点)
- 国道473号(浜松市天竜区・山東交差点 - 川根本町・瀬沢交差点)
道路施設
道の駅
- いっぷく処横川(浜松市天竜区)
- フォーレなかかわね茶茗館(川根本町)
地理
- 豊川市 - 浜松市北区細江町気賀の区間は江戸時代に姫街道と呼ばれていた。
- 浜松市北区三ケ日から天竜区二俣町の区間は天竜浜名湖鉄道天竜浜名湖線とほぼ並行している。その後、天竜川支流気田川沿いに北上。
- 愛知県と静岡県の境である本坂峠の区間は、山越えの隘路と、本坂トンネルの2種類がある。
- 浜松市天竜区春野町気田 - 川根本町下長尾においては山間部を通過し、幅員の狭い区間が続く。そのため林道のような隘路も多い。大井川に面してからは右岸を北上し、比較的道が広い。千頭付近から再び山越えの区間となり、次第に隘路となる。
- 静岡市葵区昼居渡からは安倍川支流藁科川に沿って南下(藁科街道)、幅員が広くなる。羽鳥地区を経て静岡の市街地に入る。
通過する自治体
交差する道路
- 国道151号(豊川市)
- 国道301号(浜松市北区三ヶ日町)
- 東名高速道路(三ヶ日IC、浜松市北区) - 静岡県道85号三ヶ日インター線を通じて接続)
- 国道257号(浜松市北区)
- 国道152号(浜松市天竜区)
- 国道473号(川根本町)
- 国道1号静清バイパス(静岡市葵区)
- 国道1号(静岡市葵区)
脚注
注釈
出典
関連項目
外部リンク
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- ↑ 一般国道の路線を指定する政令の最終改正日である2004年3月19日の政令(平成16年3月19日政令第50号)に基づく表記。
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