加悦町
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
加悦町(かやちょう)は、京都府の丹後半島内陸部に位置していた町である。
2006年3月1日、隣接の与謝郡岩滝町、野田川町と新設合併し、与謝郡与謝野町となった。町役場は支所及び議会棟となっている。
以下は加悦町があった当時の記述である。
古くから丹後ちりめんの町として知られ、また、背後の大江山から太平洋戦争中に、兵器に不可欠なニッケルを採鉱し、日本海に面した岩滝町の精錬場まで運搬した加悦鉄道があったところである。
目次
地理
隣接している自治体
歴史
沿革
- 名和長年の弟の子孫(加悦氏)が領主となり開拓したことに始まる。
- 1889年(明治22年)4月1日:町村制施行に伴い与謝郡加悦町、与謝村、桑飼村が成立。
- 1954年(昭和29年)12月1日:旧加悦町、与謝村、桑飼村の1町2村が合併し現在の加悦町になった。
- 2006年(平成18年)3月1日:与謝郡岩滝町、野田川町と対等合併し、与謝野町となる。
行政
- 町長:小西英雄(2002年12月から)
経済
産業
主な立地企業
地域
病院・診療所
子育て支援
保育所
教育
幼稚園
- 加悦聖三一幼稚園(私立)
小学校
中学校
※町内に高等学校、特別支援教育を行う学校、大学はない。
交通
鉄道路線
- 最寄り駅:北近畿タンゴ鉄道宮津線 野田川駅
バス
- 丹海バスが走っている。
道路
- 一般国道
- 都道府県道
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
電気
才賀藤吉が1910年(明治43年)1月に事業許可を受け、7月丹後電気[1]を設立し発電所(瓦斯力、出力75kw)を建設。1911年(明治44年)8月に事業開始したが[2]、1912年(明治45年)7月に宮津電燈、丹波電気、丹後電気三社合併し、両丹電気へ社名変更した[3]
出身有名人
脚注
- ↑ 『日本全国諸会社役員録. 明治44年』(国立国会図書館近代デジタルライブラリー)
- ↑ 『電気事業要覧. 第〔5〕回』(国立国会図書館近代デジタルライブラリー)
- ↑ 『電気事業要覧. 第8回』(国立国会図書館近代デジタルライブラリー)
関連項目
外部リンク
このページはウィキプロジェクト 日本の市町村のテンプレートを使用しています。