北小谷駅
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北小谷駅(きたおたりえき)は、長野県北安曇郡小谷村大字北小谷字向平にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)大糸線の駅である。
大糸線では長野県最北の駅で、国鉄時代はここまでが長野鉄道管理局の管内だった。
駅構造
糸魚川方面に向かって右側に単式1面1線ホームを持つ地上駅(停留所)。糸魚川地域鉄道部管理の無人駅となっている。駅舎は糸魚川寄りに設置されているが、自動券売機は置かれていない。
元々交換設備のない停留所であったが、シュプール号の運転に合わせて交換設備が設置された。シュプール号の乗り入れ中止に伴い、交換設備が撤去され停留所に戻っている。
駅周辺
下寺の集落が、駅に隣接する国道を糸魚川方面に進み、姫川に掛かる橋を渡った1km程度先にある。
風吹大池を経由しての白馬岳登山の下車駅である。
路線バス
歴史
- 1957年(昭和32年)8月15日 - 国鉄大糸線 中土駅 - 小滝駅間延伸と同時に開業。旅客・貨物の取扱を開始。
- 1973年(昭和48年)12月15日 - 貨物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。
- 1995年(平成7年)7月12日 - 集中豪雨(7.11水害)により、駅構内が土石流の流入により埋没。約2年間にわたり復旧作業が行われた。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color大糸線