小滝駅
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小滝駅(こたきえき)は、新潟県糸魚川市大字小滝字尾巻にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)大糸線の駅。
駅構造
糸魚川方面に向かって左側に単式1面1線のホームを持つ地上駅(停留所)。駅舎が南小谷寄りにあるが無人駅(糸魚川地域鉄道部管理)となっており、自動券売機は設置されていない。
かつては1面2線の島式ホームを持ち、定期列車とシュプール号など臨時列車の行き違いにも使われたが、その後は駅舎反対側の1線のみ使用される状況となり、信号機の使用中止を経た2006年(平成18年)12月上旬時点で駅舎側の線路が一部撤去され、2007年(平成19年)6月時点で撤去が完了している。ただし、構内踏切の部分にはごく短いレールが残る。
利用状況
1日の平均乗車人員は以下の通りである。[1]
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 一日平均乗車人員 |
2004 | 4 |
2005 | 2 |
2006 | 2 |
2007 | 2 |
2008 | 2 |
2009 | 2 |
2010 | 2 |
2011 | 2 |
2012 | 2 |
駅周辺
近くに住宅はないが、西へしばらく行くと集落が存在。
- 小滝川ヒスイ峡(国指定天然記念物小滝川硬玉産地)
- 高浪の池
- 黒部川電力姫川第六発電所
- 東京発電小滝川発電所
- ウッドストック 薪製作所・保管場所(後藤組発祥の地)
- 小滝物産店 ヒスイ加工(新鉱物発見に貢献)
歴史
- 1935年(昭和10年)12月24日 - 国有鉄道大糸北線が根知駅から延伸し、その終着として開業。旅客・貨物の取扱。
- 1957年(昭和32年)8月15日 - 当駅から大糸南線中土駅までの区間が開業し、松本駅 - 中土駅 - 当駅 - 糸魚川駅間が大糸線となる。これを以って途中駅となる。
- 1981年(昭和56年)11月20日 - 貨物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
- 1995年(平成7年)7月12日 - 7.11水害の発生により同年8月31日まで不通区間となる。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color大糸線