国道194号
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国道194号(こくどう194ごう)は、高知県高知市から愛媛県西条市に至る一般国道である。
目次
概要
高知側からは、かつての本川村域(現在のいの町域)の手前までは仁淀川やその支流に沿った快適なドライブルートであるが、東西方向に横たわる四国山地に突き当たると、急に山岳ルートに変貌する。特に、寒風山越えは狭隘な幅員に急カーブの連続する悪路であったが、高知県と愛媛県との県境の寒風山トンネルが開通して完全片側1車線化されたことにより、交通事情は劇的に改善した[1]。高知県中央部と愛媛県東予とを結ぶ最短ルートとして知られている。西条市の山奥では極めて急峻な崖の下を通っており、2004年に台風による土砂崩れが発生して道路が土砂に埋まってしまったが、これを復旧するには長期間を要するために、民家へと下る既設の道を利用し、狭窄部の手前には信号機を設け、鉄道で言うところの単線方式で(大型車同士の行き違いが難しいため)仮復旧して対応した。
路線データ
一般国道の路線を指定する政令[2][注釈 1]に基づく起終点および経過地は次のとおり。
- 起点 : 高知市(県庁前交差点=国道32号・国道55号終点、国道33号・国道56号・国道195号・国道197号・国道493号起点)
- 終点 : 西条市(加茂川橋交差点=国道11号交点)
- 重要な経過地 : 高知県吾川郡伊野町[注釈 2]、同郡吾北村[注釈 2]
- 路線延長:88.9 km(実延長76.9 km、現道76.0 km)[3][注釈 3]
- 高知県区間 : 70.7 km(実延長58.7 km、現道57.8 km)
- 愛媛県区間 : 18.2 km
- 指定区間 : 国道33号と重複する区間[4]
歴史
現行の道路法(昭和27年法律第180号)に基づく国道として初回指定された1953年(昭和28年)では、高知徳島線として指定されていた[5]。1963年(昭和38年)に一級国道55号への昇格に伴って欠番となり、同日新たに指定された高知西条線に採番された[6][7]。
年表
- 1963年(昭和38年)4月1日
- 1965年(昭和40年)4月1日
- 道路法改正により一級・二級区分が廃止されて一般国道194号として指定施行[8]。
- 1999年(平成11年)4月17日
- 2002年(平成14年)年3月
- 大樽トンネル(愛媛県)の供用開始により全線改良(2車線化)が完了[9]。
路線状況
重複区間
- 国道33号(起点 - 吾川郡いの町)
- 国道439号(いの町下八川 - 上八川下分)
地理
通過する自治体
交差する道路
- 国道32号、国道56号(高知市・県庁前交差点)(※国道32号重複=国道55号、国道195号、国道493号)(※国道56号重複=国道197号)
- 国道33号(吾川郡いの町・仁淀川橋東詰)
- 国道439号(いの町下八川)
- 国道439号(いの町上八川下分)
- 国道11号(西条市・加茂川橋交差点)
道路施設
トンネル
橋梁
- 中野大橋
道の駅
- (名前の由来は、国道194号と439号の重複区間にあることから、194+439=633である。)
- 木の香(高知県いの町)
※愛媛県側にはない
脚注
注釈
出典
関連項目
外部リンク
- 国土交通省四国地方整備局
- 高知河川国道事務所 : 高知県の指定区間(国道33号重用区間)を管理。
- 高知県
- 中央西土木事務所 : 吾川郡いの町の指定区間外を管理。
- 愛媛県
- 東予地方局 : 愛媛県の区間を管理。
- ↑ 1.0 1.1 テンプレート:Cite web
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- ↑ テンプレート:Cite web
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- ↑ テンプレート:Wikisource-inline
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- ↑ 7.0 7.1 引用エラー: 無効な
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」という名前の引用句に対するテキストが指定されていません - ↑ 一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)
- ↑ テンプレート:Cite web
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