佐土原駅
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テンプレート:駅情報 佐土原駅(さどわらえき)は、宮崎県宮崎市佐土原町下田島にある、九州旅客鉄道(JR九州)・日本貨物鉄道(JR貨物)日豊本線の駅である。
駅構造
駅舎に接した単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の合計2面3線を有する地上駅で、ホーム間の連絡には跨線橋を使う。主に島式ホーム(2・3番線)を使用するが、当駅始発・終着の気動車列車は単式ホーム(1番線)を使用する(1番線はかつて妻線が使用していたが、現在は車止めが設置されており延岡方面へ進むことはできない)。
JR九州鉄道営業が駅業務を行う業務委託駅で、マルスは無いがPOS端末が設置されている。
のりば
1 | テンプレート:Color日豊本線 | (下り) | 宮崎方面(当駅発着の列車) |
2 - 3 | テンプレート:Color日豊本線 | (上り) | 高鍋・延岡・大分・小倉・博多方面 |
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(下り) | 宮崎・宮崎空港方面 |
佐土原オフレールステーション
佐土原オフレールステーション(略称:佐土原ORS)は、JR貨物佐土原駅に属し、駅舎北側にあるコンテナ集配基地である。コンテナ貨物(12フィートコンテナのみ)を取り扱っており、貨物列車代替のトラック便がここと延岡駅との間で1日22往復運行されている。なお、駅舎の中にはJR貨物宮崎営業所が入っている。
かつては宮崎駅の構内に「宮崎コンテナセンター」があり、同様にトラック便による輸送が行われていた。同駅の高架化に伴いその機能が当駅に移されることとなり、1991年(平成3年)7月に当駅の貨物取扱が復活し貨物列車が発着するようになったが、1998年(平成10年)10月には貨物列車が廃止され自動車代行駅となった。なお、2006年(平成18年)4月より、コンテナ基地の名称がオフレールステーションとなっている。
利用状況
- 2011年度の1日平均乗車人員は954人(前年度比±0人)である。
乗車人員推移 | |
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年度 | 1日平均人数 |
2001 | 995 |
2002 | 984 |
2003 | 1,017 |
2004 | 1,018 |
2005 | 1,048 |
2006 | 1,007 |
2007 | 1,006 |
2008 | 1,010 |
2009 | 994 |
2010 | 954 |
2011 | 954 |
駅周辺
- 宮崎市役所佐土原総合支所(佐土原町合併特例区事務所)
- 宮崎市立広瀬小学校
- 宮崎市立広瀬中学校
- 広瀬郵便局
- 宮崎市立久峰中学校
- 宮崎県立佐土原高等学校
- 宮崎市立広瀬北小学校
- 久峰総合公園 - サクラの名所
- ハイビスカスゴルフクラブ - ゴルフ場
- 宮崎国際ゴルフクラブ - ゴルフ場
- 宮崎サンシャイン国際ゴルフクラブ - ゴルフ場
- 宝塔山公園 - サクラの名所
- 国道10号
- 伊勢化学工業宮崎工場・佐土原鉱山
歴史
- 1920年(大正9年)9月11日 - 国有鉄道日豊本線の広瀬駅(ひろせえき)として開業。
- 1965年(昭和40年)7月1日 - 2代目となる佐土原駅に改称。これに先んじて1965年6月1日に、妻線の佐土原駅(初代)が西佐土原駅に改称された。
- 1984年(昭和59年)2月1日 - 貨物の取扱を廃止。
- 1984年(昭和59年)12月1日 - 妻線廃止。
- 1985年(昭和60年)3月14日 - 荷物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR九州の駅となる。
- 1991年(平成3年)7月31日 - JR貨物の駅が開業。
- 1998年(平成10年)10月3日 - 貨物列車の設定廃止。
- 2006年(平成18年)4月1日 - JR貨物の駅がオフレールステーションとなる。
隣の駅
廃止区間
- 日本国有鉄道
- 妻線
- 佐土原駅 - 西佐土原駅