備前一宮駅
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備前一宮駅(びぜんいちのみやえき)は、岡山県岡山市北区一宮にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)吉備線の駅である。
駅構造
総社方面に向かって右側に単式ホーム1面1線を有する地上駅(停留所)。以前は交換設備(行き違い設備)があったが撤去されている。よって、総社方面行きと岡山方面行きの双方が同一ホームに発着している。なおホームには近くの山にある古墳から運ばれた石棺の蓋が置かれている。
岡山駅管理の無人駅。ICOCA利用可能駅であり、ICOCAの相互利用対象であるPiTaPa(スルッとKANSAI協議会)も利用可能。2008年(平成20年)に初代駅舎を取り壊し、新駅舎が竣工された。その中に簡易型の自動改札機や、自動券売機が置かれている。年末年始など、乗降客数の多い日には臨時に職員が配置されることがある。
利用状況
1日の平均乗車人員は以下の通りである[1]。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
1999 | 925 |
2000 | 929 |
2001 | 937 |
2002 | 922 |
2003 | 966 |
2004 | 661 |
2005 | 652 |
2006 | 638 |
2007 | 801 |
2008 | 825 |
2009 | 820 |
2010 | 830 |
2011 | 821 |
駅周辺
歴史
ファイル:備前一宮駅.jpg
2008年10月まで使用された初代駅舎(2003年2月15日)
- 1904年(明治37年)11月15日 - 中国鉄道吉備線開業と同時に一ノ宮駅として開業。
- 時期不明 - 一宮駅に改称。
- 1916年(大正5年)2月1日 - 備前一宮駅に改称。
- 1944年(昭和19年)6月1日 - 中国鉄道の鉄道部門が国有化され、国有鉄道吉備線の駅となる。
- 1971年(昭和46年)11月1日 - 無人駅化(簡易委託駅化)。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。
- 1989年(平成元年)3月 - 簡易委託駅から業務委託駅に昇格。
- 2004年(平成16年)4月1日 - 業務委託駅から無人化。
- 2007年(平成19年)
- 2008年(平成20年)
- 10月下旬 - 初代の木造駅舎取り壊し。
- 12月 - 2代目駅舎の使用を開始。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color吉備線
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:吉備線- ↑ 出典:岡山県統計年報